風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

奥飛騨 日本秘湯を守る会2連泊の旅 その4

2008年03月07日 18時30分44秒 | 日本秘湯を守る会

 さて,今日のお宿は槍見館。よくテレビにも出ている有名なお宿で,売りは露天風
呂から槍ヶ岳が見えること。

 しかしなぜか宿はバス停からかなり離れていて,ここでも凍った車道にビクビクしつ
つ重い荷物を持って歩かなければならなかった。
 宿に到着すると,いろり端でお茶とお団子を出してくれて一服。暖か~い。
 横を見ると,コーヒーもセルフで200円で飲めるようになっていて,お手軽でいいわ。

 槍見館にはM町は先にチェックインしてて,すでに内湯には入ってきたとのこと。
 例の露天風呂は混浴なのでたぶん無理だろうなあ。

 お部屋の方は和洋折衷のバリアフリーの部屋で,ツインの部屋にトリプルユースで
入った。
 さっそく内湯へ。

   分かるかな?

  内湯からもしっかり槍が見えます。

  ただ,I姉さんもM町も,そして私も今日は十分に山を堪能してきたので,それほ
ど感動することもなかった。(笑)

  そして昨夜の宿でも(書かなかったけど)実に6種類ものお風呂を梯子したので,
この宿の数え切れないほどある露天風呂を梯子する気も起きず,槍見の露天風呂
の隣にあった女性用の露天風呂「岩見の湯」に一つ入ったきり,お部屋でゆったり
くつろいだのだった。

  なので夕食もお願いした時間より30分繰り上げてもらう。
  ここは部屋食だった。

    

               付きだしもきれい。

  

   たくさんの郷土料理。少しだけ試してみたかったものが
   出てきてうれしかった。(こもどうふやます寿司など。)

         

        まつたけではないけど,きのこの土瓶蒸しがうまい!

   焼き物。

  最近新たな名物となっている 
  らしい漬け物ステーキ。正直言って微妙。(笑)

   ブリ大根♪

  れんこん饅頭っぽいもの。 
 (たしかレンコンではなかったはず。)

   そして飛騨牛すき焼き。

   あまりにも時間が経ってしまったので一つずつどうこう説明はできないけど,
 おいしかったですよ~。
   お料理はこちらのほうが好きだったかな。

   満腹になったあとは,お姉さま方は恒例のマッサージ。
   私は「篤姫」を読みながらうとうと・・・。

   で,起きてみたら,またしても真夜中!確かまだ2時頃だった。
   なんで?

   しょうがないのでまたお風呂に行く。24時間どこでも入れるのよね。

   内湯で暖まったら(今度は誰もいなかった。)外湯を見に行ってみる。

   

   階段にはむしろが敷いてあるもののやはり滑りそうで怖い。
   それにしてもものすごい数の露天風呂だ。

   昼間には入れなかった槍見の湯にも入れるけどどうせ槍は見えないし,
  それよりもまんてんの湯に入りたい!

   まんてんの湯も混浴なんだけど,入口と脱衣所が別になっていて真ん中で
 つながっているのだ。

   さすがに2時ではこちらも誰もいなかったのでどかーんっと真ん中まで出て
  ゆっくり浸かった。
   しばらくすると脱衣所の明かりも消えて,空にはまんてんの星が見える,と
  いうお風呂なのだが,残念ながらお宿の明かりが目に入ってしまいまんてん
  とはならなかった。(笑) でも気持ちよかった。

   で,他のお風呂もついでに見てみたら,ジャグジーの露天なんてのもあって,
  なかなか楽しいかも。

  真夜中の温泉から戻ると,ロビーで自己申告にて自由に飲めるようになってい
 るジュースを1本取って飲んだ。ここはビールやジュースが水のはった木桶にプカ
 プカ浮いており,なんともいい気分。
  部屋に戻って再び夢の中へ・・・。

  朝起きたら朝食をいただき,帰り支度をしていると餅つきのアナウンスが。
  お客さんも参加してたのしい餅つきとなった。

       
  
  つきたてのお餅はお客に振る舞われるのだが,トッピングも各種揃えられて
 いて,よいですぞ。

         

         湯元長座も槍見館も,どちらもステキな宿でした。

   帰りはM町は平湯温泉でお別れし,I姉さんと私は高山で降りて,高速バスの
 乗り換えの時間までに寄ったのはもちろん「とらや」!(笑)
  やっぱりおいしいよ。ここの和菓子!

