矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

米国内科学会日本支部 ACP Japan Chapterでの講演ファイル

2013-05-19 16:43:06 | 感染症関連
昨日と本日は、当番で重症患者さんやフォローが必要な方をラウンドしました。週末、はりきって仕事に行きました。

今日は、比較的静かでしたので、集中して、ようやくスライドつくりを開始しました。あまり最近は診療にあたらない疾患であるNeutropeni feverなどのがん患者さんの感染症に関する講演を15分ほどさせていただく予定です。

自分の知識のUpdateも兼ねて、文献検索していると感動的な文献に出会いました!アジアからの素晴らしいPaperが今年1月にClinical Infectious Diseasesにpublishされているのを偶然に発見。便利にスライドもdownloadできるので、それを使うことにしました。

構成をいろいろ試行錯誤で考え、スライドの見え方、文字の大きさを確認しました。

今回、スライドは英語(米国学会であること、米国人の方も来るため)、講演は日本語でしてください、との指示で、英語でつくるほうが専門用語などはラクですね。。
本当は自分にとっても英語でプレゼンするほうが、頭が混乱せずに済むと思うのですが、日本語でスムーズに流れるようにリハーサルをきちんとしたいと思っています。

短時間で、実臨床を行う総合内科医師向けに、メッセージ性が高く、記憶に残りやすいプレゼンテーションを心がけたいと思っています。

追伸ですが、ここのところ、同僚、普段、一緒に仕事している40代の仲間の先生がたの御活躍が目覚ましく、本当に時代が変わってきていることを実感します。
TV, 新聞、一般向け公開講座など、非常に素晴らしいですね。

私も自身にいただいたチャンスをちゃんと生かすように、もう一踏ん張りしたいと思います。2月の台湾講演後、今度は日本で6月に国際合同会議があります。

さらに、6月上旬には、国際化学療法学会の横浜開催で、世界的な先生が日本にたくさん来られるので非常に楽しみです。

薬物動態PK-PDの第一人者のDr. Willam Craig, 元CDCのDr. Fred Tenover, UKからGNRの権威 Dr. Livermore など、日本で彼らの講演があるのは夢のようです。
フェローのときにTraveler's diarrheaのinternational projectで、私のメンターのcollaboratorだったDr. Stefen (スイス)も来日予定で、Norovirusのセッションを
担当されていました。

今回、日本感染症学会、化学療法学会の合同学会も同時に横浜開催で、こちらで私はシンポジウムと一般演題の司会をさせていただくことになっています。
今回は、横浜開催なので、国際学会へ2つabstract出していましたが、2つともposterでacceptされたので、昨日はそのポスターつくりに1日かかりました。
自分の発表と、司会と、自分がチェックした出たいセッションをしっかりとこなしたいと思います。Time managementですね〜。

この学会の機会に、旧友であり、soul mateとも言える友人と2年ぶり?ぐらいにお食事予定〜〜。お互いの近況変化などシェアーできることが多いと思い楽しみにしています。

私のリサーチAction Plan 

2013-05-17 22:27:08 | research
今年の3月にMaastricht大学で、リサーチの実行プランを立てました。

当時は、まだacceptされるかどうかもわからなかったので、なんとかacceptされることが目標のひとつでしたし、acceptされた時点でどう進めるかをイメージしてaction planを立てました。

その3ヶ月後、オランダで書いたplanが大学からJPEGファイルでreminderとして送られてきました。

ああ、当時こんなことを考えていたんだなあと思いました。



これは自分の日記で、いつもReminderとして覚えておきたいです。

前に進もう!

今日は、臨床でも非常に教育的な症例があり、感銘を受けました。

若手の方がよく勉強しており、この10年でずいぶん変わってきたことを感じます。うれしい限りです。

今日は若手の方とたくさんお話する1日でした。

2013-05-16 21:58:17 | 日記
日によって、スケジュールは異なりますが、今日は集中してポスター作成や講演スライド作成を予定していました。

それらに取りかかる時間は取れなかったのですが、とても楽しい充実した1日でした。

午前中は、担当患者さんをラウンドし、重症の患者さんのプランを相談したりしました。

その後、恒例の若手ランチ(ローテーションしてくる学生さんや研修医の方と最低1回はランチする会)に行きました。

今日は来客もあり、その後、英語論文作成のためのオリエンテーションをすることにしており、1-2名の方とオリエンテーションしました。

初心者の方向けに、英語論文の体裁、形式、引用文献のformatの仕方、EndNoteの使い方、使用font, lefts-ided laggedなど、英語公式文書の作成の”常識”的なところを確認しました。

