おはようヘミングウェイ

インターネット時代の暗夜行路。一灯の前に道はない。足音の後に道ができる。

秋日和でない天と地 2

2016-10-16 15:42:33 | Weblog
青いワークシャツの裾を風に翻して颯爽と歩く。トレッキングシューズの紐も柿色を使ってみた。秋だから柿という連想。そよ風に吹かれて、ちょっくら逍遥の時間。



別れの1本杉ではないが、3差路の脇にそびえていた。上半分は枯れて落葉し枝だけの丸裸。下半分はやどり木が不気味に繁茂してドレスのように着飾っている。軒先を貸して母屋を乗っ取られるがごとく、幹を貸して命を吸い取られる場景。



1本杉の近くには蕎麦畑が広がり、白い花が咲き誇っている。痩せた土地でもしっかり育つ。ほんに蕎麦は逞しい。



そばに寄り、さらに近づいて見た蕎麦の花。白い花が終わると黒い実を付ける。かけ蕎麦、ざる蕎麦、蕎麦茶。傍らに徳利とお猪口。酒は静かに、蕎麦はずるずるっと。しゃきしゃきのネギが最高!



ぶらりぶらりと田舎道をぶらり。新緑、新芽は春の専有にあらずを知る。畑の防風林として植栽された槙の生垣が目にも鮮やかな緑の模様を創っていた。名も知らぬ蔓系の植物が実を付けて絡まり、新緑という春の風情と実りの秋を同時に演出している。夏場の剪定後に旺盛な生命力が新緑を芽吹かせたという訳。




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