映画と読書とタバコは止めないぞ!と思ってましたが……禁煙しました。

タクシー運転手が読んだ本、観た映画の記録。

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乃南アサ 「凍える牙」

2009-04-19 19:58:08 | bookレビュー
第115回直木賞受賞作

http://www.shinchosha.co.jp/book/142520

【あらすじ】
深夜のファミリーレストランで突如、男の身体が炎上した!遺体には獣の咬傷が残されており、警視庁機動捜査隊の音道貴子は相棒の中年デカ・滝沢と捜査にあたる。やがて、同じ獣による咬殺事件が続発。この異常な事件を引き起こしている怨念は何なのか?野獣との対決の時が次第に近づいていた――。



乃南アサ氏の著書で、この女刑事・音道貴子シリーズ

本作の他に、「花散る頃の殺人」「」「未練」「嗤う闇」「風の墓碑銘(エピタフ)」とずいぶん出てます。

これだけシリーズとして続いてるって事は、かなり面白いのか?



実は自分、乃南アサ氏の著書を読むのはこれが2冊め…

以前読んだのは「ボクの町」という新人警察官のコメディ

ボクの町」は、まぁジャニーズ系の若手辺りがTVドラマでやりそうな内容

耳にピアスをし、警察手帳にプリクラを貼った、やんちゃな青年がおまわりさんとして成長していく話

もうオッサンの域の自分としては…

┐( ̄ー ̄:)┌ はぁ〜なるほどね?くらいの感じ

そんな風な印象だったので、ずっ〜と手付かず…



で…

今回、この音道貴子シリーズ第一作を読んで、アチャ!失敗した思いました。

先にコッチを読んでれば乃南アサ氏の本にハマってたのに… 

と…



女刑事を主人公とした小説では、メチャ面白い(^▽^)v

ミステリーなんですが…

この小説、男社会で働く女性の声を代弁もしてるような…

ごく普通の女性が男社会で扱われる理不尽さ、腹立ちを貴子は噛み締めながら動く

その描写が上手い。

また逆に、男の側から、こんなところに女が加わって、っていう思いや苛立ちも…

更に家族とのしがらみ、悩みなんかも等身大に描いてる所為か、貴子にしても相棒を組むベテラン刑事・滝沢も読んでて共感



そして、この小説のポイントとなる野獣・ウルフドックの疾風(ハヤテ)

カッコイイ!っす

終盤、貴子と疾風が首都高を駆け抜けていく様は最高の画になるんじゃないかと…



いやぁ〜こんな面白い本を知らなかったって言うのは…

く、悔しい〜!(><)
ジャンル:
小説
キーワード
ジャニーズ系 機動捜査隊
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7 コメント

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Unknown (roko)
2009-04-20 16:20:38
先にコッチを読んでれば乃南アサ氏の本に
嵌りましたよ〜ん。
女刑事・音道貴子シリーズは殆ど読んでます。
hi-liteさんが読んでいなかったのが意外だわ。

っていうか、「ボクの町」って
まだ読んでませ〜ん(^_^;)
訂正 (roko)
2009-04-20 16:21:58
「読んでれば」じゃなくて
「読んだので」でした(^_^;)
>rokoちゃん (hi-lite)
2009-04-21 19:50:01
>hi-liteさんが読んでいなかったのが意外…
意外でもなんでもないです。
自分、まだ未読の作家さんはいっぱい居ます。

「ボクの町」は、おまわりさんの青春コメディみたいな内容だったので、乃南さんってこういう本を書く人なんだと…
オジサン的にはいまいち。
もういいか?と勝手に思ってた(^m^:)

音道貴子シリーズ、残りも読んでみる。
デビューしました! (こはり)
2010-02-01 21:32:24
遅ればせながら、乃南アサデビューしました。
この作品、すごくよかったです。

シリーズと知り、わくわくしています。
お薦め、ありがとうございました。

良かったでしょ? (hi-lite⇒こはりさん)
2010-02-02 08:50:44
先週末のTV土曜ワイド劇場でこの作品をやってたんだけど…
ドラマはいまいちでした(__:)
これって音道と滝沢の心模様が面白いのに、その辺無視して事件だけを追うみたいにしちゃって…
やっぱそういうの、ドラマじゃ難しいのかな?
TVドラマ! (こはり)
2010-02-03 22:09:32
ドラマ化されたんですねっ。
またまた、絶妙なタイミングで見のがしてしまいました。

心模様、難しそうですねっ。
それぞれ、独り言を言うわけにもいかないし。

ハヤテはいかがでした?
こちらも難しそうですね。。
疾風も… (hi-lite⇒こはりさん)
2010-02-04 08:41:36
ん〜〜〜〜微妙(^m^:)
ラスト原作では首都高を疾走するのを山道での追跡。
これもやっぱTVじゃしょうがないのか?と残念でした。

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