癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

◆震災復旧工事のためのボーリング調査用設置やぐらが倒れ、作業中の男性3人が海にた

2014年05月30日 11時12分42秒 | 事 故

          

29日午前9時ごろ、宮古市日立浜町の宮古港内の岸壁から約10メートルの地点で、県発注の震災復旧工事のためのボーリング調査用に設置されたやぐらが倒れ、作業中の男性3人が海に転落した。

2人は自力で岸にたどり着いたが、同市高浜の仮設住宅、作業員岩間巧さん(61)がやぐらの下敷きになり、市内の病院に運ばれたが午前11時16分に死亡が確認された。死因は溺死。宮古海上保安署がやぐらの安全性や事故原因を調べている。
 
 同署によると、3人は午前8時ごろから打ち合わせを行い、小型船でやぐらに移動。調査の準備中にやぐらが倒れたとみられる。岩間さん以外の2人は宮古市の80代と八幡平市の40代でけがなどはなかった。

 やぐらは鉄骨パイプで組み立てられ高さは約5メートル。海面から約2メートルの部分に約4メートル四方の足場があり、3人はその上で作業していた。
 同署によると、3人は作業前に服装点検や安全確認を行い、それぞれ救命胴衣とヘルメットを着用していた。

足場は大人4人まで乗れる構造になっていたといい、詳しい構造などを調べている。 【写真=やぐらが倒れ、下敷きになった作業員を救出する宮古消防署員や宮古署員ら=29日午前9時44分、宮古市日立浜町】