  と,最後まで食い意地のはった旅なのでした。

  スタンプは今回で5つ目となり,半分達成。
  あと5つを来年の10月までに泊まるのが目標です!

      


  


奥飛騨 日本秘湯を守る会2連泊の旅 その3

2008年03月06日 19時43分22秒 | 日本秘湯を守る会
   ヨロヨロと河原に降りて振り向くと・・・

   

                     ジャジャーンッ!
              これがジャンダルムか~。カッコイー!
                   来てよかった~!!

           

                     記念撮影♪

  あ~疲れた。でも来れてよかった~。

  ガイドさんも「ずいぶんがんばらせちゃったけど、いいポイントでしょ?

  いや、ほんとにすごいです。

  光の具合もいいのか、露出補正しなくてもきれいな山脈が撮れてうれしい!

  で、写真を撮ったら早々に戻ることに。時間がだいぶ押しているのだ。
  疲れていたけど帰りは下りなのでだいぶマシだ。I姉さんは登っている意識が
 なかったらしく(雪道だといまいち分かりづらいのだ。)行きとの差に驚いていた。

  あっという間にどんどん下っていき、穂高平まで戻ってきた。

  

             本当にいい天気で良かった。

   

            笑えるくらい足を揃えて記念撮影。
        パンフレットに使えそうなくらいわざとらしい。(笑)

  ガイドさんは最後にちょっとだけ冒険をしてくれた。
  林道を外れて林の中を降りるのだ。

   

   ここまでむしろ私より歩くのがうまかったI姉さんだが、さすがにこの下りには
  四苦ハ苦。でも、おもしろい~!

   さらに林道から滑って降りることに。 

   後ろから来ていたスノーシューのご夫婦がびっくりしていた。

   私が最後に滑り降りると、下に着いた時には背中から雪が入りまくって、
  ちべたーいっ!!フリースに張り付いて取れないし!(笑)
   もういいわ。 このまま帰ろ・・・。

   車道まで降りたらスノーシューを外して駅に歩いていこうとしたら、凍った車道
  で滑って転ぶ。
  ・・・なんでここで?!

   とまあこんな感じでスノーシューツアーは終了したのでした。
   ガイドさん、本当にありがとうございました。

   そしてI姉さん、付き合ってくれてありがとう。
   なんせガイドさんが他のグループを連れて行ったときは、穂高平で引き返した
  らしいので、必ずジャンダルムの見えるポイントまで行けるわけじゃないんだよ
  ね。
   満足満足なスノーシューでした。   

奥飛騨 日本秘湯を守る会2連泊の旅 その2

2008年03月05日 21時37分07秒 | 日本秘湯を守る会

 福地温泉2日目。
 早く寝たからか、5時前に起きてしまった。
 二度寝できそうもないので、露天風呂に行ってみた。

 こんな時間にはさすがに誰もいないだろうと思ったのに、いるよ~!
 向こうも1人で入れると思ったんだろうなあ。
 露天風呂に入ってしばらく浸かっていたら、木々の合間から北斗七星が見えた。

                       

 朝ごはんは昨日と同じ囲炉裏端でおいしい朴葉みそでごはんをしっかり食べると
バスで終点新穂高ロープウェイ前に向かう。
 今日はとってもいい天気なので、期待に胸を膨らませる。
 残念ながらM町は風邪が治りきれていないのでスノーシューを止めて、代りに
ロープウェイで山上に上がるとのこと。
 理由が理由なので2人でもツアーを催行してくれるという山楽館さんに感謝。

 2月には芦生にスノーシューに行くことになっているし、ここで練習を兼ねてがん
ばるぞ!
                        

