GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

今年もつらら

2012-02-29 15:56:21 | 日々雑感
小隊長(妻)です。


今日は暖かく気温が1度もあります。(笑)

1日でこんなに成長するつららを叩いて落とすのが日課になっています。
危なくて、叩くのにも自分に降りかかってくるので怖いですよん。

今日は午前中つららを落として後はお日様にお任せしましたが、さっきから凄い音をたてて屋根から雪ごと落ちています。
グッサリと刺さりそう・・・。

これが水晶だったらいいのにね。

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三方六の端っこ

2012-02-26 22:49:08 | 日々雑感
小隊長(妻)です。


仕事がボチボチ忙しい今日この頃。
粉雪舞い散る本日は樹氷を眺めながらの御出勤でした。
相変わらず寒いですね。
出勤10分前に車のエンジンをかけてフロントガラスのパリパリを溶かすところから始まります。



さて、これは何でしょう?


北海道の十勝の人ならすぐ解りそうですね。
実はこれ『柳月』という北海道で有名なお菓子屋さんの『三方六』の端っこなんです。

『三方六』とはバームクーヘンなのですが、


こんな感じのお菓子なので端っこを切り落としているんですね。
その端っこを安価で買っているのです。

これ人気があるらしく、上の写真の柳月スイートピアガーデンという場所で売ってるそうです。
会社の人の話では人気があって開店前から並んでたりしてすぐ完売になるらしいのです。

でもちょっと遠いので、会社の人が経営しているお店が直接仕入れに行くというので頼んでいました。
一袋1kgもあります。
私は2kg購入、三方六の端っこが4枚入ってます。

北海道は買いだめ文化、1年分の鳥肉とか魚とかを買って冷凍ストックしている人は珍しくありません。
私もだんだん買いだめが根づいてきてます。(笑)おやつ買いだめ~

冷凍ストッカー欲しい~。

話を戻しますが、この端っこを1枚ずつラップに包んで保存袋に入れて冷凍します。
食べる時は自然解凍をして食べるとしっとりとして美味しいそうなのです。

これからはいつでも頼んだら食べられるので

と言う訳で、本日1枚いただきましたが、8等分して4分の1食べたらお腹がいっぱい。
しばらく楽しめそうですね。

十勝に住んでてよかった!
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残滓

2012-02-24 12:44:19 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

※ 一般の方にはキツイ写真を載せます。
  血が苦手な人、スプラッターがダメな人は退出して下さいね、責任は取れませんので。


久しぶりに雪が降って朝から雪掻き(兵長が)してました。
苦手な雪掻きも兵長は好きみたいですね。
早起きして楽しそうに作業していました。

明日、明後日も雪、雪、雪・・・豪雪地帯の皆様は本当に大変だと思います。
この冬、北海道は雪の事故による死者が23名、重軽傷を含めたら340名になるそうです。

プチ都会暮らしでは考えられなかったことがいっぱい。

なにより自然が豊かで野生動物と隣り合わせで生きているので、ヒグマに襲われたとか、馬に引きずられたとか、牛の角が刺さったとか、驚いてしまいます。
また、脳梗塞や心筋梗塞での死亡も多く私の周囲でも珍しくありません。

都会とは違った危険があることを、先日兵長と山へ入って雪に埋もれて動けなくなって実感しました。
底なし沼のように体が落ちていきます。
動けずじっとしていると、気温が低いせいで雪が体にまとわりつきながら固まってしまいます。
私はスノーシューを履かなかったことを後悔しました。

雪って本当に怖い。



さて、タイトル通りエゾシカの残滓の写真を載せます。

ハンターさん達には平気でも一般の方にはキツイです。
兵長も、普段からこのブログに掲載している獣の写真はボカシを入れて配慮していますしね。

でも、私は兵長が山でエゾシカを撃つ、止め刺しをする、解体をする場面を見て命をいただくということを考えさせられています。
そして無残にも林道脇に、民家のそばに捨てられているエゾシカの残滓がどういう事態を巻き起こすのかです。
最近では冬眠しないヒグマもいるそうです。
エゾシカの残滓は野生動物のご飯になりますよね、民家のそばに残滓があったら住んでいる人は危険にさらされるわけです。

この写真は先日、兵長と山へ入る途中で見た残滓です。


道路から血痕が見えたので兵長と確かめに行きました。

腹抜きされて肉だけ取られていましたが、カラスやトンビが数十羽、上空に群がっていました。
回収が難しいのであればせめて雪を被せて見えないようにするとかの配慮は必要な気がします。

