20日午前10時5分ごろ、秋田県鹿角市の八幡平クマ牧場から「女性従業員がクマにかまれた」と119番があった。秋田県警によると、足をかまれ、おりの近くで倒れていた70代女性従業員1人を病院に搬送したが、死亡が確認された。おりの扉は開いており、外に出たヒグマとみられる4頭を地元猟友会が射殺した。別に2頭が外に出たとみれる。
また、60代の女性従業員の姿が見えず、鹿角署はクマに襲われた可能性があるとみて所在確認を急いでいる。
地元消防によると、救急隊が到着した際、おりの中に従業員が1人倒れており、外にクマが3頭出ていた。従業員にはクマにかまれたとみられる傷があり、呼び掛けに応じなかった。おりの戸は開いていたが、クマがいるために近づけなかったという。
この日は朝から女性従業員3人が、餌やりのため牧場で作業をしていた。残る1人は逃げ出して無事だった。
鹿角署は周辺の国道341号を通行止めにした。鹿角市教育委員会は市内の小中学校14校に屋外活動を控えるよう指示を出した。
鹿角市によると、飼育していたクマはヒグマやツキノワグマなど38頭。昨年10月下旬から冬期休園中で、4月下旬に営業を再開する予定だった。【産経ニュース】
どんな状況で逃げ出したかは調査中とのことで不明だが、いつもは静かだが急に豹変するのが動物の特徴。
余程注意していたとは思うけれども気の毒な事をしてしまった。
どうして檻から逃げたのだろう、管理状況が問れる。逃げたクマは射殺したと言うが、他に残っている逃げたクマがいなければ良いが。
亡くなられた方々のご冥福を祈ります 合掌