駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

幸福のハードル

2017年02月07日 | 駄日記
2月7日(火)
やっとのことで風邪が落ち着きました。
今日は普段通りに仕事に行くことができました。
昨日も朝から熱は下がっていましたが、喉はまだ痛いし薬で頭がフラフラしていたし、風呂も入れず不潔だったので満員電車に乗りたくなかった。
写真は昨日の自宅療養中の画像(笑)
近年は、風邪を引いたというと、間違いなく「インフルだった?」と聞かれる。
仕事場でも、インフルの可否を報告する必要があるので、面倒で仕方がない。
10年前なら風邪ひいて熱が出たといえば、「お大事に」でしかなかった。
もっとも、昔はインフルエンザで学級閉鎖など聞いたことがなかったし、オレの記憶の中でも小、中、高と通してそれ以外でも学級閉鎖だなんて事態は一度も経験したことがない。
数十年の内に、それだけウィルスが強くなったのか、それとも人間が弱くなったのかどちらかだ。

インフルの判定は、あたりまえだけど病院に行かなきゃできない。
しかも行っても判定できる時期は限られているらしく、早過ぎても遅過ぎても正しく判定できないという。
いつ行けばいいかというと、いちばんひどい時ということになる。
しかし高熱でフラフラの状態で病院までクルマを運転して、インフルの可否を問うためだけには行けない。無理して事故でも起こしたら大損である。
実は一度やってしまったことがある。昔、38度~39度ぐらいあったのに、当時の家から病院に行こうとしてクルマを発車した途端、目が回って電柱にドアミラーをぶつけて5万円が飛んだ。しかも、せっかく病院までたどり着いたら木曜日の休診で、ドアミラーを壊しただけで帰宅したというバカ丸出し。だが高熱時はそんな思考も回らなくなるのです。

自分の病気は、風邪だか花粉症だかわからない状態が12月からずっと続くというやつ。要するにアレルギーなんだけど、くしゃみと鼻水が出続け、鼻を延々とかみ過ぎて粘膜がやられてしまっていた。
なかなか時間が取れずに金曜日に予約をして診療してもらったのですが、その日は急に喉が痛くてたまらない。風邪を引いたなと思い、その旨を伝えて鼻炎と喉の痛みの薬も貰って帰ってきた。
その薬を飲むと、多少体がだるくて眠くなるのだが、鼻水はピタリと止まる。
痛みに顔をしかめて鼻をかみ、毎回鼻血の混じったティッシュを出さなくて済むのである。
たった、それだけで「何と言う幸福感なのだ!」と声高らかに歌い上げたいほどであった。
その時、オレは気付いた。
幸福というものは、ハードルが低い人ほどより多く享受できるものじゃないのだろうか。
高望みして得られた幸福も、それが努力の度合いが高ければそれに適った幸福度は高いのでしょう。
ですが、どん底の苦しみの中にあって、たった一つの苦しみから逃れられた幸福感は、かけがえのないものである。

ところが、金・土の連続ライブでは、鼻炎よりも喉の風邪がひどくなり、熱が出てしまって苦しみの中でのライブとなった。
しかし、そこは音楽のチカラ。絶対に守ってくれるんです。
音楽の真ん中では、苦しくて倒れそうでも、終わるまでは守られるんです。
なぜかな。
心のハードルを極限まで低くして、ひたすら音楽に没頭すると助けられるんです。


な~んちて。へへへ。。。
コメント (4)
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