実際には、各journalごとの規定をしっかり確認して、書き始める必要があります。

夕方は、若手の方といろいろキャリアプランについて夢などを聞かせていただき、私も自分が20歳ぐらいだった頃を思い出していました。

私も、20歳のときにダートマス大学に1ヶ月行ったことで、人生が決定的な影響を受けたと思います。21歳のときのオックスフォード滞在で”決意がさらに強まり、”

当時、オックスフォード大学の大学生で私に英語を教えてくれていた人に、どうして君はアメリカに行きたいの?と聞かれ、理屈でなく、
ただともかく行きたい、外国に住んでみたい、"The US calls me."と答えたのをはっきりと覚えています。

いまも、興味があるアラブ諸国、特にクラスメートがいるUAE, Saudi Arabiaなどはすぐにでも行ってみたいし、100カ所ぐらいまだまだ行って見てみたい史跡、観光地がたくさんあります。
人生は短い、限られたものなので、後悔しないように、すぐに実行したほうがよいですね。。

アフリカも、タンザニアのクラスメートに会いたいです。世界引っ越ししている友人がラオスにいるし、シルクロード、西安など、世界は広いし本当に無限大の可能性があることを想像しただけでも感じます。。。。

今年は欧州学会がプラハ、世界遺産の街ですね。楽しみにしています。

自分の人生を、自分の責任で、自分が選択すること。

自分が選択すればそれがどんなアウトカムになっても後悔しないですね。。

医学部低学年のためのプログラムを考案中。。。

2013-05-15 21:32:44 | 医学教育
これまで私は、臨床学習の学年になった学生さんたちと交流することが圧倒的に多かったのですが、今後は、臨床医学を学ぶ前の段階の、医学部低学年の方々へもオープンセミナーを企画したいなと思い始めました。

初期研修医の1-2年目の方と学生5−6年目(あるいは4-6年目)を私は、”4年間ゾーン”と名付け、目標とするcompetency (到達目標)がほぼ同じで共通しているので、
teaching する場合、意識的にセッションをデザインしてきました。

低学年の基礎医学理論の理解は、臨床推論にも影響するので、今後は低学年の臨床前学習もより統合した内容に、臨床現場で”すぐに使える”ように知識のTransformation(再構築)が起こりやすくなるようなセッションを組みたいと思ってきました。

いまかなりいろいろよいアイデアが生まれており、日本の現状の強みを生かし、また制限されている部分をイノベーションに転換する戦略を考案しています。

臨床実習にあたる前の学年の全国の学生さんたちへ、希望者向けに、基礎医学と臨床医学を統合した集中コース、臨床推論の基本を取りいれたhistroy takingのコース、学外mentorshipをつくったりする構想です。どれもすぐにできそうなので、順番にまず実行予定です。

既存の枠にとらわれず、やる気のある学生さんたちが最大限学べるオプションを用意すること、これが自分のミッションだと確信しています。

医学教育学の奥は深く、やはり理論を理解して、教育を実践する機会をつくると、自分でも理論と実践が統合され、さらに前に進める感じがしています。

情報を出し続ける重要性

2013-05-14 22:16:45 | グローバリゼーション関連
私は、自分のカラーを、”外国係”と位置づけ、自分がもっとも好きな国際交流、現地のプロフェッショナルと多彩な交流をすること、いろいろな言語を学ぶことなどを実行しています。

若手の方にも、継続して、出会う方ほぼ全員に、グローバルなキャリアが誰にも可能であるし、英語は「水や空気」のようになくてはならないツールであることを”お話”しています。

”お話”では、やはり本人は納得しないと思うので、自分の感性で日本の外で何が起こっているのかを感じてごらん、と提案しています。

黒川清先生に教えていただいていた”サポートはするが、手は出さない”原則の実行と思いますが、なかなか難しく、”かわいい子ほど、気になりこちらが出過ぎる”ので
そのバランスに苦慮しているところです。”世話焼きすぎる”のもご本人にはよくないので、難しいですね。。

