GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

雪虫

2011-10-30 17:23:48 | 野鳥・花・生き物
小隊長(妻)です。

今日は曇りの日曜日。
兵長は出猟せず、11月の痔無兄号の車検とかワイパーの修理とかで午後から出て行きました。


さて、本日私はまったり過ごしていますが砂金でも採りに行けばよかったかなぁ・・・。

夏の間は忙しくて暇もなく、今少し時間が出来てきましたが、北海道はこれから雪のシーズンに突入します。
猟期が始まると男の子たちの遊び場はお天気次第なので、予定がなかなか思うように入れることができないというジレンマ。

雪が降り出すとあまり動きたくない私・・・。
でも、夕張~占冠までの高速道路がやっと開通して札幌まで少し近くなりましたね。
なので、ちょっと札幌から小樽辺りまでぶらっと独りでドライブしてみようかなという衝動に駆られています。

そんなことを考えて曇りの外を眺めていたら、白いものがチラチラと舞っていました。

外に出てみると『雪虫』です。

北海道では雪虫が現れるともうすぐ雪が降ると言われていて、本格的な雪国の生活が始まります。
この雪虫、トドノネオオワタムシと言うそうです。
普段、とど松の根っこにいるらしい・・・

体がまるで雪を着ているみたいに白くふわふわしています。(拡大したところ)





愛知ではお見かけすることがなかったのですが、鉱物採集で北部の山中に行くと見たことがありましたね。

朝、一生懸命ふわふわと舞っている雪虫を手で掴もうとしていたら、兵長が「触れらすぐ死んじゃうよ」と言ってます。
実際、捕まえてそっと手を広げてみると・・・瀕死の状態でまさに虫の息。(笑)
直接触ってないのになぁ。

デリケートな・・・

なんでも人の体温に触れるとポックリ逝っちゃうみたいです。
でも、雪の妖精っぽくないですか?
なんて朝からロマンチックなんでしょう。








・・・・・ただのアブラムシで害虫ですが。。。(笑)

一言余分なのよね、本当に
コメント (14)
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生シシャモのから揚げ

2011-10-25 13:22:42 | お料理レシピ(ジビエとか)
小隊長(妻)です。


久しぶりにタニタの体重計にのったら、ナント私の体内年齢が28歳と出ました。
北海道に移住してから若返ってますねー。
脂肪も8%ダウン、体質がすっかり変わってしまいました。
恐るべし北海道。  


さて、スーパーで旬のシシャモが出回ってます。
北海道では地元のシシャモが一般的に売られています。
買ったのは広尾産のシシャモ。

私は結婚するまで愛知県のスーパーで売られているシシャモは本当のシシャモだと思ってましたが、兵長から「樺太シシャモだよ」と言われて「何それ?」でした。
シシャモじゃないらしいのです。
まったく別物なんですって!
しかも、卵がいっぱい入ったメスが主流。
オスなんて見たことがありませんでしたね。

なので北海道でシシャモのオスを見たときは、正直驚きました。
「なんでオスを食べているんだろう~」と。
北海道ではメスよりもオスを食べると言うのです。

しかも、北海道産の正真正銘のシシャモなんですよね。
樺太シシャモのメスしか食べたことがなかった私はそれが不思議で仕方がありませんでしたが、北海道の人にとっては私の方が変なんだそうです。

そして愛知県ではまず見ることが出来なかった北海道の生ししゃも、大変珍しく思えて買ってみました。(干したシシャモしか知りません)


ところが「どうやって食べるんだろう~」と言うことで、会社の人に聞いてみましたが「干したのしか買ったことないなぁ~」でした。

まぁ~、から揚げがいい感じじゃないかなぁ~と言うことで、から揚げ~  ↓ 


揚げたのは兵長、二度揚げしてカラリとしたところでいただきましたが、美味しい~。
おかずと言うより酒の肴にいい感じ。

でもねぇ~、子供の頃から樺太シシャモのメスを食べ慣れている私はやっぱり卵が入ったのも食べたいのです。
会社でそう言うと「シシャモはオスだよ。メスは美味かねーべさ」でした。(兵長も言ってたな)