 それにしてもみんな泊まりの荷物を持っていたのだが、なぜかバス停はロープ
ウェイ前のはずなのに、乗場から200mほど下にあるのだ。なんで?!
 ひーひー言いながら車道を登って駅に着くと、ガイドさんがすでに待っていらした。
 
 さっそく雨具を着込み、必要なもの以外は預けてスノーシューの着け方や歩き方
の講習を受ける。久しぶりだからドキドキするなあ。

 M町とお別れしてI姉さんと私はガイドさんと槍・奥穂高に向かう林道へ入った。

   山の合間に雪山が。

  ガイドさんが道すがら動物の足跡や、雪屁等について教えてくれる。
  途中で人間の足跡や休憩した後もあり、新しそうなので誰か先に歩いていそう。

  I姉さんは初めてのスノーシューだけど、林道だし特に問題なく歩けているようだ。
  新雪ではないので4,50cmほどの深さだがあまり沈むこともなく歩きやすい。
  アドベンチャーな部分は少ないけど、その分距離は稼げるので、坂道をずーっと
 登っていくと2時間ほどで穂高の避難小屋に着いた。

   

   くたくたの腹ペコだったけど、ここから眺める槍が岳や南岳(たぶん)は最高
  にかっこいい!
   そしてやっぱりここに立派なカメラを持ったおじさんが写真を撮っていた。
   どうやらこの避難小屋に今夜は泊まるらしいので夕焼けや朝焼けとか撮るの
  かな。

   ツアーにお昼ご飯は付いてないので、各自パンとか取り出して食べる。
  でも、ガイドさんがサービスしてくれたのがこちら。

    チーズフォンデュ!

   水分が少ないのでお湯を沸かすよりずっと早く出来ていいのだそう。
   I姉さんが昨日の夜「チーズフォンデュ食べてみたい。」と言っていたので、
  あまりのグッドタイミングにびっくりした~。
   暖かいものがうれし~い。

   で、時間は12時30分。ガイドさんが一言。「どうする?先行く?
   私達の疲れが見えたんだろうけど、すかさず「行きます!」と答えた。
   そう、このルート、がんばれば奥穂高のジャンダルムっつうところが見れる
  といううたい文句に惹かれて決めたのよ。
   I姉さん、本当はめちゃ疲れてるだろうけど、ごめん、行きたいねんっ!

   あとでI姉さんは『ここでイヤって言ったらぜったい恨まれると思ったから。』
   とM町に報告していた。(笑)

   実は私も靴が少し緩かったらしく、靴擦れで足裏にマメができてそうだった
  けど、どうしても行ってみたかったんだ。だって、ジャンダルムって響きがカッコ
   イイんだもん。(実はなんのことだかまったく知らなかったんだけど・・・。)

   穂高平を横目に再度林道に入るとひたすら登っていく。
   雪道なので坂道には見えないんだけど、ずっーと登ってるよね。
   それにジャンダルムの見える場所までは今まで登ってきたのと同じくらいの
  距離らしいと聞くと気持ちが萎えそうになった。
   それでもピッチを上げてがんばって登る。

     もうすぐ?

   
  とうとう奥穂高登山口の分岐まで来た。

 終わりだと言ってくれ~! 

 と、心の叫びを上げていたら、ガイドさんが河原の方に降りて行った。
 ついて行って振り向くと、そこにはジャンダルムが!!!

                                     (つづく)


奥飛騨 日本秘湯を守る会2連泊の旅 その1

2008年02月14日 22時24分39秒 | 日本秘湯を守る会

 随分経ってしまったけど、1月の連休にI姉さんとM町と一緒に奥飛騨に行って
きました。
 目的は「日本秘湯を守る会」の宿に泊まること。
 なんせ秘湯の会というだけあって遠いので、今回は大奮発して2連泊したのだ。

 1泊目は3人とも一番泊まってみたかったお宿、福地温泉「湯元長座」。
 高山まで大阪から高速バスで5時間、さらに路線バスで1時間半ですよ。
 M町は東京から同じくバスで来たんだけど、平湯温泉で下車できることが分かって
待ち合わせ場所を急遽変更。福地温泉は平湯からだと20分もかからないのだ。
 東京ってなんだかんだ言って、信州・岐阜に行くのって便利でいいよねえ。

