定年後も自分らしさを輝かせて暮らそう。

 「まだまだやれるぞ!」と頑張っているシニヤの皆さんへ共感と声援を届けたい。定年後も挑戦し続けるおじいちゃんの記録です。

A.109.宮城県の定義山へ、

2017-10-14 | 日記
   宮城県仙台市にある定義山へ母のお礼参りにと思い行ってみました。
  元気な頃、母はこのお寺によく参っていました。そのお寺のお札やお守りが沢山残っていましたので気になっていました。
  母が98歳まで家で過ごせて眠るように亡くなることが出来たので、私たち夫婦が行ってお札やお守りをお納めしたいと考えていました。

〇定義山「浄土宗極楽山西方寺」そこは山奥の静かな場所にありました。

 
 
  母は毎年6月1日に合わせて5月31日に家を出てこのお寺の宿坊で一泊してお参りしていました。
  毎年楽しみにしていたようで、この時期よくおみやげで厚揚げとあんいりの柚餅子を頂いたのを思い出します。

〇10月12日(木)お天気が気になりましたが東北の宿を予約してあるので夫婦で出かけました。
  雲の間から時々日が差す程度ですが、高速道路を走るので雨に降られなければ幸いです。
 
 東北道の鹿沼インターから高速道路に入り二本松の安達太良サービスエリアで休憩です。
 私はここからの安達太良山の風景が大好きですが、今日は残念ながら雲がかかっていますね。
 
   

   

 現役の頃私の勤めていた会社が、福島に製品の製造をお願いしている会社もあって毎月のように二本松に来ていました。
 20代には、安達太良山に登った時のことがまだ昨日のことのように思い出されます。
 
 高村光太郎の詩集「智恵子抄」中にある「あどけない話」の一節が、・・・思い出される場所です。
 
   智恵子は東京に空が無いといふ
   ほんとうの空が見たいといふ
   ・・・・・・・・
   ・・・・・・・
   智恵子は遠くを見ながら言ふ
   安達太良山の山の上に
   毎日出ている青い空が
   智恵子のほんとうの空だといふ。

   ・・・・
    
  なんか、いろいろ思い出されますが、・・・・安達太良山の漢字が違う記憶ですが?恥ずかしいながら全部覚えていました。
  今日は青い空が見えません。冬の雪の安達太良山もとても美しいですよ。
  二本松の駅や菊人形も思い出すんですが、・・・・・いろいろな人も一緒に思い出します。お世話になりました。

〇定義山へは仙台宮城インターで降りて県道を30kmくらい走ります。

   

  この大倉ダムを過ぎれば近くですよ。

   


〇家から車で約5時間(休憩含)で定義山に着きました。立派なお寺です。





〇浄土宗極楽山西方寺ですね。定義如来西方寺、とも言うようです。
      
 
      



〇平日にもかかわらづ大勢の人がお参りに来ています。撮影してよいこと確認してから内部撮影しました。

   

 見るところも沢山あります。

    

〇帰りに母の良く買ってきていた柚餅子や名物の厚いあぶらあげなど買いました。
 
 
〇途中近くの古民家も見学しました。
   


  母が逝ってからずっと来ようと考えていた定義山に来られてよかったです。
  苦労人の母は信仰心の強い人でした。苦しい時代を信仰することで乗り越えて来たのかもしれません。
  新しいお札も受けてきました。母の墓前にお土産を添えて報告しました。

  仏教もすごい教えであると知っていますが、俗人の私には恐れ多いです。
  ただひたすら自分の信じる細い道を歩いていくしかありません。

    ~ 穏やかに暮らせれば宗教がなんでもかまいませんが、宗教も奥が深くて凡人の自分に入りきれません。~


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