ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
歴史に触れ風景に感動し忘れていた何かを探したい。

西行戻しの松

2014年09月29日 20時29分50秒 | 宮城の散歩道(仙台を除く)
2007年の記事ですが写真を入れ替えます。
本日、行ってきましたが、工事をしておりました。きっと昔からあったレストハウスを解体していたのかも、また震災の影響なのか、一部通行出来なくなっていました。

仙台方面からだと国道45号線からパノラマライン(無料)を登るか、JR松島海岸駅の手前(水族館)のところを左折すると一つ目の信号の所に看板がある。

三陸自動車道からは松島海岸ICを降りて右折すると、その信号にぶつかる。

西行戻しの松公園は、松島を一望する高台にある。

桜の名所でもある公園はシーズンになると団体の観光客も見学に来るが普段は、さほどではない。


西行とは、23歳で出家して円位を名のり、後に西行と称した。(1118~1190)

西行法師は歌人でもある。

小倉百人一首の86番にも登場している(省略)




西行法師がこの地、つまり松島に入るちょっと手前で……

『月にそふ 桂男(かつらおとこ)のかよひ来て すすきはらむは誰(た)が子なるらん』

と一首を詠じて悦に酔っていると、山王権現の化身である鎌を持った一人の童子がその歌を聞いて
『雨もふり霞もかかり霧もふりて はらむすすきは誰れが子なるらん』 と詠んだ。

西行は、驚いて そなたは、何の業(なりわい)をしているかと聞くと

『冬萌(ほ)きて夏枯れ草』 を刈って業としていると答えた。

西行はその意味が分からなかった。


童子は、才人が多い霊場松島を訪れると恥をさらすと さとしたので

西行は、恐れてこの地を去ったという伝説があり

ここ一帯を西行戻しの松という


桂男=美男子 業=仕事 冬萌きて夏枯れ草=麦)


つまり西行は、童子との禅門答に驚き
童子から歌人などの才人が多く訪れる松島に行けば、恥をかきますよとさとされ、西行は松島行きを諦めたということです。















  
以前『小町堂』の記事で触れた雄島は、ここから下ってすぐ下の国道45号線沿いにある。











あいにく、曇っていたのでさえない景色になってしまいましたが少しずつ日本三景松島を紹介して行きたいと思います。
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3 コメント

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自信なし? (桃源児)
2008-03-17 10:50:37
この時の西行法師、自分の歌に自信がなかったのでしょうか。
才人が来るというのならば、挑んでやろうとか学んでみたいとは思わなかったのでしょうか。
桃源児さんへ (ひー)
2008-03-17 11:55:03
よく見つけてコメント下さいました。

自信が無かったのでしょうねぇ。
子供でも、これだけの問答が出来ることに驚き、大人達はもっとスゴイだろうと自信喪失したのでしょう。
なるほどです (酔漢です)
2014-10-01 19:45:06
この松は、何度か(と言いますか、しょっちゅう)訪ねてました。自転車で丁度良い距離なんですよね。
さて、西行の足跡はここまでということなのでしょうが、
この伝説自体、松島の奥深さを物語っているように思えます。今日、三千風の松島の句に触れて、あながち伝説でもないのかな?と思ってしまいました。

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