いまでも自分自身も素晴らしい!と感嘆するようなメンターに支えていただき、彼らが”自由にさせてくれる”ことを本当に心地よく思い、いざとなれば、かなり率直なフィードバック、
ときに鋭い指摘をしてくださることにこころから感謝しています。それを、自分の周囲で、ご縁あって出会った前途洋々たる若手の方に還元するのを楽しんでいます。

そのような中、私が数年前にインタビューで答えた内容がwebsiteに載っているのですが、それを読んでご連絡くださった方がいます。

いろいろ批判は浴びても、自分の信念は大切にして、一貫したメッセージを発信し続ける事の大切さを学びました。

中国の論客である、加藤嘉一(かとうよしかず)さんも講演会で言っていましたが、”自らが情報発信しなければ、情報は得られない”ということなのですね。
彼の講演は、歴史、政治学のプロフェッショナルとしてのしっかりとした学術的な土台を元に、中国、日本、米国に関して論じるので、説得力があります。

一貫性と”自分ブランド”、”自分の強み・売り”をしっかりと確認しつつ、情報発信し続けます。

世界で通用する資格とスキルはさらに磨くべし。。。

本物に触れる感動

2013-05-14 14:57:13 | 芸術 Art
昨日、所要のため都内に夕方出ました。

すぐに所要は終了し、その後、家族と合流しました。

久しぶりに都内を家族とお出かけしました。

音楽好きの家族と念願であった大野和士さんのコンサートに行きました。

雑誌などで絶賛されている指揮者の方ですが、鋭い目つきが非常に素敵で一度こういう方の指揮の音楽を聴いてみたいと思っていました。また世界的に活躍している日本人のバイオリニストの
庄司紗矢香さんのソロが共演で、非常に楽しみにしていました。オーケストラは、ウイーンフィルでした。

大野さんの指揮の様子と、レジデントの頃に(ずいぶん前)、NYのカーネギーホールで小澤征爾さんの指揮(バッハでした)を聞いた(見た?)ときと思わず比べていました。これが小澤さんなんだなあ、と当時よくわからないままカーネギーホールに行き、しかし、震えるぐらいの感動だったことを思い出していました。大野さんは思ったよりふくよかで穏やかなご様子でした。

演奏は、大野さんの指揮で、モーツアルトのフィガロの結婚が最初に演奏されて、本当にうれしかったです。その後、ブラームスで、庄司さんのソロを”堪能”というぐらい近くで聞かせていただきました。すばらしかったです。言葉では表現できないですが、私も思わずBravoと叫びました!
バイオリンも1700年代作のストラディバリウスだそうで、素人の私にも”なにかこれは違う”とわかる音色でした。

庄司さんのドレスも非常に女性的なピンクのドレスで、素敵でした〜。

いつもはかなり冷静に聞いている家族も、身を乗り出して聞いているがわかりました。

ホールのデザイン上、audienceと演者が近く、音響も非常に素晴らしいホールで、家族曰く、
”スピーカーを通さない生の音だね”と。

重厚な歴史の欧州で、欧州人と渡り合いながらプロフェッショナルとして仕事をしている本物の
おふたりのパフォーマンスを間近に見れて、芸術を堪能させていただき、感無量な夜でした。
芸術に触れる大切さを思いました。

今年はVerdi, Wagnerの生誕200年で記念コンサートも多彩で、どこかに行きたいです。
特にVerdiは、NYのオペラなどで聞いたことのある曲をライブでまた聴きたいと思っています。

本日は、創立記念日で休日ですが、オフィスで仕事です。
タイムマネージメントを徹底しています。スライド1つできました!
あと一つ講演ファイル作成と6月のポスター2つを作成せねば。。

Steve Jobのスピーチ再訪とグローバル・リーダーシップ教育

2013-05-12 10:00:15 | 日記
自分の内面で、直感的にこうだと思うことと、同時にそうでないとささやく内なる声があり、非常に悩ましいことがあります。

通常は、”直感”が正しいし、これまでの自身の経験からもそうでした。その直感を邪魔する外側からの雑音に惑わされないように軸をしっかり持つことが大切だと思っています。