シシャモと信じて食べていたものが、実はまったく別物だったとは!
結婚当初、聞いたときはショックでした。

本当のししゃもを食べることが出来て感謝です。
コメント (8)
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紅葉狩りのつもりじゃなかった(笑)

2011-10-23 22:05:36 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

生憎の雨で兵長のエゾシカ猟も中止の日曜日。
例のごとく兵長の「何処遊びに行く?」ときた。

猟期が始まって山の中へ鉱物採集は危険だし、実際釣り人が誤射された事件があったので余計に行きたくありません。
それでー、「留真温泉に行きたいなぁ~」と言ったら、兵長ナニヤラいそいそと隣の部屋へ。

留真温泉は浦幌町の山中にあるひなびた温泉で、暫くお休みをしていたのですが今年から再びオープンになったそうです。
露天風呂の上には楢の木があり、ヒグマの爪あともくっきりのプーさんの生息地。

するってぇ~と、兵長はガンロッカーから散弾銃出しぃ~の、バラ弾出しぃ~の・・・「へっ?バラ弾」

兵長「山鳥獲りに行くの」

・・・・まっ、まぁいいとして、いざ留真温泉へGOです。

ところが鉄砲持参でしょ、温泉にまったり浸かる訳にもいかず天ぷら蕎麦を食べて車に戻り、その先の山ん中に突入~。
少し広めの川を横目に林道をまっすぐ進むと、一頭のエゾシカ~。

広い河原で「メノウ出そう・・・」と私が呟き、降りて河原へ歩き出すこと5メートル。
目の前にさんのう○こがド~ン。(汗)

や~めた・・・

段々、小さな沢に変わっていくところで兵長と運転を交代、ここからは山鳥のテリトリー。

全然、減ってないんですが・・・山鳥。

その後奥へ進むと雨が強くなったので途中で引き返して、帰り道にエゾシカさん二頭お見かけしました。
山鳥さんは沢山いましたが回収できそうな場所がないので発砲せず。

兵長「やっぱワンコ欲しい~、うちのニャンコじゃ役にたたねぇ・・・」

でも~面白かった!

今回は鳥さんオンリーだったのでエゾシカさんはスルー


ここで一句

『エゾシカは撃てないけれど紅葉狩り』 By へいちょ
   ↑
このハイクオリティーな一句の意味が解った人は空しくなること請け合い(爆)

紅葉綺麗でしたよ。








もう一句、

『晩秋の 山に分け入り 狩人の  鹿は獲らねど 紅葉狩りかな』
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秋の夜長は読書でしょう

2011-10-21 13:49:28 | 日々雑感
小隊長(妻)です。

今朝はマイナス1℃でしたが、三回目の冬を迎えつつ慣れてきました。
午前中の気温が7度くらいだったのですが、ジャケットを羽織ったら暑いと感じてしまいました。(笑)
そして帯広の大きな本屋さんに・・・。

夏はとても忙しくて暇がありませんでしたが、まったりと読書を楽しみたいなぁ~と。
迷わず三冊買ったら出費(涙)
来週の食費を本に使ってしまいどうしましょうね。

最近では付録とコラボした雑誌が多く、ファッション雑誌にはポーチやトートーバックがよく付いています。
私はファッション雑誌にはまったく興味が無くて、また、付録もあまり興味がないので買いません。
でも・・・

スヌーピーの付録には弱い!
買っちゃいました、スヌーピーのトートーバック付きの雑誌。


何に使おうかなぁ~?

