雨の記号

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諫早日出緒

韓国ドラマ「シンイ-信義-」天門くぐりの魔法

2017-04-23 15:33:00 | 韓国ドラマ他
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 韓国ドラマが好きでまあまあの数を見てきている。
 歴史、シリアス、ラブコメ等、ジャンルにこだわらずに楽しんでいる。
 ”abemaTV”の韓流コンテンツから「製パン王キムタック」の最終話を見た。一度全話を見終えている。だが、親子の絆をめぐり涙と感動の多い場面がなつかしくて、今回も時々見ていた。このドラマは最終話を見ないとすっきり感を覚えない。今朝は早起きして見た。


 別のドラマの最終話もまた見たくなり、イ・ミンホとキム・ヒソン共演の「シンイ-信義-」をハードディスク内からラストの2話を引っ張って視聴した。
 魯国(ノグク)公主を連れて元から帰還した恭愍(コンミン)王は、キ皇后(元)の弟キ・チョル(徳成府院君)に支配されていた高麗皇宮内の掌握にチェ・ヨンらの働きで成功する。
 宮廷を襲撃して内典医寺の侍医チャン・ビンらを殺害したとして、恭愍(コンミン)王はキチョル捕縛の命を出す。
 しかしキチョルは主だった配下を伴い自ら皇宮に出頭してくる。抵抗もせずに牢にぶちこまれる。
 ウンスの居所を突き止めて捕まえ天門をくぐる案内をさせるため、キチョルのめぐらした策略だった。
 


 一方、ウンスは徳興君から浴びた毒針攻撃によって、命の危機にさらされていた。高熱が出て天門が開く時まで身体が持たないと悟ったウンスは、一か八かの賭けに出る。毒薬をつくりそれで体内の毒と戦おうというのだった。
 しかしチェ・ヨンは心配した。
「まだ10日もある。危険な治療をしないでそれまで耐えられないですか? 自分のできることは何でもしてあげるから」
 と。
 ウンスは首を振った。
「高熱が出てからでは遅いの。微熱のうちに何とかしないと。大丈夫よ。きっとうまくいく。協力していただける? 毒薬を飲めば一晩中高熱で魘されると思う。ただ、高熱が長引けば危険だから、朝になっても熱が引かないようなら、薬を用意しておくから熱さましをかけてほしいの」
 夜中の看護をお願いするウンスに、チェ・ヨンは叔母のチェ尚宮を見て言った。
「朝まで付き添うのは俺に任せてくれ」

 キチョルは、別の牢屋に閉じ込められている舎弟の千音子(チョヌムジャ)らに、ひそひそ声で手筈通り動けと指示を出している。指示を聞き取る千音子は犬なみの聴覚を持っている。
 時が経過して早朝、宮廷にもぐりこんでいるキチョルの私兵が動き出した。牢番を襲ってカギを奪い、火手引(ファスイン)や千音子を牢から脱出させる。火手引と千音子の二人はウンスの居場所とウンスの持ち物を探して行動を始める。前に立ちふさがる官兵は次から次に倒されていった。


 笛が鳴り、ウンスに付き添ってるチェ・ヨンのところにオ・テマンが伝令で飛び込んでくる。
「大変です。キチョルが王様の前に現れて暴れています」
 チェ尚宮はチェ・ヨンに言った。
「ここは任せてすぐ行きなさい」

「キチョル。お前は天をも恐れぬ謀反を企て大罪を犯した」
 キチョルは恭愍(コンミン)王の言葉を笑い、かかってくる近衛兵(赤月隊)を蹴散らした。
 チェ・ヨンは恭愍(コンミン)王のいる部屋に駆け付けた。近衛兵(赤月隊)が王を守り、キチョルとにらみ合っている。
 チェ・ヨンは握れない剣を握り、キチョルの前に立ちはだかった。幾度か刀を弾かれて取り落としながらキチョルと剣で渡り合った。
 チェ・ヨンに自分の剣を折られたところで、キチョルは薄笑いを浮かべた。
「いい時間つぶしになった。そろそろ失敬する」
 そう言い残して背を返した。
「追うな」
 近衛兵が追おうとするのをチェ・ヨンが止めた。



