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解散騒動収束

2016-01-19 | 芸能ネタ

 先週スポーツ紙で報じられたSMAP解散かとの報道は、彼らの冠番組「スマスマ」内で生放送での謝罪という形で収束した。番組冒頭4分半ほどファンの騒動に対する意見が紹介された後、5人が登場して語ったもの。

 濃い藍色のカーテンの前に5人は黒のスーツで並んで立つ映像でそれは始まった。沈痛な表情のメンバーもあってまるで葬式のよう。まずセンターに立つ木村さんが、「世間をお騒がせして心配や迷惑をかけた」「このままでは空中分解しかねないので生で報告したい」と口火を切った。他の4人は「申し訳ない」と謝罪し、草なぎさんは「ジャニーさんに謝る機会を作ってくれた木村クンのおかげでここに立てています」。最後に木村さんが「ただ前を見て進みたい」と締めて全員で礼をして終了。時間は全員で3分弱というものだった。

 関係者が直接経過について話をすることもなく、スポーツ紙の見出しばかりが情報源になっていた今回の騒動。各スポーツ紙では同じ事について書いているのに、全く正反対の内容になってしまっていた。お互いの陣営が懇意のマスコミに情報を流して書いてもらっていると思われても仕方ありません。そんな状況でした。

 報道の多くが、解散はしないで女性マネージャーだけが退社するという方向に収斂されていく中での今日の生放送。結果的には事務所側の立場から書かれた記事の通りの結果に終わりました。生放送での木村さん以外の4人のメンバーは複雑な表情でしたが、土台この事務所に逆らうのは昔以上に無理な話ですから、芸能界にいたいのならこの結論は仕方がありません。

 ここ数年の長時間音楽特番を見ていても、もはやジャニ特番みたいな様相になっています。朝の帯番組も2本ありますし、深夜番組でも何本も放送されています。もちろんゴールデンタイムでは何本も番組を持っている。この事務所のタレントが出演すると、数%は更なる視聴率の上積みが見込めるのでもはやTV局の番組作りには不可欠な存在。 いくらSMAPが伝説的なスターグループであっても、この事務所に逆らってまでTV局が起用するのは不可能に近いところ。

 もう少し彼らの人気が落ちた段階なら話し合いで円満退社も可能だったのかもしれませんが、現状では不可能な話。事務所と揉めて独立を強行するならば、TV局はSMAPには人気があるのに干さなきゃならないという事にもなりかねなくなる。スポーツ紙が煽っているのとは違ってTV局には大変な問題なので、TVには「解散するな」論調のニュースがあふれていたという訳。でも、ひとつの事務所が力を持ちすぎている気はしますね。

 最後に誤解を恐れずに書くと、メンバーも1人を除いて40歳を過ぎて、いつまでも今の形で芸能活動を続けていけるものでもないので、いい潮時が近いという事はだけは確かだった気はします。まあ解散しないでも、年齢なりの仕事にシフトはしていかざるを得ないんでしょうけど。 

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