矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

感染症科 修了書授与とケーキパーティ

2016-06-30 23:53:44 | 感染症関連
本日は、クール最終日。

コツコツと、ひっそりと勉強を続けて、当科に貢献してくださったレジデントの方に修了書を授与。

今回は、"まんまるのケーキ”にしました。いちごのケーキで乾杯!



昨日と明日と病院当番のため、早く寝ます!


この記事をはてなブックマークに追加

感染症科: HIV/AIDS診療 & Zika熱の診療協力病院

2016-06-30 23:36:41 | 感染症関連
当院のグローバルヘルスセンター感染症科では、設立3年目を迎え、順調に診療を拡大しております。

3年目の今年度は、HIV/AIDS患者さんの診療も開始しました。地域医療にさらに貢献したいと思っております。

また厚生労働省の蚊媒介感染症の協力医療機関として、茨城県唯一の医療機関として名乗りを上げております。

優秀なフェロー3名、レジデント、学生さんとチームで切磋琢磨しております。

県庁所在地の「地の利」を生かし、衛生研究所の先生かたともface-to-faceの関係が構築できており、大変快適な診療環境になりつつあります。

今年度は、昨年度からのワクチン外来をさらに拡充し、「ワクチン渡航外来」として、週3回(火曜日午後、木曜日午後、第1, 3土曜日午前)
に診療しております。

この記事をはてなブックマークに追加

スポーツ医学の院内セミナー 参加

2016-06-29 23:59:22 | 日記
本日は、当院にスポーツ医学の先生が来られました。セミナーをされたので、当科は全員で参加しました。

イメージはしていても、実際にどんな診療をされているのかは詳細は存じませんでした。
実際の専門領域のお話をうかがって、感動しました。

奥が深いですね。

15分ぐらいのレクチャのあと、関節や筋肉の診察のデモンストレーションがありました。

とても興味深く、あっというまの時間でした。

私が理解できていない疾患で、Rotator cuff
rotator cuff= a group of tendons and muscles


Frozen shoulder (五十肩)

fronzen shoulder= adhesive capsulitis


の違いです。

同じものだと思っていました。

勉強します。

この記事をはてなブックマークに追加

日本の大学の世界ランキング

2016-06-22 19:47:04 | 医学教育
英国のハイヤーエジュケーションが世界の大学のランキングを発表したそうです。

アジアで、日本の大学は首位から陥落しました。首位は、シンガポールのNational University of Singapore (NUS).
毎年、シンガポールは学会で訪問していますのが、とても勢いがあり、非常に知的に刺激が多い環境だと思います。

日本では、国際化、多様性、入学基準、学生の国際性、ファカルティの国際性(日本人が100%近い状況で、外国人は数名という大学が大半でないでしょうか)、などが問われているようです。

また勢いを感じない、人的流動性が低い、固定化されたメンバーでの仕事など、課題が山積しています。

問題意識のある人が行動できないシステムをどう変えていくか、をずっと自分自身も模索していますが、"Elephant" (巨大な象)のような組織を少しでも前に進めることはこの11年間あまり、苦戦してきています。

トップダウンでなく、現場で意思決定できるシステムの導入などが実践的でしょう。

よりチャレンジングなことに取り組むことに情熱を感じ、自国での教育改善に取り組んでいます。

これは医療分野のみならず、初等教育、高等教育、大学教育など根本的な改革が必要と感じています。

私自身が医学部に入学した約30年前?の教育パターンとどのくらい変わったでしょうか。
際立った変化を「感じない」というのが正直なところです。PBL, OSCEが多少導入された程度でしょうか。

大学でプリントを配布し、一方通行の大人数講義形式はまだ続いており、教育のデジタル化も欧米の大学・大学院と比し、大幅に遅れているのが現実かと思います。

All Japanで、教育イノベーションに取り組みたいところです。


この記事をはてなブックマークに追加

Microbe Day 5 最終日

2016-06-20 18:32:58 | 米国微生物学会 ICAAC
最終日のお昼は、Plenary sessionで、Hand hygieneの講演がありました。

WHO推奨の「手洗い・手指消毒」の5つのタイミングを、世界的に進めているDr. Didier Pittet。講演自体も、interactiveで、語りかける形の
すばらしいものでした。圧巻といっても過言ではありません。パワフルに、世界中で取り組んでいるHand hygieneの推進を、エビデンスを元に
お話くださいました。

わたしの学会参加のハイライトは、Day 1のClinical Microbiology Board Reviewと本日のHand hygieneでした。この2つのセッションだけで十分な収穫でした。

