癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

■「京都議定書」という言葉が消された・・・・シドニーAPEC

2007年09月09日 18時30分42秒 | ニュース

記念撮影の各国首脳 温暖化対策を初めて議論

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が8日午後、加盟21カ国・地域の首脳らが参加してオーストラリアのシドニーで開幕した。安倍晋三首相やブッシュ米大統領、中国の胡錦濤国家主席ら温室効果ガスの主要な排出国のトップが出席し、温暖化対策を議論する初めての国際会議である。

初日の討議では、温暖化問題がAPEC域内の「共通の重要関心事項」であることを確認したという。

今回の会議て「京都議定書」という言葉は何処にも見当たらない。2年前の報道内容が明らかになつたというが、日本提案に対する議題がアメリカからつくづく反対されていたという。アメリカ・中国の大国のオゴリとしか思われない。

今回は、米国主導で日本など6カ国が参加、2年前に発足した地球温暖化防止の新
たな枠組み「クリーン開発と気候に関するアジア太平洋パートナーシップ」の創設名を変え、米ホワイトハウスが主導権とった形に見える。

当初「京都議定書」重視の日本を排除する方針だったことが8日、米公文書で分かったという。
2年前の日本の抗議を受け、アメリカ・中国の参加を認めたが、2年前の文書はブッシュ政権中枢の京都議定書への根深い敵対心を露呈する格好だったと言う。

何でも主導権を執らないと、大国として何もが進まないと思っていたブッシュ大統領も、ここに来て退路を立たれそうになった格好なった現在、日本の協力がなければイラク等を初めテロ支援の打ち切られきらる可能性まで出てきた。

日本の置けるねじれ現象に、危機感を感じての歯がゆいコメントまでも聞こえてくる。いかに同盟国とはいえアメリカの言う通りにならないという言う事を知らしめる事も必要ということが理解できたように思える。・・・・しかしこれがねじれ現象の成果とはおいたくない・・・・・

「京都議定書」という言葉がなくなったことに一抹の寂しさを感じるが・・・・・