その後、サイエンスコーナーで鉱物関連の本を立ち読み。
最近は、『萌えて覚える鉱物科学』なるものが出版されていて驚きました。

結局買わずに、北大出版の『札幌の自然を歩く』を買い、


北海道新聞社出版の『よいクマわるいクマ』を買いました。


この2つの本は、鉱物採集や狩猟のフィールドに役立ちそうです。
最近、ヒグマ目撃が多い北海道、少しヒグマについて勉強しようと思います。

だけど以前、兵長が「小隊長ってファッション雑誌とか女性週刊誌って全然買わないよね。」と非難されたことがありました。

だって興味ないんだもん。
御陰様で自分が着る服とかバックとか靴などは、流行が分からない上に何を買っていいのか分かりません。(笑)

私が身につけている物の大半は、実は兵長が選んでいたりします。
ショッピングに行っても買う気なし、だけど買うまで兵長が家に帰してくれないので適当に選んでもらっています。

意外と私よりセンスがあるので助かりますね、ははは・・・。

で、兵長が何故やっきになって私のものを買うかと言うと、自分が買いたいものを遠慮して買えないから。
買い物にまったく興味がない私と違って、物欲の多い兵長とは子供の頃からの生活習慣が大きく関わっているのでしょうね。

欲しい物を買ってもらえず我慢していた兵長の幼少時代、欲しくないのに何でも買ってくる母を持つ私。
ただ、兵長も私も自分の嗜好品は気に入るまでとことん探し回る性質で、そこのところは共通していますね。

なんにしても我が家にはマニアックな本が多い。
忙しくてあまり本を読んでいなかったので、じっくりまったりと本を読むことにします。
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童話 北の国の片田舎から 第5話

2011-10-17 10:53:48 | 射撃・狩猟
北の大地の片田舎にメタボなおじーさんとグータラなおばーさんが住んでいました。
おじーさんは今日も山へエゾシカ猟に行きました。

狩猟が解禁になった10月の、とある日。
おばあさんはこの日はお仕事だったのですが、またもや午前3時の目覚ましに起こされてしまいました。

ふと、横を見るとおじいさんはいない・・・
壁に掛かっているはずの‘カエルの着ぐるみ’ もない。

「また山に獣を獲りに行ったのね~」って、まだ獲ってないけど、とにかく行ったのよ。

ムニャムニャ・・・布団の中でマッタリしていたら・・・「開けて~忘れ物した~」・・・ってまたかよ、じじい!

もう寒いので布団から出たくないのに寝ぼけているから何を忘れたのか思い出せない。
再び、布団へ入ろうとしたら・・・「開けて~もう一つ忘れた~」

おまけに、朝、私のお弁当を作ろうとしたらお釜のご飯がごっそりと無くなっています。
迷惑極まりないこのおじいさんにため息をつきながら仕事に追われるばーさんでした。

結果は・・・・もっちろんボウズ!

お土産はまたもや山ブドウ。
「え~またぁ~めんどくさいから持って帰ってこないでよ。」と言うと「お袋が・・・」嫌がらせですかーー。

まぁ・・いただいたので一房ずつ採って乾かして冷凍庫へ。(捨てたら自分が負ける気がする)
でも山ブドウは種ばっかりで食べるところがありません。
ひらめいたのは、エゾシカのローストにはフルーツのソースが合うので、山ブドウのソースやジャムを作るつもり・・・まだ獲ってないけど。

そう言えば最近、獣レシピがずっとご無沙汰じゃないか!

で、おじいさんは「ブログを書く気が起きないんだよね~」と言うので、せっかく撮って来た写真がもったいないので無理やりばーさんが書くことに・・

おじいさんが撮って来た写真は・・・

キタキツネ


「撃ったらミンチよね~」とはおじいさんのコメント

骨・・・


「プーさんに髄を吸われちゃったみた~い」これもおじいさんのコメント

そして・・・俺、受けない川・・・


そんなくだらない写真撮ってる暇があったら、エゾシカ追えよと言いたい。

「うう・・・いたのよでっっかい角のシカがぁ~。」

・・・だそうです。フン!
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お気に入りの道具

2011-10-15 22:35:43 | 日々雑感


小隊長(妻)です。


今日は日中20度まで上がり、この時期の十勝地方にしては暖かい秋になりました。
とは言うものの、来週は最低気温が1度とか・・・(涙)


