癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

■守屋元事務次官の国会証言台の重み!

2007年10月29日 19時28分59秒 | ニュース

      

かつて防衛省に君臨した「ドン」は、国会の場でもまるで動じることなく質問に答え続けた。防衛・航空の専門商社「山田洋行」元専務(69)との親密な関係が明るみに出た守屋武昌・前防衛事務次官(63)。退任からわずか2カ月、衆院テロ防止特別委員会で29日に行われた証人喚問で、自らが受けてきた接待の実態を次々と明らかにした。

 午後1時、「良心に従い、真実を述べることを誓います」。低く、落ち着いた声で宣誓書を朗読。その後も質問を受けるたびに軽く右手を挙げて立ち上がり、淡々と証言を続けた。

  「入庁したころから誰にも物おじせず、豪快だった」。ある防衛省元職員は振り返る。守屋氏は東北大卒業後、大手運送会社勤務を経て昭和46年旧防衛庁に入庁。平成7年末に防衛審議官就任後は沖縄県の米軍普天間移設問題で政府の交渉役となり、大きな影響力を持つように。「ミスター沖縄」と呼ばれた。

 10年の防衛庁調達実施本部の背任事件、14年の情報公開請求者のリスト作成問題などで多くの幹部が辞任、更迭される中で、守屋氏は官房長、防衛局長と着実に上り詰め、15年8月、次官に就任。通常は2年で代わる次官に4年間在任した。

 「ドン」「親分肌」。次官時代の守屋氏を、かつての部下の多くはこう表現する。今夏、後任次官人事をめぐり小池百合子防衛相(当時)と衝突した際には、永田町を奔走。激しく火花を散らす様子は連日、テレビのワイドショーにも取り上げられ、結局小池氏の人事案は覆った。

 「自分に従う人物ばかり周囲に集めて登用する一方、気に入らない者は容赦なく左遷した」(現職幹部)という守屋氏。別の防衛省幹部は「独裁者が慢心し、調子に乗り過ぎた」と指摘した。(経済新聞抜粋)

防衛省事務官の最高位まで上り詰めた守屋元事務次官、許せないのは自ら作成した、自衛隊の倫理規定を無視し平然と業者と癒着した行動を行い続けた事だ。

国権の証言台に立たされるような行為をしながら、防衛省・自衛隊等の信頼失墜の元凶は守屋氏であり、先ず、国民・事務官・自衛官に対し、心から謝りの姿勢を示すのが普通の行動であるはずなのに、そんな素振りは一切感じられないようだったのが残念でならなかった。

特に一生懸命日夜を問わず訓練をしている自衛隊員等が居るというにもかかわらず、ゴルフ・マージャン三昧していたとは開いた口が塞がらない。呆れたものだ。

まだまだ内に秘めた悪徳行為が出て来るような気がしてならない。この際、洗いざらい真実を吐き出し猛省し、自身のみそぎとし出来る事は自ら進んでやり直さなければ汚名は一生付きまとうと思うのだが・。

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2 コメント

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裏金の中身 (風来遊人)
2007-10-29 21:50:35
裏金として壱億8000万円を用意したとなれば
少なくても8000~壱億が官僚や政治家に渡っていると思うの正常でしょう
まぁ 今回の証人喚問前に組織に迷惑を掛けたと言ってました
これは マフィアや任侠の人間が使う言葉
常人は使わないですね
面構えを見ても ハッキリ言って悪人顔
それに防衛族の大物が同席した事実が発覚しました
政官業の癒着体質に検察庁よ
メスを入れろ
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内情 (こつこつ)
2007-10-29 22:08:19
風来遊人さん
やはり金が動いて動いていましたか。官僚にまでとは
驚きました。うちの息子も官僚の端くれやってますが
こんな事に首でも突っ込まなければと心配しています。
検察庁の膿みを絞れるだけ絞り出してもらいたいですね。退職金どうのこうのという問題ではななくなりそうな気配ですね。

旨い汁を夫婦で吸った付けがまわってきたのでしょう。
  
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