function googleTranslateElementInit() {
new google.translate.TranslateElement({pageLanguage: 'ja', layout: google.translate.TranslateElement.InlineLayout.HORIZONTAL, gaTrack: true, gaId: 'UA-78908602-1'}, 'google_translate_element');
}
</script><script type="text/javascript" src="//translate.google.com/translate_a/element.js?cb=googleTranslateElementInit"></script>
オッポクとチョボク
韓国ドラマは主人公の活躍を追っていく楽しさもさることながら、脇役陣の存在感ある演技も決してあなどれない。むしろ、こっちの方がひそかな楽しみとなるケースも多い。
演出陣もそのへんを心得ているから、彼らにも期待をこめて見せ場を用意していく。
として登場するオッポク(コン・ヒョンジン)とチョボク(ミン・ジア)も、与えられた役どころをしっかりこなしてドラマ感動をより深めてくれた。
愛と純粋さで言うなら、イ・テギル(チャンヒョク)とソン・テハ(オ・ジホ)の間で板ばさみの愛に苦しむイ・ダヘ演じるキム・ヘウォン(オンニョン)より、同じとしてひとつの目的に向かうオッポクとチョボクの愛の方が純粋で清々しい。
のオッポクは妻子(妻とウンシル)を連れて逃亡を図り、イ・テギルらに捕まって都に連れ戻される。妻子と離れ離れにされてしまう。
職業柄で無慈悲を通している推奴のテギルは裏で善良な顔を持っていた。少女のウンシルが主人の夜伽をさせられることになって、オッポクたちは決死の逃亡を企てたのだった。
それを知ったテギルは主人の生贄になる晩、屋敷に出向いてウンシル母子を助け出す。草鞋銭を与え、自分の師匠だったチャッキ(盗賊の首領)の元(梁山泊みたいな砦)へ向かわせる。そこはにとって天国のような場所だった。
オッポクとチョボクらは「堕落した今の世をひっくり返そう」と説く若きリーダー(武人)のもと、両班狩りを成功させ続け、都中を震え上がらせていた。
オッポクはリーダーのやり口に納得いかない面も感じていたが、両班狩りの成功が続いて仲間はすっかり彼を信頼している。疑いを覚えつつも仲間とのつながりをオッポクは大事にした。
ドラマの仕上げ、すなわち、この物語全体を陰険な闇で覆っている権化、悪の親玉(黒幕)を葬り去る役割が与えられているのは、イ・テギルやソン・テハの主役サイドではない。
虎を狩った経験を持つオッポクだ。
正義の戦いと信じた「両班狩り」は政争の具に利用され、仲間らは反乱者となって抹殺された。
オッポクは何丁もの火縄銃を抱え、死を覚悟で宮殿への突進を試みる。
火縄銃での突進はないだろう、と思ってはいけない。ドラマを見ている人たちはすでに火縄銃でもいいから、宮中の悪い奴を一掃してくれの思いが強くなっている。
イ・テギルやソン・テハが、宮殿とは遠い地で命を守るのが手いっぱいの状況とあれば致し方のない流れだ。
オッポクは「両班狩りのあの方」と謀略の親玉(左議政)を始末して生涯を閉じる。
このドラマで視聴者にもっともカタルシスが生まれたのはここだったのではあるまいか。
このドラマの裏ヒーローと呼んでも差し支えないように思う。
自分が感動したのはもちろんここだが、その感動をさらに深めてもらったのは、チャッキの砦に火縄銃を持ってたどり着き、ウンシルに出会ったシーンだった。そこでチョボクは何ともいえない親愛の笑顔をウンシルに向ける。
彼女はウンシルを知っていたのだ。
オッポクは自分の家族についてきちんとチョボクに話してあったようである。兄貴分(チョン・ジホ)を失って泣き喚いているテギルを撃ち殺さなかったのもそうだが、オッポクの人間味はイ・テギルにも劣らぬものだったと言えそうである。
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','https://www.google-analytics.com/analytics.js','ga');
ga('create', 'UA-78908602-1', 'auto');
ga('send', 'pageview');
ga('create', 'UA-XXXX-X');
ga('require', 'linkid');
ga('send', 'pageview');
</script>
最新の画像もっと見る
最近の「韓国ドラマ他」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- Weblog(2433)
- A-PINK(241)
- 「aespa(エスパ)」(106)
- AOA(77)
- 「NewJeans(ニュージーンズ)」(33)
- 2NE1(46)
- 「TWICE」(452)
- GFRIEND(141)
- 韓流スター(アイドル)の噂(10)
- K-POPガールズ(853)
- 「Le Sserafim(ルセラフィム)」(57)
- NMIXX(14)
- K-POPボーイズ(126)
- OH MY GIRL(23)
- BLACKPINK(410)
- IVE(165)
- 防弾少年団(448)
- Red Velvet(64)
- (G)I-DLE(60)
- IZ*ONE(351)
- STAYC(ステイシー)(29)
- AOA (English)(54)
- K-POP(558)
- K-POP Boys (English)(7)
- IU(35)
- T-ARA(34)
- KARA(303)
- 少女時代(874)
- 2NE1 (English)(50)
- Korean "30 but 17"(14)
- New Jeans (English)(28)
- Korean drama "Legend of the Blue Sea"(157)
- Red Velvet(English)(52)
- Korean drama(11)
- IZ*ONE (English)(284)
- BTS(防弾少年団)(138)
- Apink (English)(177)
- Hallyu/Others(2)
- K-POP (English)(79)
- K-POP Girls (English)(666)
- Korean Entertainment (English)(3)
- GFRIEND (English)(135)
- BLACKPINK(English)(302)
- Girls' Generation (English)(545)
- IVE (English)(96)
- KARA (English)(170)
- TWICE (English)(292)
- aespa (English)(28)
- Le Sserafim (English)(21)
- (G) I-DLE (English)(42)
- Korean drama "You're Beautiful"(247)
- 韓国ドラマ「ただひとつの愛」(58)
- 韓国ドラマ他(556)
- 韓国ドラマ 「春のワルツ」(22)
- 韓国ドラマ「朱蒙」(57)
- 韓国ドラマ「ファンタスティックカップル」(136)
- (ドラマ)マッスルガール(40)
- 「イケメン(美男)ですね」(246)
- SNショット(6)
- 韓国ドラマ「頑張れ!クムスン」(164)
- 韓国映画「ビューティー・インサイド」(22)
- 韓国ドラマ「秘密」から(6)
- 韓国ドラマ「上流社会(全16話)」(11)
- 韓国ドラマ「病院船」(218)
- 韓国ドラマ「30だけど17です」(209)
- 韓国ドラマ「プレーヤー」から(79)
- 韓国ドラマ「青い海の伝説」(255)
- エッセイ(35)
- 韓国ドラマ「IRIS――アイリス」(39)
- スポーツ(5)
- チャン・グンソク(34)
- 陽だまり(3)
- 散策とドライブ(1)
- 韓流タウン(1)
- キムヨナ(275)
- ときわ荘のぼんくら談義(18)
- 芸能・音楽(135)
- フィギュアスケート(143)
- スポーツ(48)
- マイタウン・マイストリート(2)
- 将棋(195)
- エッセイ(110)
- 歴史(10)
- 日記(12)
バックナンバー
2005年
人気記事