朝青龍問題。

2007年11月30日 | 格闘技


俺は、朝青龍が、一連の「横綱」としていろいろな問題、波紋を起こして、国技「相撲」に擁護出来ないという記事を過去書いた。
今日の帰国。仕事で、全ては見れず、それでも賛否両論はあるにせよ、まあ、結論から言って、もう一度、「相撲」を0から専念して欲しいと思った。

横綱は地位の最高位。300年有余の歴史がある国技にファンとしては納得いかない言動があっただろう。早い出世と若さから、過去も彼の言動に不快と思った方も多い。

ただ、冷静に見たとして、彼も確かに明徳義塾から日本に居て、モンゴル相撲という、大相撲に近いスポーツはしてきた。それ故、誇り高きスポーツである上、反省したかもしれない、いけないことをしたかもしれない。異国の人間が文化の違う場で頂点を気付いたのだ。
でも、そのいい大人って他の業界や我々も本当に「いい大人」だろうか?
大人だって過ちはある。でも、それを修正したり、教育するべき機関は、大相撲にもある。我々の世界にだってある。

高砂親方が、横綱と言って、ほったらかしにしたの?いつもコミニュケーションとってたの?していたの?していたのかもしれない。けれど伝わっていなければしていないのと一緒。

横審だって、なんか人事みたいじゃないのかな?国技である相撲道にふさわしい人を見極める方達ですよね。もし、言動に「おかしい」と思えば、それを教える立場であるべきではないのだろうか?
マスコミが先行し、いかにも「私達は間違っていない」みたいな。

スポーツもビジネスも一流選手の上には監督、コーチがいる。教えなくても克服してしまうスターもいるけれど、確認の意味のコミュニケーションは国技「相撲」よりされているように見えた。
誰が悪い?=朝青龍一人?
ではないよね。

彼だって人間。間違いも起こすよ。でもあのサッカーのことだって、事前に「ここに何日間、何時から誰と会ってこういうことをする予定です」ってなかったのかな?
「横綱の品格」それは大事です。でも、周囲も目配り、気配りして欲しかった。だから、そういう、横審とかある(設立されている)わけだよね。
ファンって凄く物知りで凄く、愛情注いでいる人は一杯いますよ。
だからこそ、彼らを導く人は相当の重責有りと思う。

ただ、最後に二度はないよ!!今年特に目立った一連の「申し訳ございませんでした」は聞き飽きた。もっと言うなら謝罪すれば警察いらないよの世界。違うよなーー。
特にご高齢に人気があって身長、体重差もないスポーツって相撲だよ。
その相撲道を突き進み、後輩の手本になれるか否か?

この後の本場所より大切と言われる巡業をみてみたい。
擁護はしていません。でも周囲は、ちょっと無神経というか、人事みたいなのが、見ていてとても残念でたまらなかった。
あくまでも、俺の意見。



朝青龍には、もう擁護出来ない。

2007年08月02日 | 格闘技
朝青龍は過去様々な問題を起こし、物議をかもし続けてきた。立派な大人とは言え、異国の地、国技で頂点を極めた男に、それも若気の至りと見ていた。ただ今回の仮病疑惑に関しては残念であり、厳しい処罰に彼自身、相撲道を全うするとは思えない予感がする。確かに3年半1人横綱を全うし、本場所がなければSP番組、CM、イベントには欠かさず出ていた。敢えて、最後の擁護をするなら、周囲、協会も、相撲人気低迷に「朝青龍頼み」があったのかもしれない。1998年から日本人横綱は出ていない。あと一歩と言っても力の差は歴然としていた。大関陣に打倒朝青龍は酷だったのかもしれない。まだ若いが彼の相撲人生は至って短いと推測する。巡業、出稽古は相撲にとって欠かせないこと。多くのファンを維持、拡張する大事な巡業だが、「お金にならないことはしない」と一部報道された。厳しい縦社会と辛い稽古、母国にゆっくりする間もないが、その道を選んだのも彼自身。先場所も後輩新横綱白鵬を倒して優勝し先輩の意地を見せたが、以前のキレもなく短命なスポーツだけにこれを機に彼はもう国技の土俵に上がるのは難しいと思う。頂点を極め、母国モンゴルに帰ればヒーロー。モンゴルに帰れば仕事はあるはず。東関親方のように、後輩を発掘、育成する人格とは今、俺の目には映らない。当然この疑惑と過去の言動がまた再燃し、相撲以外で日本のタレント的活動もスポンサーは容易には使わないだろう。「お金にならない仕事」が 「お金になる」ことを分かっていないのと、周囲が少しかれに対して協会以外も依存したと思う。厳しい家庭に育ち、こうした問題が起き、強気な反面投げやりな性格に彼の決断が迫られる。これで、また相撲人気低迷は免れない。キツイ、キビシイ、キケン、上下関係諸々新弟子も年々少なくなる。国技だけに、日本人横綱誕生を期待したいが今はその該当者が見つからない。人気低迷、国技館は閑古鳥が鳴く。野球のようにTV中継がなくなるかもしれない。国営放送だからないとは思うが、老若男女に人気あるスポーツとは思えない。まあ年配の方ならまだしも。国技である「相撲」ここ数年は彼以外にもあまり良いニュースは聞こえなかった。数々の歴史と伝統の名勝負で相撲こそ国技にふさわしいものが、海外巡業でもお客は来ない、異国の方も相撲=日本のスポーツ。という図式ではないことに気づいていると思う。

