★銀閣寺に銀箔なし!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　室町時代の東山文化を代表する世界遺産・銀閣寺（慈照寺、京都市左京区）の外壁には、創建当時から銀箔（ぎんぱく）が施されていなかったことが、寺が専門機関に依頼して行った初めての調査でわかったと言う。通称銀閣寺（ぎんかくじ）、山号は東山（とうざん）。創立者は、室町幕府8代将軍の足利義政とされているらしい。銀箔でなかった事にチョット残念だが世界遺産には変わりない・・・・・。
　　　

▼加熱報道 :歯科医息子の妹切断事件

　舞台女優としても活躍する妹、私大歯学部入学を目指して苦悩する兄。殺害された短大生武藤亜澄さんと死体損壊容疑で逮捕された予備校生の勇貴容疑者は、それぞれの「夢」の実現をめぐって明暗が際立っていた（６日） と言うニュースが連日のように新聞・テレビを賑わしている。
　
何故こんなに年を越してまで・テレビはマスコミは、この事件に関して大見出しで取り扱うのだろうか。

6日Y新聞は、確かに一面トップ記事として取り扱っているが3面につづきとして、ラーメン王の偉大な安東氏死去に関するニュースの続きとして掲載されていた。

しかし、それより優先するかのように3面トップに、読者の心理を掴むために取り上げとしか思えない大きな見出し・太い文字でどトップ記事として凶行記事の詳細が掲載されていた。まして、安藤氏より大きな凶行者のカラー写真で掲載されているではないか。

紙面の都合があるにせよ、違和感と憤慨を覚えずにいられなかった。掲載順序は新聞社の裁量と言論の自由・権利等があるにせよ、余りにも無神経ではないかと思わされた。。

偉大な安藤氏の死去と凶悪事件でどちらが優先するのだろうか。

家族・親族等の心情を思やる配慮の無さにこれで良いのか、心を一番痛め・肩身の狭い思いをしているのは両親なはずである。

幾ら優雅な生活の家庭・子供の躾・養育・トラブル問題があった事件とは言いながらも、余りにも過熱報道に恐ろしさを覚えると共に、ニュースとしては時間が大分経過しているにも関わらず大きく事件は膨らんで行くことに疑問を感ずる。。

他に誘発する危険さえある事を思慮した報道の自粛配慮を望みたいものであると思いながら・・・・。

世界のカップ麺王も嘆いている。