2016年 米国作品。
ボーン シリーズの5作目。マット・デイモンが第4作を除いて主演している。
CIAの追跡を逃れて潜んでいるボーン(マット・デイモン)にかつての同僚ニッキーがボーンの父親の情報、そして新たにCIAが世界中の情報を操作するプログラムを開始しようとしていることを知らせる。CIAが放ったエージェントによりニッキーが殺害されてしまうが、情報を得たボーンは再びCIAへの戦いを始める。
カーアクション、狙撃、格闘などアクション満載。特に装甲車を使ったカーアクションは「どれだけのクルマを破壊するのか!」と驚きを禁じ得ない贅沢さがあります。格闘戦も、ストリートファイトからエージェントとの殺し合いまでたっぷり。特に本シリーズの特徴である手元にあった日用品を使っての至近距離の格闘は見応えあります。
贅沢な作品なのですが、ボーン・シリーズ初期作品と比較するとシナリオの弱さが感じられます。ボーンの自分探し、復讐というような強い動機が見えないので、感情移入があと一歩できません。ここが惜しい作品となりました。
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