映画と読書とタバコは止めないぞ!と思ってましたが……禁煙しました。

タクシー運転手が読んだ本、観た映画の記録。

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デビット・フィンチャー監督 「ファイト・クラブ」

2012-01-11 09:47:41 | Cinemaレビュー
ドラゴン・タトゥーの女」公開に先駆け、デビット・フィンチャー監督の昔の作品を1月8日ブルーレイで鑑賞

http://movies.foxjapan.com/fightclub/

【あらすじ】
僕(エドワード・ノートン)は平凡な会社員で、高級コンドミニアムに、有名デザイナーによるブランド家具、職人手作りの食器、高級ブランド衣類などを買い揃え、物質的には何不自由ない生活を送っていた。しかし僕には不眠症という大きな悩みがあった。

僕は精神科医に苦しみを訴え、さまざまな病気を抱える人々が集まる互助グループを紹介してもらい通い始める。
そこで泣くことに快感を覚え、これを契機に不眠症は一旦は改善するのだが、そこで僕と同様、様々な互助グループに現れる女、マーラ(ヘレナ・ボナム=カーター)と出会う。

彼女が会に参加することで泣く事が出来なくなり、再び不眠症が悪化してしまう。
そんなある日、僕が出張中に自宅で爆発事故が起こり、買い揃えた家具もブランド衣服も全てを失ってしまう。家の無くなった僕は出張途中の機内で知り合った石鹸のセールスマン、タイラー(ブラッド・ピット)に救いの手を求めた。

バーで待ち合わせたタイラーは、僕とは正反対の性格でユーモアあふれる危険な男だった。タイラーはバーを出た後、駐車場で僕にある頼みをする。
「力いっぱい俺を殴ってくれ」。そして僕とタイラーは、ふざけ合いながらも本気の殴り合いを始める。
殴り合いでぼろぼろになった僕は、痛みの中で生きている実感を取り戻した気になった。
以後、僕らは時々同様の殴り合いをするようになり、それを見ていた酔っ払いが殴り合いに参加し始め、ついにタイラーは酒場の地下室を借りて互いに殴り合う
「ファイトクラブ」の設立を宣言する。
一方でタイラーはマーラを呼び出し、情熱的なセックスを繰り返す。
「ファイトクラブ」は徐々に会員が増え、全国に支部ができるまでになった。

ついにクラブは、いたずらとテロを組織的に繰り返すようになり、そしてタイラーはついにクレジット会社のビルを爆破する計画を立てる。
僕はタイラーを阻止しようと走り回るが、意外な事実が発覚する…




不眠症に悩む主人公の独白で進む日常

時々挿入されるサブリミナルカット

(日本での公開時、及びDVDでは規制の為、外されてたそうですが、私の観たブルーレイ版には入ってました。)

