風に乗るつばめの歌

日々の出会いは神様からの贈り物

風が吹き抜ける時

2017-01-17 22:54:29 | 日記

今日、ニューカレドニアに住んでいる日本人の話を聞くテレビを放映していました。

その中で、ある人が、ご主人が先住民の人と作ったという藁ぶきの円形の家に住んでいました。

藁ぶきといっても、屋根は水を通さないココナッツの葉っぱが使われていて、中は立派な作りでした。

まるで、モンゴルの移動式の昔ながらのおうちみたい。

 

そこは寝室などに使われていて、台所はべつのところにあるのです。

こちらもご主人が作ったということでしたが、簡単な屋根をかけただけの壁もないところでほぼ外だけど、

電気や水道が通っていて、インターネットもできて、洗濯機がありました。

椅子に腰かけると、外がよく見えます。

日本とはぜんぜん違う時間が流れているようでした。

 

おうちをこんな風に作るなんて。

まったく違う価値観で、まったく見たことがないような暮らしをしている人がいる。

画面を見ながら、そう思った時、日本のせまい価値観の中で右往左往している私に気づきました。

それは、心地よい風が吹き抜けるよう。

 

びっくりしたり、感動したりすると、そこに沈黙という空間が生まれるのでしょうか?

そこで、自分と同化していた価値観や考え方に距離が生まれ、考え方を自分だと思っていたことに気づかされるのです。

本当の私には制限などないのに、制限があり、不自由だと勘違いしている考え方。

その考え方に振り回されていませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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