ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
歴史に触れ風景に感動し忘れていた何かを探したい。

仙台藩・鋳銭釜と大漁唄いこみ

2008年06月23日 12時59分59秒 | 仙台藩と伊達家のお話し
塩竈神社にある鋳銭釜です。



甑炉型(こしきろがた)

鋳銭釜

仙台藩の鋳銭事業は、幕府の許可を得て、寛永十四年(1637)に栗原郡三迫で
始まりましたが、詳細は不明です。 幕府はまもなくこれを禁じたようです。

その後も藩は再三に渉り幕府に鋳造願いを出し、享保十一年(1726)四月に領内産
、銅のみで鋳造することを条件に許可されました。

この時、北上川河口の水上交通の至便な石巻に鋳銭場を設置し、享保十三年(1727)
より鋳造を開始し明和(1764~1772)以降は、鉄銭も作るようになり、明治維新
まで続きました。

この鋳銭釜は、この石巻鋳銭場で使用されたものです。



享保13年(1728)から寛永通宝の鋳造が始まり
銭の裏面には、仙台藩での鋳造を示す「仙」「千」の
字を鋳した銭もあった。
寛永通宝の半分は領内で残り半分が江戸で売られ、藩財政を潤した。
 














エンヤ~ドット・エンヤ~ドット「松島~のさ~よ~瑞巖寺ほどの寺もないとえ~・・・・・」

よくご存知の「大漁唄い込み」または「斎太郎節」と呼ばれているものです。

これは、石巻にある伊達藩の鋳銭場(造幣所)で働いていた、斎太郎と言う者が

、ふとしたことからトラブルを起こし、その罪を問われて田代島(石巻市)に島流しにされてしまいました。

彼はその後この田代島で漁師をしながら余生を送るのですが、

その時に舟を操りながら歌ったのが「斎太郎節」であるといわれています。


周りの人々は、あの上手な唄は、誰が唄っているのだろう

斎太郎だ!斎太郎が唄っているのだ

そんなところから、斎太郎節(さいたらぶし)が生まれたと言われています。


この民謡は、「エンヤ~・ドット」の部分は、前唄の「ドヤ節」の一部

中唄が「斎太郎節」で後唄が「遠島甚句(としまじんく)」とし組唄になってます。

ですから、斎太郎節だけを唄って「大漁唄い込み」と呼ぶのは間違いです。

「遠島甚句」を続けて唄って「大漁唄い込み」となるわけですね。

子供の頃から耳にしている私は、自然に覚えてしまったようです。


「遠島甚句」
(ア ヨーイ ヨーイ ヨーイトナ)
ハア- 押せや押せ押せ ハア二丁にちょう櫓ろで押せや  押せば港みなとが アレサ近くなる(ア ヨーイ ヨーイ ヨーイトナ)

ハア- 三十五反たんの 帆ほを巻き上げて  行くよ仙台せんだい アレサいしの巻まき(ア ヨーイ ヨーイ ヨーイトナ)
  




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14 コメント

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ン十年前 (あーさん)
2008-06-23 18:14:39
民謡を習ったことがありますが、一番最初に習ったのがコレでした。
なんか銚子のよい民謡ですね♪

銅銭を鋳造してたなんて伊達家もたいしたものです。

奇しくも「政宗の娘」という小説を読み中です。
あーさんへ (ひー)
2008-06-23 18:31:43
おや! それはそれは光栄です。
娘とは、いろは姫ですか?
他にもいたでしょうけど・・気になりますね。
今の18代当主の娘は、一二三(ひふみ)のようです。
この間は・・ (meme)
2008-06-23 19:31:11
短篇小説・小説ブログへの参加もされたんですね!
クリックしておきますね!

この間は暗い話に付き合ってくださって
ありがとうございました。
なんとか復活しました。
頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。
そうです (あーさん)
2008-06-23 20:14:15
TVでは五郎八って書かれてましたね。

読み中の本では、いろは です。
memeさんへ (ひー)
2008-06-23 21:04:42
サンキューです。
片手間に妄想にふけようかと・・・
memeさんにも登場してもらうかも・・・
あーさんへ (ひー)
2008-06-23 21:05:47
正式には、五郎八ですね。
松島に墓があります。
あれっ (あーさん)
2008-06-23 21:36:10
小次郎が消えてしまったっ?

読了後、再UPですか。
そっか予告編だったんだぁ
あーさんへ (ひー)
2008-06-23 22:06:33
そうです。
感想文はチョットだけ別のところで・・・
さいたらぶし~ (維真尽(^^))
2008-06-23 22:29:16
なんですか (^^ゞ
さいたろうぶし かと思っていました

銅は融点が~何度くらいでしょうね
あの窯でいけるんですね  
ハイ調べました。 (ひー)
2008-06-23 22:41:58
銅の融点は約1085度ですが「融点降下」で800度位でも錫にとけていきます。まるで水に食塩が溶けるように。
「融点降下」とは・・・・・一般に純粋な物質より混合物の方が融点が低くなります。
だそうです。
でも、そんなこと考えなかった。
そこにあった、看板を信じました。
Unknown (虎龍)
2008-06-23 23:10:03
この歌はあまり知りませんが(聞いたことはあるかも)
へーと思いました。
いつも勉強になります。
小説見に行きますね^^
Unknown (桃源児)
2008-06-23 23:11:26
銅銭の鋳造、すごいことをやってたんですね。
藩札ならぬ藩銭みたいなものかと思っていたら、寛永通宝。
うーん、これはすごいかも。
虎龍さんへ (ひー)
2008-06-24 07:38:45
民謡を歌うことが少なくなりましたからね。
カラオケができてからは、特にそうですね。
桃源児さんへ (ひー)
2008-06-24 07:40:47
写真を見てもらうと・・・・
仙台通宝も作っていたようです。

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