 で、湯元長座に着いたら、門をくぐり、くねくねと長い廊下を渡っていく。
 
        

    雪景色に提灯がよい雰囲気をかもし出していて、期待感が高まる~。

     
         とうとうあこがれの湯元長座に来たよ~!!
         軒先の干し柿と秘湯の会の提灯がいい感じ。

     玄関を入ってみると、意外にも洋風のおしゃれな待合室があった。
     そしてその横にはいかにも湯元長座だ、と言わんばかりの囲炉裏が。

   クマだよ~!  爪も付いてたよ~。
 
          
 
             いかにも奥飛騨って感じの重厚な作り。

 私達がチェックインしたお部屋は「和室」という料金が下から2つ目のお部屋。
 だから正直お部屋は期待してなかったんだけど、どっこい広い10畳ほどの和室に
絨毯敷きの広縁も付いていてずっと良いお部屋だったので3人とも大喜び。

 冬だからか福地温泉では他の宿に1箇所だけもらい湯が出来るということなので
さっそく隣の「孫九郎」へ。

        

          露天風呂のお湯が緑白色で変わってます。

    そしてそのまま次に湯元長座の宿泊客専用露天風呂「かわらの湯」へ。

  雪降ってます。  

  
   お風呂は貸切状態。

  向こうから川音が聴こえてきて、いい感じ。温泉地に来たなあとしみじみ感じる。

           

  さらに湯元長座には、別の大きな露天風呂があって、そこはかなり良かった。
  内湯も総檜作りだし、豪華ですねえ。
  まだ24時間入浴可能の貸切露天風呂も3つあるので、入りに行かなければ!
  しかしお腹もすいたので、まずはご飯だわ。

      

              じゃじゃーんっ!囲炉裏端でご飯です。

     岩魚の塩焼き~。

  飛騨牛のすき焼きも! 

  途中で宿のご主人が来てご挨拶してくれた。

  3人ともこの宿を「ザ・温泉旅館」と呼ぶことにした。
  それくらい正統派の温泉旅館でした。来てよかった。

  福地温泉は近隣の温泉地と比べると、福地温泉と言う地域をブランドとして
 一生懸命守り育てているように感じました。
  だから小さいながらも温泉地全体の雰囲気が落ち着いていてとても気持ちよかっ
 た。大人のための温泉地でした。

  次の日は3人で新穂高ロープウェイ会社の「山楽館」のスノーシューツアーに参加
 することにしていたけど、M町は体調が万全でないのでI姉さんと2人で参加する
 ことに。「山楽館」の穂高平ツアーは4人からなのに、2人でも催行してくれるという
ガイドさんに感謝です。
 あ~、明日が楽しみだなあ。


東京あちらこちら その6

2007年06月24日 22時51分54秒 | 日本秘湯を守る会

    たから荘は兜棟造りと呼ばれる茅葺き屋根のお宿。

      

  階段を降りて宿の玄関まで行くと「日本秘湯を守る会」の提灯がお出迎え。

                      

  お部屋に案内してもらうと今回も川沿いのお部屋でした。
  食事時間の説明等していただいたあと、お茶請けを持ってきてくれるというので
待っていたら、なんと出てきたのはこれ!

        

  ほくほくの新じゃがと自家製のお味噌。付けて食べるとおいし~い。

  このあと早速お風呂に行ってみると、貸切状態でゆっくり浸かることができた。
  
  ごく普通の温泉って感じだけど、  
  入った後はすべすべになります。

  横には川が流れていて、木々の緑も目に眩しいくらい。

  しかし、外では急にパトカーやら消防車やらがけたたましくサイレンを流しながら
走っていく音が聞こえてきて、いつまでも止まないのだった。
  あとで宿の方に聞いたところによると、毎週末バイクやら車やらの事故が後を
断たないらしく、宿の人はもう慣れっことのこと。
  たしかにバスに乗っている時からバイクツーリングやオープンカーなんかが走り
に来ていたり、本気モードのサイクリングの自転車も車道のきつい坂道をえっちら
登ってたので、カーブなんかになると事故を起こしやすいんだろうな・・・。

                       