時にその外側からの雑音や自分のエゴ egoやプライドが邪魔して、本心からやりたいことがマスクされることがあります。

今日は、朝から初心に戻りたく、Steve Jobsのあの有名なスピーチを聞き直しました。

これまで、若手の方の披露宴にお招きいただいたときに、2回ほど彼の”伝説のメッセージ”である、"Stay hungry, stay foolish."というのをご紹介させていただきました。
いまも公私共々仲良くさせていただいている新郎の方から、それはまるで先生のご自身のことみたいですね、あとから言われたことがあります。
他の方にご紹介しているのですが、実は、自分自身への確認メッセージとして作用してきたように思います。

「世界に貢献したい」と思う若手を育成すること、そういうキャリアパスが可能であることを示すこと、そういうチャンスを提供しサポートすること、
その前提として自分自身の大きな夢でもある「世界の健康に貢献する」ことを常に実践します。

今日の新聞で、グローバル人材のみならず、”グローバルエリート”教育に関する社説を読みました。
最近の日本のメディアの論調がグローバル人材育成にフォーカスしているのは望ましいことと思いますが、小さな一歩をひとりひとりが実際に踏み出すことがもっとも大切だと思います。

基本的には、誰もがリーダーになりうるし、自分がリーダーシップを取れるユニークな自分にしかできない領域を発見、開拓できるかどうかが一番重要と思います。

”いまの自分にできることは何か” という現場視点と、大局的な方向性が一致していれば、必ず、数年以内に”結果は形となって見える”と思います。
ベクトルの角度を、1度でも変えることで、1−2年後には、その決断の差異は歴然とします。

昨日のTVで、京セラのアメーバ経営が紹介されていましたが、組織心理学 Organizational psychologyで学んだ”現場のEmpowement”が起きる要素を思い出しました。
Empowermentエンパワーメントとは、日本語になりにくいですが、個人個人が動機付けされる、という状況でしょうか。

現場のEmpowement の条件として、competency 能力・スキル、autonomy 自律性・意思決定権、Impact 影響力、meaning意義 が備われば、個人個人が最大限、その能力を発揮でき、
組織変容 Organizational changeが起こるそうです。

第3回TEME: Teaching and Learning Medicine in English Seminar 参加募集

2013-05-11 19:35:48 | グローバリゼーション関連
この度第3回となりました。下記の英語によるセミナーを開催いたします。
参加者を募集いたします。
特に英語が苦手な方は、大歓迎!ふるってご参加ください。

第3回TEME 英語で学ぶ感染症セミナー
Third (3rd) Teaching and Learning Medicine in English History takingとoral presentationにフォーカスします。

日時:2013年7月13日土曜日 14時30分から18時
参加料:無料
募集人数:30名程度
場所:自治医科大学 メディカルシミュレーションセンター
329-0431 栃木県下野市薬師寺3311-1
http://www.jichi.ac.jp/msc/
参加申し込みリンク
https://www.surveymonkey.com/s/N3LDMM7
Time Table
14:00開場、受付
14:30-16:00 History taking in English (7-10名のグループで1名模擬患者)
休憩
16:15-17:45 History presentation in English (history をグループでまとめて
presentationとfeedback) “アカンプレゼンテーション“ (プレゼンテーション道
場)
17:45-18:00 Session feedback
会場片付け & 徒歩移動
18:30-20:30懇親会(予定)

Facilitator: 自治医科大学 矢野晴美
TEME Shapers:
横須賀市立うわまち病院 相馬真子
大津赤十字病院 牧石徹也
神奈川県立こども医療センター 池田早希
自治医大 救急部 望月礼子
自治医大 研修医 安藤尚克
国立国際医療研究センター 氏家無限

宿泊希望の方
小山駅最寄り エクセルイン (自治医大関連と申し出ると割引あり)

皆様のご参加をお待ちしております!

