おはようヘミングウェイ

インターネット時代の暗夜行路。一灯の前に道はない。足音の後に道ができる。

トレンドマイクロ事件

2005-04-25 | Weblog
 トレンドマイクロ社のウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」には日ごろお世話になっている一人だ。その更新ファイルの不具合が原因でコンピューター端末トラブルに遭遇した。

 asahi.comによると、ウイルスバスターの利用者は国内で約一千万人。23日午前7時半ー9時2分に自動更新した人や企業が被害者となった。トラブルに遭ったのは約十七万人。このうちの一人にカウントされた。セキュリティーの番人が犯人だったという、ミステリー小説にもならないような結論に「うーん」と唸ってしまった。

 ウイルスに伴うトラブルではトレンドマイクロ社に電話で指示を仰いだことが何回かあるが、男性もしくは女性の担当者のてきぱきとした対応が印象に残っている。頼もしい助っ人という感じだ。コンピューターに詳しい人によると、担当者のコンピューターに関するレベルは相当なクラスという。

 電話がなかなかつながらないという最大の欠点がこれまであったが、今回のトラブルは最大の失態だ。トラブルを解消してくれたのは、使用しているPCのメーカー、富士通のサポートセンターの担当者だった。ウイルスバスターによる同じ内容のトラブルが殺到しているらしく、「他の方と同じトラブルですね」という感じで丁寧に対応し、解決してくれた。

 しかし、本当に「こんなことあり?」ということが頻繁に現実に起きることに驚く。想定の範囲外ばかりで、慣れっこということがない。コンピューター時代の新しいヒーローとして、トラブルサポートの担当者もリストアップしておこう。

 
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