  天気予報は完全にハズレ、いいお天気。
  長いお風呂のあとは夕食をいただきに大広間に上がると、さっそく頼んだのは
これです。

    日本秘湯を守る会限定 ”秘湯ビール”。

  秋田県で作られた地ビールを会員の宿でだけ提供しているらしい。
  4月に湯泉地温泉に行ったときには無かったけど、おいしいなあ♪

  お食事もかなりの種類が出てきて、天ぷらとかも温かいうちに持ってきてくれた
のがうれしかったです。
  いい写真がないので割愛しますが、食べ過ぎて死ぬ~!(笑)

  腹ごしらえに再度お風呂に入ったら、ここ2日間の寝不足からすぐに眠ってし
まいました。明日は何しようかなあ?

                       
         


十津川へ秘湯の旅その3

2007年04月27日 18時07分19秒 | 日本秘湯を守る会

  さらにバスに揺られること1時間。
 I姉さんに起こされて十津川村役場前下車。(笑)
 途中で登下校の子ども達が乗ってきたところまでは覚えてるんだけどな・・・。

 バス停には今日泊まる湯泉地温泉「湯の里」からお迎えの車が来ていたので,
そのまま車に乗って宿へ。
 湯泉地温泉の日帰り湯である「泉湯」とかはバス停の近くにあるようだけど,宿は
歩くと30分くらいかかると言っていた。

 確かに他の宿と比べても一番奥の,川沿いにぽつんと一つ立つ離れ宿。

 宿に着いて玄関にはいると,下駄箱の上に巨大なさるの腰掛けが!さるの腰掛け
にさらにいくつものさるの腰掛けがくっついて,人間も座れるんじゃないの?って感じ。

 部屋は結構広くって,窓の横(下?!)はすぐ河が流れている。

    

     
 そしてこの部屋,河に出っ張ってる!  

 さて,お茶を飲んで一服したら,さっそくお風呂に行くぞ~!
  (部屋には浴衣とバスタオル,お風呂セットもありました。)

  お風呂は地下に降りてさらに奥へ・・・。いったいどこに連れて行かれるの?!
と思うくらいちょっと怖げな(古いとも言う。)通路を通っていくと最奥が女湯だった。

  ものすごいシンプルな(簡素とも言う。)お風呂でしたが,露天も河の真横で
いい感じ~。

      

  ここの温泉は源泉かけ流しで温度が55度と高めなので,内風呂は熱くて加水
しなければ入れないほどだったけど,露天は外気のおかげでちょうどよい湯加減
なのだ。そしてたくさんの湯ノ花が舞っていて,いいお湯だと分かる。
 あんまり奥に行くと道路から丸見えだけど,浸かってれば見えないかな。(笑)

 1時間ほどゆっくりして部屋に戻ると,喉が渇いてしょうがなかったのでお水を
お願いしたらポットに氷水を入れて持ってきてくれた。
 この後も,夕飯後,朝食後とお湯とお水のポットがサービスされたのはとても
良かったです。

 そしてお待ちかねの夕飯だい!

 階下の食事専用の個室に通されると,ものすごい数の料理!

     わ~い!!

           さすが,料理と温泉で評判のお宿です。

     左から,いたどりのごま油炒め,

  タケノコの木の芽みそあえ,干し柿(松ぼっくり風),ふきみそです。
  なにがびっくりって飾り切りのすごさ!すごい器用~。 そしてこれは日本酒
 でしょうってことで,ビールの後に日本酒オーダー。(冷や,燗とも。(笑))

         あまごの作り~。

 山菜等の天ぷらになめこおろし。  
 なめこおろしの横に付いてた菊の花に見立てた春雨?もすごい~!

   そして南紀(?)名物めはり寿司も。

 あめごは塩焼きもあるよ~!  