本日、州の医師免許online renewal終了。

2013-05-11 12:06:53 | 日記
私は、いまも米国の3つの州の医師免許を維持しております。それは、医師免許がactiveでないと専門医資格も維持できないシステムだからです。

英国や欧州のシステムは存じないのですが、医師免許の更新システムは一般的です。

国内で更新システムには根強い抵抗がありますが、医療安全の観点からは、専門医資格と同様に更新するシステムはやはり必要ではないでしょうか。
日本のシステムの議論は別の機会に。。
教員免許も更新システムになりましたね。。

今日は、州の免許更新のご紹介です。

現在、医学部教育、卒後教育、生涯教育の3つに”分断”された教育を、統合する方向に世界の医学教育界は提唱し動いています。

医療の安全を確保し、一定の質を担保した診療の提供を確保するためには、一般医の生涯教育が持つ役割はきわめて大きいです。

米国システムでは、生涯教育の確保が医師免許更新に必要です。

米国のsafety netでは、3つの網によって、安全で最新の医療の提供を維持するシステムとなっています。

1. Activeな医師免許の保持(基本資格になります)
 毎年または2−3年ごとに、online renewalシステム(大半)で、更新する必要があります。
 私の場合、3つの州、カンザス州(毎年)、イリノイ州(3年ごと)、テキサス州(2年ごと)となっており、注意を払っていないと各州での更新年度が異なるため、
 忘れてしまいがちです。毎年、米国のacademic yearの終わり(5−6月)には、思い出すようにしています。

 ご参考までに、homepageでもわかりますが、カンザス州は120ドル程度の更新料、イリノイ州は660ドルぐらい、テキサス州はさきほど2年間で840ドル程度支払いました。
 1年間あたり、200-400ドル程度です。米国の学会年会費が300ドル程度なので、それと同等ぐらいの更新料が取られます。高いですね。

 余談ですが、米国の私立大学の学費は年々上昇し、40,000ドルぐらいになっています。州立大学でも20,000ドルぐらいのところが多く、大きな負担です。
 欧州は、デンマークなど高等教育が無料の国もあります(大学院も無料)。
 英国はEU内は優遇、Common wealth(旧大英帝国下の国)は優遇、それ以外(日本など)は高額な学費になります。
 いま所属しているオランダは、reasonableです。それでも年間7000Euros(90−100万円)の学費は支払いました。 
 Ph.Dコースはリサーチのみなので、mentorによる指導料とLibrary 使用料ですが、年間2500-3000 Eurosぐらい(いまのrateでは40万円ぐらい)。

2.病院での診療には、卒後研修終了後は、専門医資格、または専門医受験資格が必須です。
こちらも、内科系は現在、私の終了年では、10年ごと更新、6年目から更新試験の受験資格あり、2014年から2年ごとに必要生涯教育のModuleをこなす必要があり。
私も、総合内科の更新が2014年から可能、感染症科は2016年から可能で、いまから受験戦略を考えておかないといっぺんにはできないし、膨大な分量のMKSAPなどの
教材は1ヶ月などではこなしきれません。。。

受験資格を得るために、必要Moduleについて、onlineでcase-basedの問題を解くなどしてクリアする必要があります。
教科書を見てもよいので、合格ラインは、8割程度正解。60問1 moduleでした。時間確保が大変。最低5 modulesは必要。

3. 病院との診療契約(privilege)
診療範囲が契約で決まっています。手技なども契約内容範囲内でのみ施行可能です。たとえば在米中、私は”挿管する”契約はしていませんでした。
入院、外来、救急、ICUなどでの感染症科の診療コンサルトという立場で契約していました。
(大学での教育は別です)

以上の3つがそろって初めて米国では、病院で診療できることになります。またその大前提に、米国内に合法的に滞在する資格(労働ビザH-visa, or 永住権permanent residentなど)が
必要です。研修医の間は、J-1などの研修ビザで給与をもらいながら研修・仕事ができます。学生はF-1という学生ビザですね。。
(詳細は、在日米国大使館homepageなどでご確認ください)。

資格保持は、自分の生涯教育を”強制的に自分に課す”ことで、知識や判断力を常に、Updateしながら、キャリアを継続しています。
Professionalとして、毎年身が引き締まります。

無事にactiveな医師免許の更新証書が郵送されてくると、”ほっと一安心”します。


本日、都内に行くのを断念。。。

2013-05-10 20:46:29 | 感染症関連
今日は、夕方、都内の講演会に参加予定でしたが、新幹線が人身事故で遅れていて、小山駅まで行ったものの家族に電話して引き返しました。

新幹線で少し待ちましたが、90分程度の講演に30分以上遅れて参加するのはちょっと無理かなと思いました。帰りもダイヤが乱れて帰るのが困難かもしれないと思い、断念しました。
せっかくの機会でしたので残念です。