さて、つい最近、奈良の石友が岐阜県関市の刃物祭りに行かれたとかでメールを頂きました。
自他共に認める刃物好きのこの方のメールを読んで、私も自分が愛用している刃物を載せたくなりました。

普段使用している包丁は一万円くらいの包丁なのですが、この位のお値段がする包丁は手にしっくり馴染んで使いやすいですね。
17年間使用していますが、兵長が小まめに刃を研いでくれるので長く愛用しています。
また、程良い重さがあるので食材を来る時にリズミカルに手首が動いて気持ちがいいものです。

買う時は高くても、こうして長く愛用できることを考えればよい包丁を使用したいものです。


私の特にお気に入りなのが、この3点。
いずれもドイツの包丁です。

DREIZACK(ドレイザック)のチーズナイフ 


世界中の一流ホテルやレストランで愛用されていますが生意気にも私も愛用者の一人です。
愛知県に住んでいた頃、兵長と私の行きつけの刃物屋さんが隣の町にあって、刃物はよくこの店で買っていました。
ある時、店のオーナーに、チーズがバッチリ綺麗に切れるナイフが欲しいと要望したところ、ドレイザックのチーズナイフを取り寄せてくれたのです。
お値段は・・・・高いのですが一目で気に入って、実際チーズを切るとどんなに柔らかいチーズも真っすぐに切れるんですね。

これは、ご存知ヘンケルスの肉切り包丁と果物ナイフです。


いただきものなのですが、肉切り包丁は食パンなども切るのに便利で重宝しています。
もちろん、エゾシカなどのブロック肉もこれ一本。
あと、毎朝のお弁当作りにウィンナーなどに切り込みを入れる時に普段使用している包丁よりも使い勝手がよいのです。

そしてよく見ると、ヘンケルスのマークがワンドールですよね。
これは正式には、ヘンケルスインターナショナルと言って本当はドイツ製ではなくて日本ヘンケルス製なのです。
本来のマークはツードール印で赤地に白のマークです。
ツードールは正真正銘ドイツ製。
でも、ワンドールマークのヘンケルスの包丁はお値段がリーズナブルなので買いやすいと思います。

兵長も私も普段使用している道具は多少高くても本当に使い勝手がよい物を購入します。
良いものは大切に、また長く使用できるからです。
なにより使っている時の心地よさはささやかなこだわりなのです。