   炊き合わせもきれいに盛られて。

   印象はとにかく盛りつけがきれいで,飾り切りがすごいなあと思いました。

   もちろんごはんは食べきれなかった。(というかめはり寿司あったし。)

   う,動けない・・・ってくらい食べたら,腹ごなしにまたお風呂へ。

   夜の露天も平日の夜だからか貸し切り状態で,ゆっくり浸かりました。

   帰りに秘湯の会の趣旨が書かれたものが飾られてて,秘湯の会の本があった
ので,ぱらぱらと見ていると,またどこかに泊まりに行きたくなりました。

                      

  朝ごはんは8時と遅めにしてもらったものの,起きたら7時30分だった。(爆)
  そのたった30分しかないところでさらに朝風呂に。
  お風呂好きねえって思うでしょうが,温泉地にいったらやっぱり3度は入ります。

  そのあとそのまま昨日と同じ食事場所で朝ご飯。
  朝から鮎の甘露煮が出てきた。なめこのみそ汁がおいしい。
  昨日食べ過ぎたのに入るのはなぜでしょう?

                        

  9時30分に宿を出る。女将さんが送り出してくれた。
  お世話になりました。

  十津川村役場にはバスの時間より1時間ほど早く着いて,役場横にある道の
駅で足湯に浸かることに。

   

   たまたま日曜日ではないのに朝市が開かれていて,そこにコーヒーも出て
 いたので,I姉さんと大喜び。
   コーヒーを飲みながら足湯に浸かる。

              

   ここの足湯は60度もあるので,10分も浸かると足が真っ赤っかに。

   そして,近くにある道の駅でおみやげものをチェック!

   すると,十津川で評判というきのこが。

     

               ものすごい大きさ,重さ!
               もちろん買って帰ったよ。

      遠かったけど,楽しくおいしい十津川秘湯の旅でした

    


十津川へ秘湯の旅その2

2007年04月25日 20時06分06秒 | 日本秘湯を守る会
 バスで行くこと1時間半、谷瀬の吊り橋のある「上野地」に到着。

                     

 このバスは日本一長い路線バスだからなのか、それとも谷瀬の吊り橋を楽しめる
ようになのか、ここ上野地で20分もの休憩が取ってあるので吊り橋に行っても同じ
バスで先に進めるありがたいシステムになっている。

 でも、特に急ぐわけでもないしお昼も食べたかったので私達は橋を渡って河原に
降りることに。
 その前に、横の売店で缶ビール2本を購入。ウシシ。

                       

 それにしても久しぶりに来た谷瀬の吊り橋は、過去の記憶より狭いような?
 恐怖心がイメージを大きくしたのかな?

       

    もっと端っこの網の部分が広かったような気がしたんだけどな。

  それに、渡ってみたら前より怖くなかった。I姉さんも「怖くな~い」とすったか
歩いていく。距離はあるんだけどね。

  あっけなく渡りきると、橋の下にあるオートキャンプ場横の河原に下りてさっそく
お昼ごはんに買ったお寿司とハラスで乾杯!

      

  このハラスが大正解!んまいっ!  

  I姉さん、「もう1本ビール買っておけば良かった~。」とのたまう。(笑)
  下から見る吊り橋もなかなか良いですぞ。

      


  次のバスまで3時間あったので河原で2時間ほどゆっくりしたら、また橋を渡って
喫茶店を探したけど、平日だからかGW前で人出もないからか閉まっていた。

 しょうがないのでまた売店で今度はアイスを買って、バス停前でバスを待っている
と出発20分前にバスが来た。

 今日の宿泊地である「湯泉地温泉」のある十津川村役場前バス停まではここから
さらに1時間。
 遠い!遠すぎる!でも、秘湯だからねえ~。

 

十津川へ秘湯の旅

2007年04月23日 22時13分14秒 | 日本秘湯を守る会
 先週末、I姉さんと一緒に十津川へ行くことにしました。
 一番の目的は、東北旅行で知った「日本秘湯を守る会」の宿に泊まりにいくことで、
もう1つはI姉さんが行ったことがないという「谷瀬の吊り橋」を渡ること。

 昔谷瀬の吊り橋に行ったときは車だったけど、今回はなんとバス!
 車でも神戸から4時間かかるっちゅーのに・・・。

                      

 そうして朝早くに家を出て、なんば・橋本経由で奈良の五條に向かう。
 五條駅にもバスは来るけど、駅から歩いて5分の五條BCへ行きお得なバスチケッ
トがないか聞いてみることにした。
 その途中に柿の葉寿司のヤマトがあったので、私はサラダ巻き(なんでやねん!)
、I姉さんは笹寿司をお昼ごはん用に購入。そして、現地に着いたときのビールの
お供には柿の葉寿司用には使えない鮭のお腹の部分を焼いた「ハラス」を購入。
 こんなおいしそうなものが売っているとは。ヤマトってばナイス!