 チェ・ヨンがキチョルと戦っている間にウンスはキチョル配下の手で連れ去られた。オ・テマンの報告を受けてチェ・ヨンはすぐにウンスの後を追った。
 
 拉致して「一緒に行ってくれ」と頼み込んでくるキチョルに、ウンスは天門について説明するくだりがある。
 「チェ・ヨン隊長は出かけて行ってこの場所に戻ってきたけど、誰もがくぐっていけるかどうかもわからない。それにあの門はどこの時代に通じているかもわからないのです。それでもいいのですか?」
「構いません」
「…」

 ウンスはハングル語で「大丈夫よ」の手がかりを残した。スリバンの力も借りながらチェ・ヨンはキチョルたちの居場所を探し当てた。
 チェ・ヨンは一人でキチョルたちの隠れ家を襲撃した。乱闘が始まり、キチョルはウンスにいう。
「ここにはいられない。場所を変えよう」
 ウンスはチャンスとばかり護身用の短刀でキチョルに切りつけて逃げ出した。
 千音子など側近を片付け、キチョルを追おうとしてチェ・ヨンの前にウンスが立った。


 
 ここからステージは大きな樹木のそばに移る。何だろう、この木は…? 松ではなさそうだ。ツガの木か? 針金を巻いてつくった盆栽みたいに見事な枝ぶりだ。
 チェ・ヨンとキチョルのウンスをめぐる最後の戦いはここで始まり、氷功の使い手キチョルがチェ・ヨンを凍り付かせて勝利を握る。ウンスとの約束を果たせず、無念の思いで死を意識するチェ・ヨン…。
 最後の切符を握ったとばかり、ウンスを引っ張って天門をくぐろうとするキチョンも体力も生命力も消耗していた。天門をくぐっていけなかったのはそのせいかどうかわからない。だが、ウンスに手をふりほどかれ、一人で天門を潜り抜けねばならなくなった時、キチョルは天門を潜り抜ける風圧に押し返された。入り口に押し戻された時点で天門の通路は閉ざされた。
 
 天門をくぐって現今の世界に舞い戻ったウンスは、ほとんどトンボ返りで医療器具や治療薬を持って再び天門をくぐった。
 しかしくぐってたどり着いた世界は頭に置いていたよりさらに100年ほど遡った時代だった。
 間違ってたどり着いたのはこの一回だったのかどうかはわからない。
 お遍路さんの格好で杖をついて歩いているところをみると、ずいぶん年取ったように見えるがそうではないかもしれない。方々を歩き回ったからそんないでたちになったのではないだろうか。



 チェ・ヨンに再会した時、そこは5年後の世界だったわけだが、ウンスもその通り5年後の年齢というのは妙な話だ。おそらく、チェ・ヨンよりもっと年取っているか、逆にあまり年をとっていないかだろう。
 その参考と言っては何だが、ウンスはチェ・ヨンとキチョルの激しい戦いの後、天門を通って現代に舞い戻ってきた。
 その時の病院の雰囲気である。ウンスのデスクは1日、せいぜい2日ほど留守にしたようにしか感じられなかった。
 もうひとつはラストシーンがウンスの背中を映して閉じていることである。
 邯鄲の夢という言葉もある。
 これはウンスの見た夢みたいなストーリーなんじゃないだろうか。5年後のチェ・ヨンの前に立つウンスはお遍路の格好で年取ってるように見えはするけど…
 5年過ぎた場所に出て、チェ・ヨンとウンスは年が並んだ。そんな印象である。
 チェ・ヨンは死ぬかも知れないラストの場面で、学会で講演する初見のウンスの姿を思い出している。あの時すでにウンスに目を奪われていたのだ。
 ウンスの方は逃げ出そうとしていて、抱き上げられて間近で見たチェ・ヨンに意外そうな表情で気持ちを落ち着かせる場面があった。それが同じような意味になるかもしれない。
 ずっと遡り、ウンスが街中の占い師に恋占いしてもらったところからこのストーリーの魔法は始まっていたかもしれない。
 ウンスの夢の混じりこんだストーリーなら、キチョルの天門くぐりも叶うはずはないわけである。



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