またも朝青龍に「いじめ」か?

2007年01月30日 | 格闘技
相撲は日本の国技。その国技の頂点に君臨する日本人は今いない。正直その候補もいない。
強い、キレがある、また朝青龍か、なんて言葉が聞こえてきそうだが、国技の相撲に日本人が君臨するのは日本人として待ち遠しい。ただ!!スポーツは実力の世界であり、俺はスポーツと音楽は特に国境を超えていいものだと思っている。MLBがアメリカの国技だが昨今は特に南米、日本に押されている場もある、ただ、彼らは決して彼らを卑下しないし、逆に尊敬の念すらある。何故に彼をバッシングするのか?大体スポーツを知っていれば本当は言いたくないが八百長とまでは言わないが、プロレスなんてショーだよ。そのショーを知っていて格闘技の熱は高まる。ドラマなんか殆どフィクション。最後に「この紋所が目に入らぬか!!」だよ。さっさと出せって。スポーツは健全。無論、健全であってほしいが世の中そうでないよ。(お子様が見ていたらゴメンナサイ)指摘した人間だって知っていての発言でしょ。でも普段の稽古、両国界隈で見たことありますか?凄いよ、あんなの選ばれしき人しか出来ないよ。八百長なら朝青龍に「負けて下さい」とか言うの?冗談じゃないよ。俺は再三言うが、一人横綱の重圧と異国の地で奮闘している彼に対して、大の博識ある大人がイチイチ物申すなら、彼の行き様を紐解いて、その異国の人間の重圧と応援すべき横審や、引退してから暴露って卑怯だよな。朝青龍いじめなら他にもっと相手がいるでしょ?その相手はどうなのよ?
4大関はいずれも関与を否定。千代大海は「何のためにそんなことをやるのか。信じてほしい」と話し、魁皇は「こんなに体をぼろぼろにしてやっているのに」と言うなど、強い不快感を示した。(サンスポより)
最後に朝青龍は悪くない、悪いと敢えてしたいならそれは彼の本意ではない。審判員は砂被りにいるよ。いつも。見て分かると思うが・・・
日本人がもし、異国の国技で頂点にいながら、何の根拠なくバッシングされたら、助け船出してくれるのかな?


朝青龍の蹴手繰り、何故悪い!?

