谷間の小さな段々畑

山畑の四季を写真とともに発信します

テルテル坊主

2017-05-26 14:56:43 | 日々のこと

気象衛星からの情報により、明日の天気はほぼ判ってしまう。

だからテルテル坊主の出番は激減したのだろう。

テルテル坊主の由来は悲しい。

祈祷で天気を支配できたという偉いお坊さんが、領主の命により明日の晴天を祈願した。

しかし願は届かず朝から激しい雨が降った。

短気な領主は坊さんを捕え、怒りにまかせて首をはねた、斬首である。

その日から、かの地は大雨が降り続いた、困り果てた領民は、晒台に晒された坊さんの首を風呂敷に包み、軒下に吊るして天候の回復を祈った。

すると不思議なことに雨が止んで虹が出たという。

テルテル坊と山法師が同じものに思える

木の上のテルテル坊主 

 屈強なジャーマンアイリスを見慣れたせいか、雨にぬれた杜若が新鮮だ

 ユキノシタも見方によれば テルテル坊主だ

若いころ美しいとも思わなかった黄菖蒲が 、今は美しいと思う。

 

 

 

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