こちらは林道に入って1km付近の林道脇でカケスが残滓の脂をつついている場面です。
カメラを向けたら数羽いたカケスは飛び立ち、この子だけ逃げずに居座っています。


回収が楽チンな場所なのですけどね。

そして、これは去年の3月、白糠の林道に捨てられていたエゾシカの残滓です。


ここは残滓てんこ盛りのメッカで、ここでハンティングする地元のハンターさんならすぐ分かる場所ですね。
毎年、私の背丈ほど積み重なって捨てられています。
雪が被っている間はそんなに目立たなくても雪解けと同時に姿を現わします。
鳥やキツネに食べられて骨と皮だけになっています。
北海道は鉛弾の使用は禁止されていますが、毎年それでも鉛中毒でオオワシ・オジロワシが死んでいます。
つまり鉛弾を使用しているハンターさんがいるということです。

そして少し行くと牧場があり人も住んでいます。
ヒグマがついたらどんなに危険かハンターさんなら分かっているはずですよね。

私は猟期中、兵長の猟に付き合うのは2~3度程度ですが、その度に目撃するということはいかに日頃から残滓が目につくところにあるかですね。

ハンターに対して風当たりが悪くなるのは当たり前ですよね。

なにより、エゾシカを手負いにしないで欲しいです。
エゾシカは撃っても100m走ることもありますし、撃った場所で血痕が見つかればほとんどのハンターさんは追跡しますよね。
出来るだけ見つけて止めを刺して回収していただきたいものです。

先日、ブログに載せたエゾシカの料理は撃っても死にきれずに兵長が止め刺しをするまでしばらく鳴いていたシカのものです。
大切に大切に美味しく頂きました。
本来、狩猟はそういうものだと思っています。

と言っても、一般の方にはなかなか理解していただけないことだと思いますが。
でもね、家畜も野生動物も同じ命なの。
命を食べて生きています。
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エゾ鹿ヒレのソテー山葡萄ソース

2012-02-21 22:25:50 | エゾシカお料理レシピ
小隊長(妻)です。


昨年、兵長の実家からいただいた山葡萄の存在をすっかり忘れていたところ、兵長が「山葡萄を使ったエソジカ料理食べたい」と要望されて作りました。
ジビエはフルーツソースがよく合いますが、自己流なので完成するまでどうなるのか分かりません。
なんとなくこんな感じになるのかな・・と思いつつ、試行錯誤して作っているのですが今回も美味しく出来ました。

いただいた山葡萄 ↓


最近ではすっかり山葡萄も減少して貴重なようですが、甘酸っぱくてワイルドな感じのこの葡萄はやはりジビエに合います。
エゾシカのヒレはあまりたくさん取れないのでりんごのソテーを足してみました。

ヒレはやっぱり最高ですね、今回は風味付けにローズマリーを使用しましたがなくてもいい感じです。
山葡萄は鍋で水と一緒に煮て濾して、バターと少しだけ砂糖が入っています。

今日はホームベーカリーで作った焼きたてのパンに兵長が大好きなポテトグラタンもいっしょにいただきました。
材料はりんご以外オール北海道産です。


とっても満足! 


山の神様ありがとう、御馳走様でした。
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エゾシカの塩麹漬け焼き

2012-02-14 22:21:40 | エゾシカお料理レシピ
小隊長(妻)です。



寒すぎて心身ともに凹み気味の今日この頃、滋養をつけるためにもせっせとエゾシカをいただいております。

本来、日本人は狩猟民族で獣の肉をいただいてきましたが、仏教伝来以降殺生をしたものを食べるにあたり罪の意識を感じるようになりました。
でも人は何かを殺して食べて生きていかねばならないことから、『鹿食免(かじきめん)』という免罪符の発行により狩猟を密かに許されてきました。

例えば、兎は鳥と見なして一羽、二羽と数えますし、猪は山鯨と見なして食してきました。
鹿や猪、兎などは滋養をつける意味で 『薬喰(くすりぐい)』 と言ったそうです。
と、虎の巻を見ながら書いています。

薬と称していただけば罪の意識も軽減されると言う、人の都合によるものでまったく勝手ではありますが、野生の生き物を食べると体調が良くなり元気になるのは私の体が実感しています。

そこでこの寒い時期にさらに滋養をUPさせるべく、最近流行りの 『塩麹』 を10日間かけて作りました。
家が寒いのか発酵が遅くて毎日麹をまぜまぜしていました。
一度作ると冷蔵庫で半年以上持ちます。


この塩麹は、疲労回復、ストレス軽減、老化防止や便秘の解消、美肌効果などがあると言われています。
また、塩麹の酵素が肉のうま味を引き出し、柔らかくしてくれる効果もあります。できた塩麹 ↓ 