Memory load theory (人間の短期記憶には一定の限界があるという成人学習理論)からしても、これ以上は、hold (維持)できないです。

ランチタイムは、チャイナタウンで、"飲茶ミニ日本人会"でした。初めてお会いした方がたもいらっしゃいました。




この記事をはてなブックマークに追加

ちょっとひと息 その2

2016-06-18 23:21:19 | 米国微生物学会 ICAAC
昼休みが3時間近くありますので、その間に、眠気を覚ますため外に出ています。

チーズとワインのお店がありうれしくなりました。

今回は、米国にいるため、Napa Valleyのシャードニーやソビニョンブロンを中心に白ワインをグラスで、食事のときに試しています。
おいしいですね。

チャールズリバーがさわやかで美しかったです。Harvard, MIT, Mass Generalなどが向かい合っている川です。




この記事をはてなブックマークに追加

Microbe 2016 Day 3

2016-06-18 22:53:49 | 米国微生物学会 ICAAC
本日も朝1つ、午後1つ、dinner lecture 1つに参加しました。

時差ぼけも治ってきているとはいえ、2時間半連続のレクチャー形式のセッションは、非常に疲れます。集中力が続かないですね。

大切なことをたくさん聞いていますが、すぐに忘れていきます。

本日の私のハイライトは、MALDI-TOF(質量分析)の現場での応用に関するセッション。診療自体が日本でも変わってきています。
血液培養が陽性になってから、4-12時間以内に同定結果がわかる時代になりました。

午後は、Tropical medicine のケーススタディに参加しました。非常に好きな分野なのですが、睡魔で途中寝ている時間がありました。

夕食は、dinner lectureに参加しました。
New York時代の同期だった方が、いまMayo Clinicで、移植感染症で教授になっているので、彼のセッションに参加しました。当時と変わらない
信頼感の高い方です。成熟し貫禄を増した趣の同期に、非常に感銘を受けます。チーフレジデントもした方です。プレゼンテーションも非常にクリアで、明快でした。

もう一人は、”研修母校”のMD Anderson Cancer CenterでCMVなどのリサーチをしている先生。東京で合同カンファレンスを開催したときに
お会いしていました。幹細胞移植患者のCMV, TBに関するセッションで、大変、勉強になりました。

会場に展示してあるAgar(寒天培地)を使ったartです。


参加者 11,000人以上のため、Exhibition hallも巨大です。移動に時間がかかり大変です。


今回の学会は会場が4カ所以上に分かれており、World Trade Centerにて。



この記事をはてなブックマークに追加

ちょっとひと息

2016-06-17 22:28:53 | 米国微生物学会 ICAAC
New Yorkの夏を感じるハドソン川と新しいビル(World Trade Centerビルの代わりの)。


学会のあいまのひとときです。

ボストンに来たので、Sea foodをいただきました!とっても大きなロブスター。さすがアメリカンサイズ。


昼休みの時間に2時間ほどボストン美術館へ。

この記事をはてなブックマークに追加

Microbe 2016 Day 2

2016-06-17 22:09:12 | 米国微生物学会 ICAAC
本日は、ID fellow's Dayというreviewのセッションに出ました。

Hepatitis Cに関して、治療法がどんどん変化するのでcatch upするのに大変です。リアルタイムでガイドラインなども更新されるようになっており、情報サイトなども教えていただきました。

特にC型肝炎にProtease inhibitor を使用するため、HIVとのco-infection ではintegrase inhibitorが主体のantiretroviral therapy (ART)になるなどの
臨床現場での必須事項について、いろいろスライドレクチャーがありました。

そのほか、Gram negativeの耐性菌の問題で、治療に関するreview,

午後は、Endocarditis 2016という「圧巻」のセッションに出ました。Endocarditis 50年の歴史として、Harvard大学などのこの領域の権威の先生方のレクチャは深い内容でした。

EndocarditisのCure (治癒)について、3つに分類されていたのがとても印象的で、初めての考え方でした。

1. 微生物学的な治癒 microbiological cure

2. 患者が満足する治癒

3. 循環器科の観点からの治癒ーー>治癒はしない。破壊された弁は元に戻らない、機能不全は戻らない、

ということでした。

抗菌薬による治療期間についても、2, 4, 6週間以上が主流のなかで、

1. 血流感染が解消するのは、4-48時間以内

2. 微生物の数が減るのが、4日目ぐらい

3. 体内の菌が完全に死滅するまでに2週間 ぐらい要する


という過去のリサーチデータに基づいたスライド(コメント)も大変、示唆に富んで勉強になりました。

またいつ心臓弁置換の外科手術をするのか、さまざまなRandomized studyが紹介されながら、best practiceについて考える機会になりました。個別化して考えざるを得ない、というのがひとつの結論ですが、難しい課題です。



この記事をはてなブックマークに追加

Microbe 2016: Bill Gates Opening Keynoteセッション

2016-06-16 22:40:14 | 米国微生物学会 ICAAC
Bill Gatesのオープニングのキーノートセッションがありました。

Liveで話が聞ける貴重な機会でした。今回の学会には、11,000人ほどが参加しています。このセッションの前にはリュックサックは持ち込み禁止でバックをチェックインしなければならず、犬をつれた警備の人たちが数名、警備しています。テロ対策、厳戒体制のような感じでした。

