キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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ラ・トゥールとフェルメール

2005年04月28日 | アート
つれあいがなんか明るい映画を観たいというので借りた「ル・ディボース~パリに恋して~」
ラブコメかと思いきや、実はなかなかほろ苦い映画だった。

この中でジョルジュ・ド・ラ・トゥ-ルの絵が重要な役割を果たしてるんだけど、そういえば今、上野の国立西洋美術館でラ・トゥール展やってるんだよね。
やっぱ観ておくべきだろうか?

以前フェルメール展が開催されたとき、フェルメールはもう絶対に観たかったから出不精な私も頑張って出かけてったけど、ラ・トゥールはそれほど大ファンてわけじゃないし、アール・デコ展(こちらも現在東京都美術館で開催中)で本物のルネ・ラリックをまとめて見るチャンスだしな・・・と迷っている。

そういえば最近フェルメールをモデルにした映画があって(「真珠の耳飾りの少女」)、その中でスカーレット・ヨハンセンが、もうほんとフェルメールの絵そのままでびっくりした。
あのブルーのターバンに、桜色の唇をほんの少し開いたあの表情!
(私は予告で観ただけだが)

絵を完璧に映画化といえば思い出すのは、「バロン」のウマ(ユマ)・サーマン。
ボッティチェリの「ヴィーナス誕生」のあの絵そのままに、貝の上に乗って長いブロンドで股間を隠した姿を観た時、「うわー、綺麗な女優だなぁ~」と感動したのを覚えている。
多分ウマを見たのは、そのときが初めて。

ところで邦画で芸術家の一生を描いたものってあんまりないですね。
画家の佐伯祐三の話なんかとてもドラマチックで映画向きだと思うんだけど。

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2 コメント

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そういえば (七詩)
2005-05-03 06:43:34
北斎漫画って日本映画がありましたね。

トラックバックありがとうございます。
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コメント有難うございます。 (偏屈王)
2005-05-03 15:26:07
以前から七詩さんの日記拝読しております。



ちょうどラ・トゥールを話題にしていらっしゃったので、チャンスとばかりトラックバックさせてもらった次第です(笑)。



なるほど、北斎の映画がありましたね。
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