
親愛なるアッティクスへ
ここ数日の福岡県地方はすっかり、春の陽気です。
昨日は、昼飯に、今年初めての冷や素麺を食べました。
もっとも、このまま一直線に暖かくはなることはないでしょうけどね(笑)。
ところで、この冬、我が家のストーブはえらく煤(スス)を出すようになっておりました。
私は、てっきり、年代物のストーブが壊れたか・・・と思っていたのですが、(またこれが、ススというのは手に着いたりすると簡単にはとれないんですよ。やかんからタオルからススで真っ黒に・・・。)先日、残っていた去年の灯油を入れたところ、まったく、ススが出ない・・・。
間違いなく、原油高騰に苦しむガソリンスタンドは、灯油の中に何か入れて薄めてたんですね・・・。
で、本日の本題です。
以前、平太郎独白録 : 「絶版宣言」と、文字に見る表現者としての資質にて「表現者」という観点で述べたことがありますが覚えておられますでしょうか?
この、「表現者」という点で、少し印象に残っていることがあります。
以前、当時、私が所属していた組合の懇親会があった折りのこと、懇親会には事前に、「美人演歌歌手が来ます」という触れ込みがありました。
ただ、懇親会と言っても、20〜30人が集まる程度の、しかも、中華料理屋の二階の座敷でのことですから、半信半疑で出席したわけですが、宴たけなわの頃、触れ込み通り、美人演歌歌手とやらがやって参りました。
聞けば、一応、CDデビューはしているとのことらしく、その場で、1〜2曲カラオケで歌い、CDを売って帰って行ったのですが、その折り、一通り、参加者の席を廻って挨拶にきました。
で、私の席へも来ましたので、私が、「昔は、小林幸子さんも大橋駅祭り(ローカルな商店街の祭りです。)に来てありましたよ。貴女も頑張ってくださいね」と声を掛けたところ、その女性は、事務的に「ああ、はいはい」とだけ答え、しらけきった顔でさっさと次の席へ移っていきました。
この瞬間に、私は、「あ、この人はだめだな・・・」と思いましたね。
CDデビューはしているとはいえ、実際には、こんな活動ばかりなのでしょうから、「やってらんないよ」で、麻痺してしまう・・・というのはわかるのですが、やはり、自分の追求しようとしているものを表現していく活動の中でのことですから、いくら、うんざりしていても、麻痺するようでは・・・と思うんですよ。
特別なことは言えなくても、「そうですねぇ。私もそうなれたら良いですねぇ」とにっこり笑って、次の席に行く・・・くらいのことはできないと・・・と。
まあ、ある意味、私も同じような境遇にいるからこそ、そう思ったのかもしれませんがね(笑)。
この点では、大橋駅祭りで見た、当時、25歳くらいの小林幸子さんは、決して、しらけてはいませんでしたね。
もっとも、あそこまでの大物になるとは思いませんでしたが・・・。
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ここ数日の福岡県地方はすっかり、春の陽気です。
昨日は、昼飯に、今年初めての冷や素麺を食べました。
もっとも、このまま一直線に暖かくはなることはないでしょうけどね(笑)。
ところで、この冬、我が家のストーブはえらく煤(スス)を出すようになっておりました。
私は、てっきり、年代物のストーブが壊れたか・・・と思っていたのですが、(またこれが、ススというのは手に着いたりすると簡単にはとれないんですよ。やかんからタオルからススで真っ黒に・・・。)先日、残っていた去年の灯油を入れたところ、まったく、ススが出ない・・・。
間違いなく、原油高騰に苦しむガソリンスタンドは、灯油の中に何か入れて薄めてたんですね・・・。
で、本日の本題です。
以前、平太郎独白録 : 「絶版宣言」と、文字に見る表現者としての資質にて「表現者」という観点で述べたことがありますが覚えておられますでしょうか?
この、「表現者」という点で、少し印象に残っていることがあります。
以前、当時、私が所属していた組合の懇親会があった折りのこと、懇親会には事前に、「美人演歌歌手が来ます」という触れ込みがありました。
ただ、懇親会と言っても、20〜30人が集まる程度の、しかも、中華料理屋の二階の座敷でのことですから、半信半疑で出席したわけですが、宴たけなわの頃、触れ込み通り、美人演歌歌手とやらがやって参りました。
聞けば、一応、CDデビューはしているとのことらしく、その場で、1〜2曲カラオケで歌い、CDを売って帰って行ったのですが、その折り、一通り、参加者の席を廻って挨拶にきました。
で、私の席へも来ましたので、私が、「昔は、小林幸子さんも大橋駅祭り(ローカルな商店街の祭りです。)に来てありましたよ。貴女も頑張ってくださいね」と声を掛けたところ、その女性は、事務的に「ああ、はいはい」とだけ答え、しらけきった顔でさっさと次の席へ移っていきました。
この瞬間に、私は、「あ、この人はだめだな・・・」と思いましたね。
CDデビューはしているとはいえ、実際には、こんな活動ばかりなのでしょうから、「やってらんないよ」で、麻痺してしまう・・・というのはわかるのですが、やはり、自分の追求しようとしているものを表現していく活動の中でのことですから、いくら、うんざりしていても、麻痺するようでは・・・と思うんですよ。
特別なことは言えなくても、「そうですねぇ。私もそうなれたら良いですねぇ」とにっこり笑って、次の席に行く・・・くらいのことはできないと・・・と。
まあ、ある意味、私も同じような境遇にいるからこそ、そう思ったのかもしれませんがね(笑)。
この点では、大橋駅祭りで見た、当時、25歳くらいの小林幸子さんは、決して、しらけてはいませんでしたね。
もっとも、あそこまでの大物になるとは思いませんでしたが・・・。
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ましてや表現者なら、しらけていることを客にさとられてどうするのか、と。
でも、こういう人に限って、例えば売れない原因が自分にあるとは思っていないものですね。
「ワタシには実力もあるのにど〜して?」って(笑)
そういえば昔、とあるスタジオで聞いた話を思い出します。
ある昭和を代表する大物女性歌手(故人)の撮影時。
彼女は重い病にかかっていて、足も痛めており、とても普通に座れる状態ではなかったのだけど、それを周囲には隠して撮影に挑み、数時間も正座の状態でポーズをとり続けたと。
その間もひとことも「痛い」とは言わず、病であることも見せず、だからスタジオの方々は、彼女が入院してから、ようやくその病のことを知ったそうです。
さすがに、この方面のことはズバリ・・・ですね(笑)。
ただ、しらけていることを悟られるのではなく、好きな道を追求しているのに心が枯れててどうする・・・と。
どんなに乾いた環境にいても、その道を歩んでいる限り、心にみずみずしさを持ち続けられる人こそが、大成の最低条件ではないかと思う次第です。
大歌手さんのそういう話はよく耳にしますね。
石原裕次郎などにもそういうところがあったといいますが、それは単に辛いことに耐えている根性が凄い・・・というのではなく、心のみずみずしさを失っていなかったということがそうなのではないでしょうか?
直に桜が満開に咲きますね。
平太郎さんの真骨頂なご指摘に同調します。
世界フィギュアで転倒した浅田真央が、その後も踏ん張り優勝
したのに感激します。諦めず、目標を持続しつづけることですね。
実は、「文字人間」を検索したら、平太郎独白録に着きました。
文字人間・・・、確かにそれは書いた記憶がありますが、何ともマニアな検索ですね(笑)。