内容は、最初に数枚のスライドで、1990年から2015年までの25年間で、5歳以下のこどもの死亡率は半減しているが、しかしまだこれだけのこどもが幼い命を失っている、という話から始まりました。Gates Foundationがどこにどのような投資をしているのかのスライドもありました。

いまはパキスタン地方でのポリオの撲滅に向けた活動に力を入れている、とのことでした。政府組織でなく民間財団だからできること、というのがあるというようなお話もありました。

途中、時差ぼけのため睡魔で目を閉じてしまいましたが、とても貴重な時間でした。

この記事をはてなブックマークに追加

ASM Microbe 2016 Day 1

2016-06-16 22:22:40 | 米国微生物学会 ICAAC
昨日、アムトラックで無事にボストン入りしました。北東部の夏の景色がさわやかで、川や海にヨットが浮かんでいるのにとても心がなごみました。

本日は、早朝5時から起き出して、家族とボストン滞在の予定を相談。私は学会参加が中心ですが、ボストン美術館で岡倉天心のものなどを
見てきたいです。


本日は、学会参加費520ドルとは別に270ドル(高いですね!)支払って、Clinical Microbiology Board Review Courseという1日コースに参加しました。これは非常におすすめでした。スピーカーが全員Ph.Dの方で、微生物検査を取り仕切っている方がたです。

午前中3時間半、午後3時間半ぐらいに、”微生物検査”のほぼ全部の項目(しかもBoard 資格試験対応)を網羅するスライドセッションで、スライドは大変、busyでしたが、全体を見渡せる意味ではとてもよかったです。West Coastの方も、East Coastの方(New Yorkerに代表されるように非常に早口で有名)も、ともに休みなく猛烈なスピードで話していました。私にとっては、コンテンツに詳しくない点が多いので、新しい情報や内容を、ハンドアウトを見ながら吟味しているうちから、次に移ってしまい、消化不良気味なので、復習します。

内容の網羅性、体系性に感動し、サイエンスのおもしろさを再認識しました。私にとっては、滞在中の”圧巻”といえる収穫でした。
このためにボストンに来たといっても過言でないです。

学会場に、微生物学の歴史の展示がありました。日本人としてKitasatoの名前をみつけて、とってもうれしい気持ちでした。


ボストンはNew Yorkよりもさらに緯度が高いので、21時頃まで明るいです。

この記事をはてなブックマークに追加

New York その3

2016-06-15 00:13:20 | 米国微生物学会 ICAAC
快晴の日が続き、朝は少しひんやりしていますが、昼間はカラッとしたさわやかな日です。

街を歩きながら、摩天楼の写真をいっぱい撮りました。わくわくしますね。


レジデントのころ、住んでいたアパートから色が変わるのを毎日楽しみにしていたエンパイヤーステートビルディング


フレンチビストロにて、ボルドーのソビニョンブロンの白を試してみました。
お値段は日本とあまり変わりませんでした。
メニューに、57ドルで9種類のワインのtastingもあって興味深かったです(こちらはまたの機会に。。)







この記事をはてなブックマークに追加

New York UniversityのSimulation Center見学

2016-06-14 23:06:29 | 米国微生物学会 ICAAC
New Yorkでは、New York Universityの歯学部・看護学部で使用しているSimulation Centerを見学させていただきました。


日本でも揃えたい「診察セット」の写真を撮りました。自分が、卒後1年目でお世話になった米軍病院のときに学んだことが医師としてのスタートでしたが、そのときから、この「診察セット」は変わりません。


血圧計、耳鏡、眼底鏡、手袋、針捨てボックスなど。感染対策、医療安全面で私の基本動線はここで学びました。体にしみついております。

若手の方に伝えたい安全な動線です。

案内してくださった10年来の友人とお食事しました。めずらしいトルコの白ワインをいただきました!

この記事をはてなブックマークに追加

New York その2

2016-06-13 02:44:45 | 米国微生物学会 ICAAC
都会の喧騒の写真。

どれも本当になつかしさとワクワク感を感じます。






久しぶりにセントラルパークとプラザホテルへ。

この記事をはてなブックマークに追加

New York入りしました

2016-06-13 02:15:47 | 米国微生物学会 ICAAC
今週、16日からボストンで学会です。

その前にNew Yorkで知人のお見舞い、New York University, Mount Sinai Beth Israel (母校病院)などの方とお会いします。

昨日は、New Yorkは快晴で、5th Aveにてプエルトリコのパレードがあり、非常に賑わっていました。

久しぶりの摩天楼とNew Yorkの喧騒がなつかしく2時間ほど街を歩き回りました。
なつかしい風景。



好きなビルのひとつがクライスラービルディングです。
もう21年前になりますが、はじめてNew Yorkに越してきたときに住んでいるアパートから見えていてNew Yorkを実感したビルです。


サンデーブランチのジャズバンドで、今度入ってみたいです。

この記事をはてなブックマークに追加