平方録

あちゃ~ クルマ擦っちゃった

車をこすってしまった。
駐車場から出ようとして、料金投入口にお金を入れて出ようとした時のことである。

運転席に座ったまま料金を入れる方式のゲート。
ゲートのバーが上がったので車を出したところ、右側の運転席のすぐわきにあるミラーがポールに接触してバタンと閉じてしまった。
慌てて止まったが、その次の動きが自分でもどうにも解せない。
普通の神経だと、ミラーが倒れた時点で車を後退させるのが常識だと思う。
そんな常識、慎重さはどこへやら、「あっ、やっちゃった」と舌打ちしながら、「もう大丈夫だろう」と確認もしないまま再び車を動かした。
案の定、ギシギシッ、ガリッと不快な音が聞こえたが、後の祭り。
右側に寄りすぎて、しかもハンドルを戻さずに止まっていたんだと思う。そんな状態で、そのまま発進したから、車はさらに右に出てしまい、その途端、ポールに接触してしまったというのが概略である。

そこでようやく車を降りて見たところ、ミラーと運転席側のドアに大きな傷跡 !
赤いボディーにべっとりと、接触したゲートのポールの黄色い塗料が生々しい。
ドアもミラーも強くこすっただけで大きくは凹んだりしていなかったが、みっともないことこの上ない。

なぜこんなバカげたことが起こったのか。
特段急いでいたわけでもない。
心に動揺をきたしていたわけでもない。
いたって平静な精神状態であった。
強いて挙げれば爆弾低気圧のせいで、晴れてはいたものの強い南西の風が吹きつけていて、体感温度は非常に低く、「ウーッ寒ぶっ」と震える寒さだったこと。車内の窓ガラスを下げただけで、冷たーい風と空気が一気になだれ込んできたことは事実。

畢竟、注意力や状況判断能力が散漫だったことに尽きる。
状況を瞬時に読み取って即座に対応し、次に起こることを瞬時に予測して備える能力の鈍化、あるいは欠如・消滅 !
危機管理能力ともいって、これが衰え失われていくことを老化現象と世間では呼んでいるんじゃないの。
カレイによる間抜け度合いが進んでいる。

やれやれだ。
13年目の愛車も傷つけてしまった。
気分の悪いこと !
落ち込むなぁ。



ミラーとドア下部にポールが接触して、大きくへこんだわけではないが黄色のペンキがこすりつけられてしまった
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