2週間後にNeutropenic feverのreview講演をすることになっていたので、関連領域に造詣の深い先生のご講演で、知識をupdateしたいと思っていました。

最近は母校のJohns HopkinsやHarvard大学、Mayo Clinicも競ってWebinar (WebcastによるCME (生涯教育))を実施しており、頻回にEmailが来ます。
時差もありなかなか厳しい時間帯のこともありますが、一度は試してみたいと思います。州のライセンスでもっとも厳しいイリノイ州が年間50時間のCMEを獲得しないといけないので、
毎年、計画的に(特に学会で30-40時間稼ぐ)取得をしていく必要があります。

私は学ぶこと、教えること、ともに大好きなので、両方をバランスよく継続したいと思っています。

世代交代と英語によるバイリンガル医学教育の本格化

2013-05-09 21:10:40 | 医学教育
公式カリキュラムにはまだ困難が伴っていても、少しずつ、学内外で英語によるセミナーを開催したり、英語情報を実践的に活用する、英語で自分の意見をしっかりと述べる、などの必要性を
訴えてきました。

うれしいことに今度講演させていただく先の研修医の方も、”自然に”英語でプレゼンテーションしたいと思っていました、、とご連絡くださったりするようになりました。

英語は文法が正しいとかどうかよりも、ともかく使えるかどうか。情報を得てそれを解釈して、自分の意見をみんなの前で(当然いろいろな背景の方がたのまえで)、しっかりと論理的に述べることができるかどうか。あるいは英語のセッション中に、英語で質問できるかどうか。これは国の浮沈にかかわる点です。

予定では、7月13日土曜日に3rd TEME (Teaching and Learning Medicine in English)を自治医科大学で開催。

11月 or 12月に学会主体のセミナーを都内で開催予定で準備中。”英語で学ぶ感染症セミナー”

詳細につき決まり次第、アナウンスして参加募集する予定です。

Maastricht大学でのコースの勉強に集中する時間確保、自分へのインプットの時間が必要なことなどが主な理由で講演はここ数年控えていました。

少し講演などから離れて全国の病院などを訪問するのが減っていたからかもしれませんが、ここのところ講演の先々で数年前とはかなり進化していることを肌で感じます。
この”体感””直感する感覚”は重要で、ようやく多数が変化する”Critical mass”が増えてきたことを示唆すると思うからです。

学会の委員会などでも平成卒業の方が多くなり、驚きました。私はこれまで会合などでだいたい最年少?かつ”紅一点”のような立ち位置が多かったのですが、卒後15年目ぐらいの方が主力に
なってきているのを見ますと、非常に心強いです。

気がつかないうちに、日本も少し動き始めたのでしょうか。この勢いで、ぐっと先に進みたいですね。最近の文科省のグローバル人材育成重点であったり、ようやく10年前以上からの議論が
実現しつつあるようです。課題は山積ですが、大きな一歩になってきていると思います。

自分自身も、以前から感じていますが、少し高いハードルですが、2段階ぐらい仕事や人生のステージを上げたいと思っています。

”類は友を呼ぶ”法則から、自身が高まらなければ出会えない人たちがたくさんいるように思い、なんとか目標にしている方々のステージに成長したいと思っています。

VerdiとWagner、英語によるセミナー

2013-05-08 21:59:10 | 日記
人気オペラレパートリーのAIDAを見に行ったのが懐かしいですが、今年はVerdiとWagnerの生誕200年の年だそうです。

今日は都内で会議で、10日ぶり?ぐらいに東京に行きました。都内を楽しむ時間はなかったのですが、東京に行くとやはりいろいろな刺激があってよいですね。

今日は学会関係の会議で、今年度と来年度の学会主催のセミナーなどの打ち合わせがありました。

かねてから公式な学会などで英語セッションをしてみたいと思っておりましたところ、企画してもよいことになりました。

年度末が12月なので、秋以降、 11月、12月ぐらいで学生、若手医師向けのための英語によるセッションを企画したいと思っています。

個人としても開始しているTEMEですが、こちらもさらに発展させて、どのようなセッションが効果が高いかを参加者、TEME shapersの皆様とともに試行錯誤したいと思っています。
過去2回の会での経験も貴重で、今後も症例を公募して、参加者がみずからつくりあげるセッションにデザインしたいと思っています。