こういうこだわりって大切なんじゃないかと思うんですね。
なので、兵長にはいつも高くてもよい物を買うように言っているのですが・・・

エゾシカ猟に使うナイフの新しいのが欲しい~と言っている兵長なのですが、この十勝には刃物屋さんが皆無(涙)
どうしたものかしら・・・。

仕方がないので愛知県の行きつけだった刃物屋さんに問い合わせをしようと考えています。

・・・・また出費かな?
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まったりドライブな日曜日

2011-10-12 13:10:08 | 日々雑感
小隊長(妻)です。

今年の風邪はしつこいです。
病院に行ったのに回復しませんね。
滋養に獣食べたい・・・獣・・獣。



さて、三連休の日曜日、久しぶりに休みが取れたので兵長と紅葉を見に行ってきました。
帯広を抜けて上士幌町へ入り、白樺並み木を通って山へ向かいます。


大雪山系の山へ向かう途中に三国峠があります。
紅葉で有名と言うことで行ってみたけど、紅葉は今一つでした。

せっかくなのでそのまま、大雪山系へ


写真は白雲岳もしくは赤岳のようです。↑
この日は雲ひとつなく絶景を見ることができましたね。

お腹が空いてきたので引き返し、途中の『三股茶屋』に立ち寄り軽いランチ


ふかしたジャガイモと自家製のソーセージやウィンナーをいただきました。
北海道らしいですね。

そして、三国峠よりも途中の糠平湖あたりの紅葉の方がほんのりと赤く色づいて綺麗でした。
ちょぴっとだけ ↓


白樺も綺麗


せっかくなので、湖周辺に点々とあるアーチ橋を見物に行きました。


かつて、昭和の初期に、農産物や森林資源を運んでいた国鉄士幌線がありました。
士幌線は急勾配が多数あった山岳鉄道でした。
そして音更川に沿って作られたため、たくさんの橋が存在しています。
その橋の工事費をおさえるために現地で採れる砂利や砂を利用してアーチ橋をかけることになったそうです。
今もその橋が所々に残っていて、かつての鉄道の名残を見ることができるんですね。

これは第五音更川橋梁


こちらは第三音更川橋梁


鉄道マニアなら訪れている人も多いと思います。

そんなわけでブラ~っとドライブな日曜日でした。


・・・・・それより鳥食べたい。。。
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童話 北の国の片田舎から 第4話

2011-10-06 14:50:23 | 射撃・狩猟
今年もやって来ましたエゾシカ猟。
そんなわけで、懲りずに去年の続き・・・(笑)


北の大地の片田舎にメタボなおじーさんとグータラなおばーさんが住んでいました。
おじーさんは今日も山へエゾシカ猟に行きました。

午前3時に目ざまし時計をセットしたもののおじーさんは起きない、変わりに私が起こされました。
しばらく待っていたけど起きないのでおじーさんに

「こらぁ~さっさと起きやがれ!」と一喝、モソモソ~と起きだして「寝てていいからね」と。
言われるまでもなく起きないよん。

昨夜、朝ご飯にとお釜のご飯をぜ~んぶおにぎりにしていたおじーさんは、それをもっていざ、出陣。
一応ね、玄関までお見送りしてから再びお布団へ。

するってぇ~と5分後、「時計忘れた~開けて~」と、いつも通りのパターンなくそじじい。
「夜明けまでに間に合わないっしょ!」と言っても、マイペースだからねぇ~イライラするわ。

私はその日はお仕事だったので、忙しい中にも携帯電話を気にしながらのお仕事突入~。
結局1日中連絡なしでした。

おじいさんは、最初のエゾシカ軍にスルーされて追っかけて森の中へ入っていったのだけど、途中山菜採りの人に出会ったそうな。
「結構、人が入ってるわ~プーさん居るのにさ、大丈夫なのかなぁ~。」←お前もだよ。

すると、1台の車がポツン・・・

民家の近くでヒグマが出没している白糠の奥。
おじいさんはその車が気になって、一時エゾシカ猟をストップして車の主を探しに行ったそうな。
「もしかしてプーさんに饅頭にされていたら大変だしね。」そんな訳で探しても車の主は見つからず・・・
そして、ドンドン森の中へ・・・
危ないなぁ~もぉ~。

『諭吉さんが1ま~い、2ま~い』なんて、けっして思ってませんから無事に帰ってこなくちゃいけません。

後日談として、夕方おじいさんの実家の前をその車が走っていったのでホッしたみたいなのね。
山菜採りに夢中になってるとプーさんに気が付かないもんねーそれで近所の人ハラワタ喰われて絶命した事件あったし・・・
リアルな書き方でごめんなさいね、それを黙って見ているしかなかったご家族は、一生の心のキズになってしまいました。

で、結局、ホカホカのプーさんの足跡見つけて臨戦態勢なんだってぇ~。
私はその日一番忙しいお仕事に追われて、昼ご飯を食べる時間さえなくておにぎり1個丸飲みしてました。
丸飲みしながらも『うちの猟師、大丈夫かなぁ~』と心配し、文句言ってるお客をプーさんに見立ててどのあたりに撃ち込めば死ぬんだろーと考えておりました。

おじいさんに「ねぇ~プーさんに続けて何発撃ちこめるのぉ~」
おじいさん「3発・・・これが外れたら弾込める前に殺られてるね、そうなったら腹くくって喰われるしかないけどね。」
・・・・そんなスプラッターなおじいさんは見たくありません。

それにしてもよく一人で山ん中を入っていくわよね。
猟師という生き物は、猟銃を持っていたら勇気がでちゃうのかしら? 
あぁぁ~めんどくさいわ、こんな生き物。

どうせなら、肝試しならぬ我慢比べで何時間、プーさんの足跡を追って山に入っていけるか競ってみたら?と言いたい。
先にオシッコ漏らした猟師が負け・・・みたいな。
深追いはダメですよ、本当に危ないですからね。

そんな訳で、今猟期スタート!!



