July 4th 独立記念日 徒然なるままに

７月は、自分にとって心機一転する月です。本日、勤務、July 4th、独立記念日（米国）。思い出深い日です。

今日は勤務日で、非常に忙しく、半日で終わるはずが18時までかかりました。

学外の仕事が山積しており、ちょっとoverflowしてきました。Paper reviewerの仕事が2本あります。
ちょっと座って集中できないため、こなせずに来ていますが、週末catch upして済ませます。

いまのつかの間の楽しみは、ドライブ中のクラッシック。Ozawa 80thの記念CDを購入して5組を全部聴こうとしています。往復２時間の大学までのドライブで、２枚ぐらい聞けて、毎回次の曲は何かなあと思いながら聴いています。やはり、ウイーンフィル、ベルリンフィルの演奏は、素人の私にも素晴らしさが伝わってきます。もちろん、指揮のOzawaさんの素晴らしさも。

マイブームがオーケストラです。それは、先日のコンサートでドボルザーク「新世界から」の全楽章を聴いたことが強烈な影響となっています。ライブのオーケストラの音響のすごさを体感して、どんどん興味が広がっています。ワイン、絵画、歴史、興味深いです。水戸探索とも関連して、休日の楽しみです。

学生教育と講演の１日

本日は、早朝から大学に向けて出発。大雨で前が見えないほどで、文字通り”命がけ”のドライブでした。
開始時刻の15分前ぐらいになんとかパーキングできました。

選択コースのM4コース。感染症を題材にセッション75分。

帰国後10年間の診療で、観察したなかで、教育・システム上、学生、若手が遭遇しにくい重要疾患の代表が、

骨盤内炎症性疾患 Pelvic inflammatory disease PID
性行為感染症全般
皮膚軟部組織感染（ほうかしき炎、壊死性筋膜炎）

です。

今年、M4学生教育でPID, 感染性心内膜炎を題材にしました。そして、本日はアドバンストコースであったため、
皮膚軟部組織感染の鑑別診断とマネージメントも提示しました。教育システムのすばらしさを実感しますが、
４年生の現段階で、壊死性筋膜炎という鑑別をきちんと挙げることができていました。この点は感激しました。
Real worldでの鑑別、Real timeで、問題点を調べる（googleなどを駆使したProblem-solving）スキルも上々の印象。私としましては、学生さんたちの反応はとても満足したパフォーマンスでした。

大学にて、６年生の仲良い学生さんたちとランチ。いろいろ情報交換できてとても楽しいひとときでした。
彼らから、キャリア選択で現実的な感覚を教えていただき、納得しました。頼もしい限りです。

その後、病院に戻り、夕方は、整形外科領域の感染症関連の講演をさせていただきました。
数年前の、骨関節感染症学会での講演を覚えていてくださった先生のご好意でお招きいただきました。

感染症科と整形外科領域の連携は多く、重要なため非常に貴重でした。ご関係者の皆様に感謝しております。