ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
歴史に触れ風景に感動し忘れていた何かを探したい。

堤人形と堤焼の町 その1

2008年08月28日 | 仙台市内の散歩道
焼き物の町として栄えた:堤町

昔は、奥州街道の町並みとして賑わう仙台北部の玄関口だった。

町名の由来はかんがい用水地「つつみ」に由来する。

綺麗な水をたたえたこの地は、藩政時代、茶屋町、焼き物の町として栄えた。

そもそもこの堤町は奥州街道北部の守りを兼ねた足軽の町であり。

記録によると堤御足軽の総勢は133人。

しかし元禄時代を過ぎる頃から藩の財政は悪化、足軽にまで十分な録を与えることができなくなり、足軽衆は内職に焼き物を始めた。

元禄年間に台の原で始まった「杉山焼き」は後に堤町に移っている。

茶碗、どんぶり、すり鉢、かめなどの台所用品を焼いていたが、時代の変遷に伴い、昭和に入ると土管、植木鉢などを8件の業者が生産していたが、今では資料館の佐大ギャラリーさんを残すのみとなってしまった。

え〜と、この時代ですね。(元禄元年〜16年=1688年〜1703年)

今回、その佐大ギャラリーを訪れました。

堤町まちかど博物館

まず、私と奥方は、道筋にあったお店「つつみおひなやっこや」に顔を出しました。
店の中には、長い顎鬚を生やしたお爺さんと、そのお茶のみ友達なのか5人程で雑談をしていたようです。
「こんにちは〜見せていただけますか?」と一歩店に入ると、どうぞどうぞと店主なのか?招き入れてくれました。



とても親切に、コーヒーまで入れてくれました。
髭のお爺さんは昔話をはじめました。
この町に住む人々は、皆、焼き物に携わって生活をしてきたとか、窯元だけじゃなくそれに関連する仕事も色々あったのでしょう。
店に展示している人形の中に古いものがありました。
「この人形はいつ頃の物ですか?」と私が聞くと、「江戸末期のもですよ」と答えてくれました。 
これが幕末の頃の堤人形です。 
ショーウィンドーの明かりとガラス越しに撮ったので、上手く撮れませんでした。











 店にあった作業机です。

 

良かったらギャラリーを見ませんか?
と言うことで、見せてもらうことに・・・
普段は来客も少ないのか、「今、鍵を開けますから」とワザワザ開けてくれました。

古い作業場だったのでしょう。木造の2階建てで、外には立派な登窯が並んでいました。


佐大商店が大正7年に窯元になった時に築いた登り窯です。
間口約1.6m,奥行き約5mの窯が6つ連なっています。
しかし、今は消防法で規制されているのか、煙は出せないので、火を入れられないそうです。
もったいないですね 髭のお爺さんは鉄砲のように煙が出たものだと言ってました。




かにちゃんちにお興し入れした堤人形








つづく

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かんがい用水
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16 コメント

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堤焼きの人形 ()
2008-08-28 19:50:01
私が持っている堤焼きの雛人形とは窯元が違うかもしれませんがトラックバックしました。

窯元に行ってみたいと思っていましたがまだ実現していません。
ひーさんの取材が丁寧で写真もよく撮れていて
ここに行ってみたくなりました。
林さんへ (ひー)
2008-08-28 21:17:16
TBありがとうございます。
見てきましたよ。
堤人形の代表的な雛飾り。
素敵ですね〜。
ひな人形や (かにちゃん)
2008-08-28 21:31:30
舞踊人形が、たくさんですね〜 (^∇^)

消防法で煙が出せない?そうなんですか・・・

9月の連休に窯炊きを計画してたので〜 (−−)ショックです
これって〜 (維真尽(^^))
2008-08-28 21:42:51
泥人形というのでしょ
こちらにも
泥天神っていうのもあります
TBしようかな 

のぼりがま〜復活して欲しいですね (^_-)-☆
かにちゃんへ (ひー)
2008-08-28 21:43:02
窯に火を入れるんですか。
まぁ、周りから苦情が来なければ、いいかも!
ここは、住宅地になってしまい、すぐに通報されるそうです。
明日続きをUPしま〜す。
維真尽さんへ (ひー)
2008-08-28 21:54:36
TBして下さい。
泥・・・・仙台弁で「でろ」ですwww
Unknown (桃源児)
2008-08-28 23:44:53
江戸時代の人形、年輪を感じさせますね。
これだけの上り窯を使用出来ないのは残念な気がします。
針生君 (クロンシュタット)
2008-08-29 06:41:35
高校・大学の頃の後輩に「針生」君がおります。
仙台→(東京)下北沢という、当時の黄金アンダーグラウンドコースを供に?歩みました。
この黄金コースを歩んだ別の友人がスターリンの「遠藤ミチロウ」君ですが・・・

で、「針生」君の実家は、確か「窯元」であったような記憶があります(記憶違いでしたらすみません)。
乾馬先生の息子だったのかなー?

「登り窯」は、その存在そのものが文化財です。
益子や瀬戸、美濃あたりまで、登り窯を見に行ったことがあります。
「鉄」にとっての「蒸気機関車」に似た存在ですね。


素晴らしい! (ミモザ)
2008-08-29 07:42:12
お早う御座います〜♪
実はこちらのお店の登り窯を絵に描いた事が
ありました。
もう5〜6年前の話ですが、その時にギャラリーも見せて頂き懐かしく見ています
丁寧にお話も聞かれ、写真もどれも良いですね。
私は、その時には写真は撮っていませんでしたので、じっくり見ています
桃源児さんへ (ひー)
2008-08-29 09:35:41
そうなんです。
立派な窯ですよね。
もったいないです。
クロンシュタット (ひー)
2008-08-29 09:41:59
後輩にいたのですか・・?
窯元は、他に泉にあると言ってました。
もちろん辞めてしまった窯元さんも居るようですが。
ミモザさんへ (ひー)
2008-08-29 09:46:37
ここでも描いてましたかぁ〜
驚きの行動力ですね。
まぁ、名所旧跡を回れば狭い仙台ですからね。
まさか、登窯がここにあるとは知りませんでした。
今更感動です。
大丈夫ですか? (かにちゃん)
2008-08-29 10:24:28
ゲリラ豪雨が関東・東北方面に被害を及ぼしていると
報道されていて、こちらも散々でしたので心配しております。
かにちゃんへ (ひー)
2008-08-29 15:27:14
今はパラパラです。
なんか梅雨に逆戻りですね。
毎日のように雨が・・・・
ご心配ありがとうございます。
例の (あーさん)
2008-08-30 22:02:30
本に載ってるかと思って探しましたが×

ひーさんの記事を一生懸命読みます♪
あーさんへ (ひー)
2008-08-30 23:03:24
実は、堤人形については、HPなどで紹介している人がいないので、少し力をいれました。

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