庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

昔の絹の布

2016年10月03日 | 手作り
昨日までのお天気と打って変わって朝から霧雨~曇り~夕方雨、湿度が高く鬱陶しい日でした。気温は24度まで。


ロコさんが気に入ってくださった絞り模様の木綿生地、端切れに化学染めをされる方が絞りを施したものをほかのと一緒に染めました。
右は前もって私が下地処理(呉汁)を施して持参し、当日染めて貰ったハンカチです。
左は下地処理なし、一緒の容器で染めて染め上がりが違いますがどちらもいいですね。
シルクだとまた色合いが変わります・・・染料植物や媒染剤が同じでも繊維によって染まる色合いが違うので面白いなあと思います。


先日昔の絹の布を少しいただきました。
下さった方も少し年配の方でしたが、その方のお母さんが養蚕をしていて、売れ残りのくず繭から糸を紡ぎ布を織り、家族の為に着る物を縫ったのだそうです。
この布は70~80年くらい前のもので着物をほどいて布に戻したもの。


布端の糸を見ると木綿と違うのがわかります、すごく細くて柔らかくてキラキラ光沢があるようにみえます。
布の手触りは少しザラッとして麻布みたいな感じ。
義母に聞いたら家で紡いで機織りした絹はこういう感じだった、と言っていました。


持ってきてくださった方にちょっと肩にかけてもらって。
コメント
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