2006年11月28日 | 格闘技

モンゴルから異国の伝統国技として頂点の横綱に君臨する。
しかも一人横綱で土俵という神聖な場所を守り続けている。朝青龍明徳。
今回、スタートは朝青龍らしからぬ相撲と大関陣の安泰で2006年最後の九州を締めるにふさわしい15日間かと思ったが結局最後は全勝で朝青龍が優勝した。
しかし、8日目の稀勢の里戦の「蹴手繰り」に待った!!がかかった。横綱としての品位がないと言う。それはおかしい。これがルール違反なり、相手を限りなく侮辱した行為ならともかく、決まり手には、蹴手繰り=「瞬間、体を開いて相手の足を内側から外に蹴り、肩などを叩くか、手をたぐって前に倒すこと。」とある。立派な決まり手であり全くルール違反ではない。横綱は使用してはならない。なんて注釈はどこにもない。成績だけではなく内容もと言うけれど、それは酷ですよ。それなら国技なのだから日本人力士の育成や何故、大関陣に対しても苦言しないのか?
過去の横綱という名誉を頂いた力士がフットボールにちゃんこにK1に大きな問題も残している。横綱とは例え土俵を降りても品位を汚さない、生涯相撲道の発展に寄与すべく人材ではあるべきではないだろうか?
場所終了後、元琴風の尾車親方はサンデースポーツで今年充実した力士として稀勢の里を真っ先に挙げていた。そして前回稀勢の里に●星を喫している朝青龍は「二度は負けられない、同じことを繰り返してはならない」と勝ってすぐのコメントだった。それはある意味稀勢の里の成長も認めつつ、横綱としての意地をみた。また稀勢の里自身のああいう負け方で横綱に一目置かれる存在と感じたろう。それは巡業や出稽古で互いに感じているのだと想像した。 14勝1敗と15勝無敗は「価値」が違う。何故彼をそんなにもバッシングするのか?行事の方が引退される時に最後迄控え室に帰らず、花束を贈るため待っていた朝青龍。日本人として国技だけに日本人横綱誕生は待ち遠しいがこれも実力の世界、MLBだって、サッカーだって他国の選手が活躍すればそれは、その国の国技でも賞嘆される。昔は若気の至りみたいなことはあったが今は立派な平成の横綱だ。戦いの世界に身を置くスポーツマンが精進して結果、満面の笑みをしているのに・・・・
僕は彼の全勝優勝という偉業を心から誉めてあげたい。

俺は亀田の試合で泣けたわ!!

2006年08月03日 | 格闘技
あれだけのビックマウスで大多数が5R程度でKO勝ちすると思っただろう。結局判定の結果世界王者となった。えーーー亀田のほうが劣勢だったよ、ダウンしてあれで勝ちか?なんて、確かにファン・ランダエタは強かった。でも鬼塚は言ってたよ。「これがボクシングだって12Rまで闘い抜き改めて亀田君の強さを実感しました」と判定だろうがさっさとKOしようが勝ちは勝ち。TBSに判定批判など抗議が4万件って、TBSにしてどうするのよ?今も青春時代だけれど19歳がこんなに日本を沸かせて、オヤジに誉めてもらいたい、オヤジの言うこと聞いてれば必ず世界チャンピオンに成れる、オヤジにこのベルトを贈りますって泣けたよ!オヤジのトレーニングが世界に証明出来た!こんな19歳いるか!?苦しいけれど、世間から非難されても負けず闘争心でオヤジに感謝する。「オヤジありがとう!!」って泣けたよ!!朝青龍がすぐ来て抱き上げた、そしてキスした。同じ闘う世界にいるだけにまた泣けたわ。朝青龍も昔はいろいろ横審とかに怒られたけどなんか似てるんだよな。異国の地で国技の頂点にいる。部外者のおれなんかきっと分からない世界で結果出している、努力している。ただお互いに言えるのは人一倍「家族思い」だと言うこと。今度の防衛戦で見返してやりゃいいさ。最後はホント幼少の泣虫だった亀田興毅君になってたよ。俺はおめでとうっていいたい。で泣けたよ!!


