昨日から、掃除のおばはんに会っても、絶対、あいさつはしないと心にかたく決めていた
そして、今日、目の前に現れたおばはん
まるで、ユリから先にあいさつするのが当然と思っているかのように、悠然と歩いてきた。
いつもは、大人だから、いやいやでも、こちらからあいさつしていたのだが、昨日の今日で、
私は違う。
無視無視 ひたすら無視
おばはんは、言われたら言いますという姿勢だったが、肩すかしをくったような顔をしていた
ポットを持って、おばはんの横をすりぬけるユリ
そしたら、後ろから、1階の男性 「おーい、ユリちゃん!!髪、切ったんか?」
「うん」
「失恋でもしたんか」
「うん」
そのやりとりも、ずっとおばはん見ている。
知らん顔ユリ
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