正直、初めはなんなんだろう?と思って観始めました。

事前にあらすじ等、知らないで観たし…

途中、これってゲイの映画かな?とも…

観終わって…

あぁ!これは病める主人公の妄想、幻影との戦いの物語だったンだと判りました。



鑑賞後にいろいろネットで、この映画のことを調べてみると…

評価が凄い。

スタンリー・キューブリック監督は、この映画は現代版の「時計仕掛けのオレンジ」と絶賛してるし…

アメリカの映画評論家が選ぶ傑作映画のベスト10に入っているそうです。

実際、「時計仕掛けのオレンジ」よりは判り易かった。



監督のデビット・フィンチャー

最近では「ソーシャル・ネットワーク」「ベンジャミン・バトン」

ちょっと前は「セブン」と観ましたが…

かなり前衛的

ウチの女房は好きだと言ってるンですがブラッド・ピットと組んだ「セブン」

これも衝撃的でした。

私が観た映画の中では最高に不快な結末の映画。



だけど今、冷静に思い返してみると、なんかもう一回観てみようかなぁ~と思わせる、不思議な映画

実際、ブルーレイを買おうかどうしようか悩んでます。



「ソーシャル・ネットワーク」も、女性をバカにしている主人公に不快だと私のネットの友人は評してたし…

また監督自身を調べてみると、劇場映画デビュー作「エイリアン3」

その「エイリアン3」で主演のシガーニー・ウィーバーに

監督こそエイリアンみたいだ!と怒らせ不快にさせたとか

本作も人が実際に死ぬのはひとりだけなのに、暴力描写が酷いと公開時に酷評

それでも監督の映画は何故か観たいと思わせられます。

なんとなくキューブリック監督の映画を彷彿させられるンですよね。

今度公開される「ドラゴン・タトゥーの女」も…



で、本作ですが結構面白いです。

主演三人の熱演は十分見応えあります。

ブラッド・ピットの下品だけど、荒々しい男臭さ

エドワード・ノートンの苦悩、そして心の変化していく様

ヘレナ・ボナム=カーターのなまめかしさ、そして可愛さ

ヘレナ・ボナム=カーター演じたマーラの台詞

「こんなファック、小学生以来よ」は笑っていいのでしょうか(^m^:)



結果、この映画、良かったとか悪かったという映画ではなく

私にとって尾を引く映画となってしまいました。

観るとみんな感じ方が多分違うかも…



ひとつ不満があるとすればラスト

あれじゃ、主人公は自分の幻影に勝ったンだか、幻影に負けたンだか…

そしてそれを眺める主人公とマーラの心情はなんなんだか判らない。

前衛的だとしても、もうちょっとなんとかならなかったのか?



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6 コメント

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Unknown (珊瑚)
2012-01-15 09:51:26
感想楽しみです!
「ドラゴン・タトゥーの女」の公開も楽しみ。
以前wowowでドラマ版を放送していて、すっごく面白かったんですよね。
先日映画館で予告を見て、大いに盛り上がりました。

 
感想はもうちょっと待ってね。 (hi-lite⇒珊瑚さん)
2012-01-16 11:58:49
最近、雑事が多くPCに向かえなくて申し訳ありません。
映画「ドラゴン・タトゥーの女」の劇場版予告は私も観ました。
インパクトありますよね。
キューブリック監督の作品かと思っちゃいました。
この「ファイト・クラブ」、調べてみたらキューブリック監督が「時計仕掛けのオレンジ」の現代版だと言ったそうです。
そう言われれば、そんな感じです。
ファイト・クラブ (micha*)
2012-01-18 22:42:22
私は“意外な事実”に‘してやられたぁ~’と思いました(笑)

『セブン』も『ベンジャミン・バトン』もこの『ファイト・クラブ』もお気に入りです♪
ブラピが出ているからではなく、作品としてですよ~(^_-)b
フィンチャー監督の作品は、独特の映像美と世界観がありますよね☆

『ドラゴン・タトゥーの女』、ちょっと興味あります
意外って言えば意外でしたが… (hi-lite⇒micha*さん)
2012-01-20 09:08:25
ヘレナ・ボナム=カーター演じたマーラが主人公たちの家を出て行くときの台詞で、なんとなく感じましたけどね(^m^)b
あなたはジキルとハイドみたいって言うときに

フィンチャー監督、たしかに独特ですね。
監督自身が「時計仕掛けのオレンジ」へのオマージュと言っている事から、キューブリック監督へ傾倒しているンでしょうかね?
時計仕掛けのオレンジ (とらこの飼い主)
2012-04-28 00:33:26
DVDで探して「時計仕掛けのオレンジ」観てみました。
ふーむ。
昔の映画だから、音楽やファッションに思いきり違和感(笑)。
「ファイトクラブ」の方がやっぱ好きだなー。
時計仕掛けのオレンジ (hi-lite⇒飼い主さん)
2012-04-28 09:50:18
私も観たのは二十代の頃で、やはり当時も前衛的と思ってました。
ファッションや音楽って、その時代時代の風俗や雰囲気であって、時代が変われば違和感あるのはしょうがないンじゃない?
今の流行も将来、変なのって思われるかもね(^m^)b

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