B.T.T.B -Back To The Basic- 退職後,日常生活における知的生活とは?

50歳代,退職後の日常生活をいかに知的に過ごすか

「緑」と「資本論」

2017-05-19 | 園芸・飼育的


こんにちは。愛知県は,良い天気でした。雲一つ無い快晴でした。だからといって私は自分の計画を変更することもなく,朝7時前に起きて,7時から「まいにちドイツ語」を聞き,その後コーヒーを飲みながら,ネットでいろんなホームページを訪れ,その後妻が用意してくれた朝食を頂き,掃除をしてから,夕飯のための買い出しに出掛けました。

本日は妻のリクエストで一品だけ決定していましたが,それ以外は未定。とりあえず,図書館に行き,本は宮沢章夫さんの『アップルの人』(宮沢さんについてはまた書きます。なんと言っても『資本論も読む』をお書きになられた方ですし,私NHK第一放送の『すっぴん!』をよく拝聴しておりますし)と,アナス,バーンズ共著『古代懐疑主義入門』を,CDはクラプトンのライブアルバムOne More Car, One More Riderと,ジミ・ヘンドリクスのAxis,サンタナのGuitar Heaven,キング・クリムゾンのLive In Torontoを借りてきました。どれも借りようと計画していたものではありません。今の時点で読みたい本は全て家にありますし,もし新たに読みたい本があっても県立図書館に頼まないと手に入らないので,この地元の図書館に行くのは,想定していなかったが興味をその場でもってしまったものか,日常生活を送る上で参考になる,庭木の手入れの仕方や家事のこなし方などを書いてある本などを,短時間で探すことが目的になっています。週に二回,夕飯の担当をしていますので,その買い物のついでに立ち寄ることにしていますから,週二回図書館に寄っていることになります。以前住んでいた大阪の町の図書館よりも周囲は草花に溢れ,山も近接しているので,ちょっとした気分転換にもなります。というより,引っ越してきてまだ半年なので,違和感の方が大きく,こんなところで私は生活しているかと,幾分驚きをもってその風景を眺めているという方が正確かも知れません。

引越当初は自転車に乗ってもどこに行ったらいいのか分からない状況でしたが,今はかなり周囲のことも理解できてきました。北東に向かえば,山に向かいます。結構傾斜のきつい坂になりますが,今までトライしたことがなかったので,気候が良くなる今後挑戦してみたいと思います。南西に向かえば,これまで報告させて頂いた通り,海に行きます。大阪では山と川は近くにありましたが,山と海を自転車で味わうことができるのは,本当に嬉しいものです。

北西に向かえば,平坦な舗装された農道を延々走る事ができ,その先には麦畑を見渡せる場所があるコースが存在します。このルート沿いでは山菜(フキノトウ,タラの芽)を採ることができることが分かりましたし,今後脚力が衰えても安全に自転車を走行することができ,行き帰りで15キロほどの適当な距離も稼げますので,一生のつきあいになりそうです。そこの道ばたには様々な草花があり,ゆっくり走ってはその表情を眺めていたりします。子供の頃から虫が好きで,それを捕獲するために視線が低くなっていました。

草と言えば,私は須田悦弘さん作る草の木彫が大好きです。原美術館の常設はもとより,豊田美術館,山崎山荘美術館,山梨県立美術館,等の展覧会で拝見しましたが,特に丸亀市にある猪熊弦一郎現代美術館で2006年に開催された個展は,本当に素晴らしく印象に残っています。体育館のような広い空間の壁際に点在する「雑草」。宿泊先のオークラホテル(これはホテル・オークラとは全く関係がない,と,その晩,そのホテルの最上階にあるバーで一人飲んでいたら,たまたまそのホテルの関係者の方が二名こられていて,彼らから直接聞きました)に向かうタクシーの中,運転手さんに「今日は草を見に,大阪からわざわざ来ました」と言うと笑っておられました。

昨日,掲載写真の草盆栽を作りました。これは先ほど自転車ルートとして紹介しました北西ルートの途中に生えている松葉海欄(まつばうんらん),蚊帳吊草(かやつりぐさ)を植えたものです。実は初めて草盆栽というものをつくりました。どうでしょう?才能アリでしょうか?それとも?まあ,こんなものは,背の高い草と苔のようなものを下に引けば,それなりなものになります。簡単です。苔っぽいものを探すのに手間取りましたが,植え付けは20分ほどでできました。

紫の小さな花をつけているのは松葉海欄という草で,学名をLinaria canadensisというらしい。このLinaria(リナリア)は,ギリシャ語の「linon(亜麻(あま))」,すなわちリネンが語源とのことです。マルクスの資本論での価値形態論ではリネンを使った亜麻布が出てきますよね。この亜麻という植物に似ていることから名前は発祥していると,ネットで調べて知りまして,まあこれまたビンゴ!なんて喜んでいました。

ということで,「緑」と「資本論」,ということで,これは中沢さんの著作「緑の資本論」とは何の係わりもありませんでした〜。

*ちなみに私は資本論の単純な価値形態,20エルレの亜麻布=1枚の上着という価値方程式で,なぜ亜麻布と上着が選ばれたかと考えたことがあります。これは布に労働をより附加すれば上着になるわけで,マルクスは労働が倍量附加されるということが分かりやすいようにこれらを選んだのかなあと思いました。そうだとすると我々はマルクスが施している工夫にいろんな箇所で気がついていないかもしれないと疑心暗鬼になり,読みがますます慎重になります(よね?)。
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