平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

リーパー氏の父上

2007年08月03日 | 世界平和瞑想デー
以前に広島平和文化財団理事長のスティーブン・リーパー氏について紹介しましたが、リーパー氏の父上であるディーン・リーパー氏はたいへん立派な方でした。

1954年9月26日に青函連絡船の洞爺丸が台風によって座礁・沈没し、1100名以上の乗客が死亡するという大事故がありました。そのとき、その船に乗り合わせていたカナダ人とアメリカ人の2人のキリスト教関係者が、救命具をほかの日本人に譲って亡くなりました。

この無償の愛の行為は多くの人々の感動を呼びました。三浦綾子の『氷点』の中でも描かれています。

その亡くなったアメリカ人というのが、スティーブン・リーパー氏の父上のディーンさんで、その当時33歳という若さでした。

このエピソードは、http://www.seiai.net/0410seisyo.html に出ておりますので、ぜひお読み下さい。

そこに、「リーパー夫人と長男(=スティーブさん)は世界平和実現に向けて現在も精力的に活動しています。遺族に共通しているのは、キリストの愛に生きていることと大の日本びいきということです」とあります。

ディーンさんは今スティーブさんと一緒になって、広島から世界平和のために働いてくれているのでしょう。







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