・・・・・で、ボウズでしたね。

持って帰って来たのは大根2本と山ブドウでした。フン。



上の写真は実家のデントコーン畑。
只今収穫中。。
10tトラックが小さく見えます。
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2011年 狩猟解禁!

2011-10-02 23:32:00 | 射撃・狩猟
昨日、10月1日は北海道の狩猟解禁日。
蝦夷地のてっぽ撃ちの皆様におかれましては、戦果の程は如何でありませうか?

残念ながら、昨日のワタシは会社で仕事の振りをしながら、猟場に想いを馳せていたのでありました。。。


明けて、本日2日、ワタシの初猟日であります。

年々勢力を増強するエゾシカ軍に対抗するため、今年度のエゾシカ猟解禁は昨年より3週間以上早いのでありますよ。
戦闘開始(日の出)がマルゴフタマル時なので、マルサンマルマル時起床(眠い!)。


今年最初の戦場は、何時もの実家の山の放牧場。
日の出時間に合わせて忍びながら進軍すると、200m程離れた所で2頭の大オスが角を打合わせて縄張り争いの真っ最中!!
横には数頭のメスの姿も・・・。

そういや、今年度は10・11月に限りオスの捕獲制限が解除だったっけ。
あわよくば、ダブルで頂き? ウッシッシ。

くだんのオスシカは、コチラには気付きもせずに、小競り合いを続行中。
迂回しながら距離を詰めること50m、もうチョット接近を試みようとしたら・・・・・。

なんと、左側に別のエゾシカ軍の分隊がぁ。。。
そちらには、ワタシは丸見え。。。。。

『ピー』と警戒鳴きを一声、最初の大オス諸共、全ての敵兵は射程外に消えたのでありました・・・・・



・・・・・と、ココで諦めない今年のワタシ。
急いで車まで引き返し、敵兵が逃走した方向にある林道へGO!

読みは的中?、林道脇の斜面を走る敵兵(♂)を発見するも、車を止める前に葉が茂る林の中に消えたのでありました。。。


その後、3本の林道を転進するも、敵兵との遭遇無し。。。
時は既に、夜明けから2時間経過。


例年より3週間早い開戦で、少々勝手が違うようでありますな。


ココからはゲリラ戦に作戦変更であります。
林道の入り口に愛車“痔無兄号”を止め、道を外れて敵兵の姿を探すのであります。

数本の林道を探るも成果無し。。。


一発逆転を狙い、民家に近く初めて入る林道へ突入。
林道入り口から1km程進んだところで、傍らの小川に目をやると、ナニヤラ足跡らしきモノが・・・。


こりゃ、プーさんの足跡であります。
それも、優に25cmオーバー!
オマケに、今朝以降に出来立てのホッカホカ!!


写真なんか撮ってる場合ぢゃ無~い!!
一気に、臨戦態勢に突入。

始めて入る山で木の葉や草が茂っていたら、犬無しのゲリラ戦ぢゃ勝ち目薄。
銃床を肩付けし、四方に目を配りながら時間をかけて撤退であります。


後で聞いたら、近くの民家の裏にもプーさんが出ていたそうであります。
そういや、他の山でも山ブドウやドングリは不作のようでありましたな。
実家のデントコーン畑近くでも目撃されたようであります。


実家で休憩後、日の入直前狙いは空振りに終わり。

無事、手ぶらで帰還の途に付くのでありました。。。
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