                      

     バスセンターに到着。

  お得なチケットだけど、当初は最終目的地までは乗り降り自由な「バスハイク
169
」にしようと思ってたら、普通にプリペイドCI-CAを買って「ひまわり」乗車券に
するとなんと一人1300円近くも安くなることが分かったので迷わずこっちに。
 デポジットを500円出してカードを買うのが面倒くさいけど、帰りに返したらいいし。
 行きと帰り、2人分7000円分のひまわり購入。これで9600円分も使えるのだ。

                      

 そうしてバスが来たので出発!思っていたより普通の大きいバスだった。
 ということはけっこう大きな道を行くんだな。

 五條から谷瀬の吊り橋までは約1時間半。

 山を越えると外気温が大きく下がったみたいで、4月も終わりに近づきつつある
のに、さくらが満開だった。まさかまだ桜が楽しめるとは!

       

  でも谷瀬の吊り橋はまだまだ先だ~。

初東北旅行その5

2006年10月17日 08時04分08秒 | 日本秘湯を守る会

 谷地温泉からまたバスに乗って、宿泊先の元湯猿倉温泉へ。 
 この辺りは特に紅葉が進んでいてとてもきれい。  

 宿は前夜よりランクアップしてるので、食事処もお部屋もお風呂もいい感じ。 
 二人とも大喜びだった。よかった~。
 部屋にはソファに天窓もあって、なんと床暖房だよん。

 実は夕食までに睡蓮沼に行こうと思っててタクシーを呼んでもらおうと聞いてみたら

 「タクシーですか・・・。
  呼ぶのに40分はかかりますが、よろしいですか?

 ひょえ~!さすが秘湯・圏外地域。恐るべしっ!!
 今日行くのはあきらめよう。明日の朝にタクシー呼んでもらうつもりだったけど、
ある意味今日聞いておいて良かった。
 予約予約・・・。

                       

 さて、そうなればお風呂お風呂。
 まずは宿泊者専用のお風呂に行ってみると、またもや乳白色のお湯が掛け流し
です。露天風呂もあって紅葉もきれい~!
 天然の蒸し風呂もありまっせ~。極楽極楽。

 そこで裸のお付き合いで、同じく今日宿泊するお客さんといろいろ話していると、
どうもこの宿は「日本秘湯を守る会」の宿の1つらしい。
 なんと3年で10ヶ所宿泊すれば1泊無料で泊まれるのだそうだ。
 1年に3回はけっこう大変だけど、なんとも魅力的。
 これを口実に旅行に行けるってもんです。(笑)
 会員になるのは無料だそうなので、あとでフロントの人に聞いてみようっと!

 さてさて、さらに日帰り湯の方の露天風呂にも行ってみたら、こちらは露天のみで
ぬるい湯と熱い湯の二つの湯舟が階段状に並んでいた。
 上の段に入ってみる。
 こっちが熱い湯かな?じゃあぬるい方に行く前に暖まっておこうっと。

 んで、下の段に・・・。 

             うあっちっーーーーーーーー!!!!!
             うっそーん!熱すぎっ!!(爆)

 星なんか見れるかい!?熱すぎっすよ・・・。

 まあしかし、じゅうぶんお風呂は堪能しました。 
 谷地温泉も入れると今日だけで3回は風呂入ったもんね。

 お風呂が終われば夕食~。

       じゃーん!豪華~!岩魚もありますよ。

 宿オリジナルの「さる倉」という大吟醸のお酒も。
 久しぶりの大吟醸は甘かったけど、おいしかったです。
 他にも陶板焼きやらなにやらよく覚えてないですが食べました。(笑)
 
 温泉においしいご飯、それにお酒も入って本当に極楽です~。

 明日は八甲田山ですぞ。楽しみ!