Kanaheiのデンマーク生活

糖尿病の勉強をしたくてきたデンマークでの紆余曲折な生活を日記として残しています。

バスク旅行5~ビアリッツでお買い物、そして今宵もバル~

2009年05月14日 | 旅の話
 さて、バイヨンヌに後ろ髪引かれつつ、今度はフランス側バスクの主要都市、ビアリッツへ。バイヨンヌから車で15分ほどです。

 ビアリッツはさすがリゾート地だけあって、古く重みのあるバイヨンヌと違い、街の建物がみんなこぎれい、そして明るくにぎやかです。観光客が多いものの、街行く人はサンセバスチャンよりもさらにエレガントな人々が多く、ぶっちゃけちょっとスノッブ?石田純一的な街です(実際、ポロシャツやYシャツ+肩からセーターを羽織ってる紳士をときどき見かけた)。


お上品なパン屋さん。


ビアリッツの建物はこのように白地に色とりどりの梁。

 しかしスノッブと言いつつ、ここで女Kanaheiのショッピング欲爆発。ヨナスの手を振り払うと、ダッシュで通りに連なるおしゃれな雑貨やリネンのお店、靴屋を高速スキャン。さすがフランス!と言わざるを得ないセンスのいいものたちに出くわし、がっさがっさといくつもの紙袋をぶら下げ、ヨナスと合流したときにはランナーズハイ状態。
 女子のみなさま、ビアリッツにお気をつけあそばせ。ショッピングの罠が街中にございます。

 本当は海沿いのレストランでランチでも、と思っていたのですが、バイヨンヌのホットショコラがまだ響いていたのと、車を運転するヨナスの前でワインをぐびぐびとするわけにもいかないので、サンセバスチャンへ戻ることに。

 どっかレストランに行こうよう、と思っていたのですが、運転で疲れ果てたヨナスにその気力はなく、結局この日もバルで夕飯を済ますことに。
 まずは旧市街のいけすのあるバルで一杯飲んだ後、ふらふらと海沿いにでて、川?運河?を渡り、グロス地区へ。オフィスエリアにある、モダンで比較的大きなバルで仕事帰りと思われる人々に混じってさらに一杯。さらにふらふら歩いて、外の看板メニューに書いてある「モヒート」に惹かれてカクテルバーへ。


いけすバルにて。スペインに来たら必ず食べ、お土産にも大量購入して帰る「ししとう」。素揚げで塩が絶妙です。

 日本の料理専門紙に掲載されたらしく、その記事も貼られており、さらに何かのカクテルコンペディションでも優勝したようで、いくつもの記事が飾られています。写真の頃に比べるとだいぶ恰幅がよくなったマスターが、ピンチョスからお酒まで一人で切り盛りしており、かなり忙しそう。

 でもどこのバルでもそうですが、みんな中で働いている女将さん&おやじさんは、すっごく忙しそうに働いているんだけど、デン人のように「忙しい=ストレス」をもろに表に出すのと違い、みんな忙しさを楽しんでいるかんじで、ちょっと嬉しそうです。こういう姿を見ていると、たとえ頼んだ品がなかなか出てこなくても(実際そんなことはなかったけど)全然怒る気にならないし、せっせと働いているおやじさんに「おいしいからおかわり!!」と威勢良く言いたくなっちゃいます。

 そんなわけで、忙しいおやじさんにプレッシャーをかけるがごとく、モヒートを頼み(グラスの底に砂糖ががっつり溜まってて、味が濃くておいしい)、赤ワインを飲みつつ、ウニがあるというのでそれも頼み、本日も酔っぱらい完成。再び歩いて帰ったのは2時頃でした。いやーよく歩いた日だった。


ウニのスープ?あまりウニの味は濃くない。

 さて、つぎは早くもサンセバスチャン最終日。修行的半島サイクリングです。

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