国技大相撲もメジャーリーグになってしまったような。

2006年05月22日 | 格闘技
夏場所は最後まで元気だった白鵬で優勝が決まった。善戦した雅山も気合いが入っていたものの、結局は実力の社会で軍配は白鵬に上がった。怪我はしたもの安定した自他共に認める朝青龍を筆頭に幕内では旭天鵬、安馬、朝赤龍、時天空、旭鷲山がモンゴル出身、ブルガリアの琴欧州、ロシアの露鵬、白露山、グルジアの黒海、韓国の春日王、そして今場所盛り上げたエストニアの把瑠都だ!!13人の力士が幕内にいるがこんなにも外国人がいた時期は珍しい。勝負の世界は「強いものが勝つ」それに国境はない。ルールの中で稽古に精進したものが上位を狙い、特にこの相撲界は番付の上のものが圧倒的に権力がある。だから年齢も国籍も関係ない。俺に限らず昔からスポーツと音楽に国境のない素晴らしいもものだと今も思っている。勿論、企業もファッション、グルメ等々も前々から国境を超えていろいろな国の人間が別の国で活躍している。大変、刺激合い、文化交流、人間関係と素晴らしい。アメリカも野球が国技。だから絶対的にアメリカ人が優秀なプレーヤーが育つ、育ってきたが今はもう違う。ドミニカ、ベネズエラ、キューバをはじめ、韓国、そして我が日本も堂々と海の向こうで活躍している。ただこれだけ書いてきてやはり日本人なのか?矛盾と言われてしまうかもしれないけれど「国技相撲」だけは日本人の横綱、大関がどっかりと君臨して欲しい。古い歴史と伝統の相撲は海外巡業でも昨今は武蔵丸、小錦が英語でサポートしたりと相撲文化の良さを世界に広げてくれているが、中心力士はもはや日本人力士ではなくなってしまっている。時代の変化で力士志願者も少なくなって来たり余程才能がなければ、あれだけキツイ現代っ子は稽古に付いて行けないと言う。是非、新たな威勢のいい日本の若者が逆にモンゴル勢相手に脅かす存在になって欲しい。正直今の大関陣では期待が薄い。千代の富士のように豪快に投げ飛ばす力士誕生に期待したい。

こりゃ兄貴より強いわ!!

2006年02月26日 | 格闘技
ビックマウスで有名な亀田三兄弟の次男がやってくれた。亀田大毅だ!!
なんだか彼はは絵もうまいんだよなー。浪速の弁慶はまさにイカツイテいた。出足は相手を見る余裕。ワンパンチで決めてやるという豪語通りだった。左フックが見事に決まり、相手がダウンした。1回23秒のKOタイムは、兄興毅のデビュー戦での1回44秒を上回りこれも兄貴をうまく牽制していた。三兄弟では一番落ちこぼれという鬼のオヤジだがあの次男坊らしい性格はもはやビックマウスではないようだ。試合後のインタビューでは「早くてすみません」と淡々と話し、会場を沸かせた。なんだか最後はハウンドドッグのオンリーラブを唄う程のパフォーマンスだ。あれだけ沸かせせくれる亀田兄弟は大いに期待してしまう。見ていて気持ちいい。オヤジが言ってた言葉を思い出す。コイツらの世界チャンピオンが東大合格なんや!!ただ東大よりコイツラ厳しいことやってる、絶対チャンピオンにしたる!!と。一番怖いのはお父さんと言うけれどあれだけの逸材にしたオヤジの徹底ぶりと、教育は凄い!!ますます期待して思いきりビックマウスでええんちゃうの!!

年間最多勝も優勝もこの男か。

2005年11月25日 | 格闘技
しかし強いよな、朝青龍は。ちょっと危なげない体制と思ってもすぐ自分の体制にもっていくからな。がっぷりで上手取れば豪快な投げに。もろざしなんて秒殺だから。モンゴルの大地と格闘一家に育ち、明徳義塾で基盤を作り他の力士の追随を許さんもんな。身体はでかくないがとにかくボディバランスは最高じゃないの?やっぱり上手いよ相撲が。威嚇するのもよろし。ただ相撲って日本の国技でしょ。アメリカならMLBだよ!!確かにMLBの世界もドミニカ、プエリトリコ、そして我が日本もそうだけれども。相撲の300年の歴史でこれだけ不甲斐ない日本力士は厳しいね。次は琴欧州だし。日本人の強い横綱の出現はもうなしかな?角界は厳しいし日本魂、大和魂なんて死語だしな。厳しい稽古するよりヒルズ族を目指すのか!?ただヒルズ族も氷山の一角だしな。相撲は30歳過ぎたら厳しい世界。廃業して部屋が持てても幕内力士が生まれなければ経営は火の車。ちゃんこ屋なんてやってもな。やはり柏戸、大鵬、貴乃花、輪島、北の湖。それに若貴兄弟っていうのは凄いと思うよ。朝青龍時代はまだまだ続くんだろうな。