学習における”Ownership" (当事者意識)は重要です。”やらされている”のではく、”自ら選んでやっている”という形をつくるのです。

この絶妙なプログラムのデザインは、マストリヒト大学で参加したプログラムで学びました。
デザイン、学ぶタイミング、繰り返し同じ内容がいろいろな別のセッションで出てくる、”内容が屋根瓦式(peddle-in-the pond 飛び石形式に少しずつ step-by-step)に少しずつ”積み重なる形になっている”など、本当に巧み(匠ともいえる)だったので、”伝統と直感”でなく、データに基づいたプログラムデザインをしたいと思っています。

リサーチ進めています。

2013-05-07 21:32:00 | research
5月、6月は、日程が近い学会、講演などが多く、タイムマネージメントに細心の注意を払っています。

できるものからすき間時間を見つけて、すかさず準備しています。

連休開けから6月末ごろまでかなり密にいろいろな会合、学会、講演、ご依頼原稿などがあり、それぞれを完成度の高い状態で完遂するため十分な時間をかけたいと思っています。

これに加えて大型リサーチをデザインしており、佳境です。

別々の仕事に切り替えるとき、頭をいかに別の話題に持っていくか集中力のコントロールが難しいです。疲れた頭ではよいアイデアも浮かばず、文献検索も進まない感じになります。

5月25日土曜日に米国内科学会ACPの日本支部年次総会で、がん患者の感染症について講演させていただくことになっており、そちらはかなり気合いを入れて質の高いものをつくりたいと思っています。15分間ですが、短い時間であるほどメッセージを明確にして、重要ポイントを逃さず、凝縮する形にすべきなのでチャレンジングです。

6月上旬の横浜での国際学会用のポスター発表の日程も決まり、ポスターも作成する必要があります。

かなり時間がタイトですが、なんとかこなしたいと思います。

Time is money!

本日、芝生で読書とsmooth jazz

2013-05-06 10:48:19 | 日記
4日間、本当に久しぶりの連続休日をすごしました。

以前、休日が2週間まではまだまだ半分ぐらい仕事modeで、気持ちの半分ぐらいが仕事している、と読んだことがあります。2週間を過ぎてくるとようやく仕事を忘れ、vacationを楽しめるようになるそうです。

今回は、一番好きな季節、朝は少しひんやりして、午後は晴天の素晴らしい1日で、すごしやしですね。

いままで十分に堪能できなかった自宅のお庭で、ゆったりとvacation気分を楽しんでいます。

在米中、特にNYでは、central parkに散歩やローラーブレードを持って(こわくてあまりできませんでしたが)行ったり、芝生でたくさんの家族連れやカップルに混ざって、寝転がって、
時間をすごしました。駒込に在住していたころも皇居内の芝生で一般開放されている場所で、外国人家族連れが多かったですが、お昼ねや読書したりしていました。

お昼か夜は、何かお食事しにいこうと行っています。

何もしないことを選んで、”静寂”な時間をつくり、今後の方向性やプランを考えています。

足利学校、行ってよかったです。

2013-05-05 20:50:42 | 日記
充実した1日でした。

午前中はいまとっても気に入っているStreetwiseの”Pieces of me"という曲などをサックスフォンのsmooth Jazzを聞きながら読書。
草取りした芝生にマットを敷いて、1時間ほどお昼ねしながら過ごしました。

午後ランチを済ませてから、家族とともに車で(運転を私の練習も兼ねて)足利学校へ向かいました。それほど混雑もしておらず駐車場にもすぐに入れました。

無料ガイドさんの親切なお話で楽しい訪問となりました。



入学証


足利尊氏の銅像前で。


学校の看板。


日本庭園。侘び寂び。枯山水もありました。

帰りは、私の家族の大好物のラーメンに。佐野ラーメンを試すことになりました。以前行った”栃木県1位”にTVで放送されたおいしいラーメンだそうです。

”万里”というところですが、芸能人の方やプロ野球選手の方のサインが色紙にいっぱいです。

午後5時半ごろに店にいくと、ちょうど混雑が始まったところで、次から次へとお客さんが来て、
20分ぐらい待ったらすわれました。その後も行列が後を絶たず、私たちも15分ぐらいで食べてすぐに出ました。