最近、兵長も体調が悪いことからこの塩麹を使ってエゾシカを焼いてみることにしました。
スライスしたエゾシカのロースに


塩麹に漬けて3時間程冷蔵庫で寝かしました。


味付けはこの塩麹だけです。
焼きあがり~


とても美味しいです。
塩麹の塩味と酵素のおかげで肉のうま味が引き出されています。
もともと柔らかいロースですが、さらに柔らかくなっていました。

ついでに山わさびも付けていただきます。
これも美味しいです。


栄養満点のエゾシカと栄養満点の塩麹のコラボは成功ですね。

作り方は簡単で、麹と塩と水を混ぜて発酵させるだけです。
最近ではキットも売られているそうです。
私の会社でも塩麹作りが流行っていて、情報交換をしてお料理に活用しています。

そんなわけで、今回も山の恵みに感謝です。
皆さんも是非、塩麹を作っていろいろなお料理にどうですか?
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スノーモービル体験

2012-02-13 00:05:00 | 北海道の話
小隊長(妻)です。

過去10年で2番目に寒いと言われている十勝の冬です。
1ヶ月で灯油を300リットル消費しています。
会社から暖房費の支給がないと凍死していることでしょう。

最近、引きこもりがちではありますが、今日はちょっとだけスノーモービルを体験してきました。

と言うのも、私が勤めている会社の人がスノーモービルが趣味で「町でイベントがあるから来ない?」と誘われたのでした。
興味津々で兵長と行って来たものの風が強くて寒い。
と言っても-5度くらいでしたが、見学だけのつもりが乗ることに・・・。

もちろん私が独りで乗るのは勇気がないので後ろに座って約1kmのドライブです。
いざ、出発


帽子もかぶらず無謀、ゴーグルをお借りしてのわくわく体験。

ドライバーの腕がいいのでまったくと言っていいほど怖くなく大変楽しい体験でしたね。
思わず欲しくなりました。
公道や林道は走れないけど兵長の実家の山なら乗れそうな・・・。

北海道のハンターさんはスノーモービルに乗って猟に行く人もいて、なんかそれってかっこいいなぁ~。
もちろん私有地しか乗れませんが、広大な北海道ならではの乗り物なのでしょうね。

ドライバーのつもりでパチリ!


顔はぼかしてます、知ってる人も多々いますが(笑) 少し恥ずかしいですね。
そして甘酒をいただいて温まりました。

次回の冬は、兵長といっしょにスノーシューを履いて山でトレッキングに挑戦の予定です。
前回、山でエゾシカの回収に雪が深くて大変だったので(そっちが目的)買うことを決めた冬なのでした~。

北海道の冬は辛いけど、楽しいこともいっぱいだなぁ~。
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新猟場開拓

2012-02-05 23:55:08 | 射撃・狩猟
ここのところ、毎朝の気温が-18℃程のさぶ~い日々が続き。。。
今朝の-15℃を上回り暖かく感じてしまうのであります。

さぁ、今日はナニして遊ぼう・・・・・?

我が家の冷凍庫は、まだ隙間があったでありますな・・・。

ノンビリとした朝食の後、小隊長殿(奥さん)と共に、エゾシカ軍討伐に出発であります!


実家の白糠町の猟場ばっかりぢゃ、芸が無いでありますなぁ。

今回はいつもの猟場ではなく、職場がある町の林道へGOであります。


数本の林道を廻った後、本命の林道へ突入。
時刻はヒトヒトサンマル時、そろそろ敵軍の活動が活発になる頃であります・・・って、「いたぁー!」

左手の川の向こう側に、逃走中の敵兵(♀×2)発見!!


車で先回りしたところで、敵兵が停止。


降車してA-BOLTに装填、距離約50m、手前の♀にド~ン、即倒、一丁上がり。
続いて、奥の♀に次弾をド~ン、一瞬跳ね上がり10m走ってバタン、二丁上がり。
ダブルで頂きであります。


だけど、ココからが大変、川を渡って、膝上まである雪をラッセルであります。


更に、雪深く足場の悪い斜面をよじ登り・・・、


ようやく到着  ふぅ。。。


最初のシカはネックに着弾したのでありますが、まだ息があり、悲壮な声で鳴いているであります。
苦しめてしまったことを詫びながら、ナイフで止めを刺し、放血終了。

2頭にロープを結び、ラッセル再開であります。


この後、トロフィー狙いで更に進軍するも、敵兵との遭遇は無く終了であります。



まぁ、小隊長殿にいいとこ見せられて結果オーライ。

マダマダ、猟欲の衰えないワタシであります。
コメント (6)
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