矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

60歳になったら海外シニア協力隊へ

2015-08-25 20:45:23 | グローバリゼーション関連
やっぱり、海外協力への興味は尽きず、現役時代のすべてを国内に集中し、60歳になったら海外シニア協力隊に行きたいなあ、などと思っています。やはり一度、途上国に住んでみたいです。

国内の仕事も終わるわけではなく、まだまだ20年、30年スパンの課題があります。国際医学部もそのひとつ。
自分の目が黒いうち、形にしたいです。

それまでにも、小さいメルクマールが多数あります。

目の前のpaperであったり、リサーチスキルの習得であったり、立ち上げている感染症科フェローシップと感染症専門診療のシステムであったり。

そんなことを考えながら、今後の方向性を考えています。

意欲ある若手のかたに元気をいただきます!

2015-08-25 20:28:08 | 医学教育
いま、どちらの病院も、初期研修医、後期研修医のかたの採用面接などがさかんに行われる時期かと思います。

当院も、8月に2回、初期研修医のかたの採用試験・面接があります。

前職のときから、採用面接を担当させていただき、毎回、全国から集まってきてくださる若手のかたの夢や志望をお伺いするのがとても楽しみです。

目的がはっきりしている方の、希望に満ちてはきはきしたお話はとても好感が持てます。情熱や意欲が直接伝わってきます。

お伺いしながら、自分を振り返る貴重な機会にもなっています。

自分も6年生のときに、卒業試験の一部を辞退して(本試験不合格扱い、再試験を受験)3カ所受験しました。
幸い第1志望の沖縄米海軍病院に合格できたときのうれしさは忘れられません。同期になる方がどの方もとっても魅力的でしたので、舞い上がるような気持ちでした。

その後、渡米の採用面接もなんとかクリア、フェローシップの採用面接も全米22カ所をかけめぐった経験もいまでも貴重な思い出です。さらにファカルティとしての採用面接。前日からの食事会から始まってすごいなあ〜、と思った日がなつかしいです。

面接を何度も経験した若い頃の習慣から、常に”いままで何をしていたのか” と聞かれて、さっと答えられるように自分の方向性、あり方を見直すようになりました。

"いままで何をしてきたのか”
”いま、何をしているのか” ”自分はキャリアゴールのどこにいるのか”
”これから、どうしたいのか”

を自問しながら、毎日進みます。

絶妙なタイミングで、Maastrichtのメンターから、emailがきました。こちらからmeetingの日程調整のお願いをしようと思っていたところでした。学会前にMaastricht大学に立ち寄るのですが、シンポジウム参加予定で、そのときにお会いできることになりました。よかったです!プライベートでも親しくなって、ありがたいです。