EUの金融危機に対応した新しい財政協定ができる見通しとなっている。
報道によれば財政収支の均衡を義務付け、増税や歳出削減を「自動的に」行う、違反国には制裁を行う、といった内容になるようである。
今回、ドイツなどの優良国の犠牲で過剰債務国が救済されなかったのは非常によかったと思う。
過剰債務国が救済されてしまうと、それが前例となって今後も救済を期待して債務が過剰になる「モラルハザード」が生じる恐れがあったためである。
新協定が文字通り実践されれば、大変結構なことである。ギリシャのような国債の過剰債務に起因する金融危機は再発しないだろう。
各国の批准や憲法改正を伴うものなので、発効するには紆余曲折があるだろうが、仮に発効したとしたらこのような協定は実際に機能するのだろうか。
景気が悪くなったときでも均衡財政を堅持し、増税や歳出削減を行うというのは非常に難しいと思う。
景気の悪化で財政出動が必要と思われるときにさえも、均衡財政を義務付けた硬直的な協定を守るというコミットメントは難しいのではないだろうか。
今回のEU金融危機は、金融政策は共通だが財政政策はバラバラというEUの矛盾が顕在化したもののように思われる。
ユーロ圏を解体せずに危機を克服するには、各国が財政政策までもEUに移譲し、経済面ではすっかり連邦国家になるしかないのではないか。
報道によれば財政収支の均衡を義務付け、増税や歳出削減を「自動的に」行う、違反国には制裁を行う、といった内容になるようである。
今回、ドイツなどの優良国の犠牲で過剰債務国が救済されなかったのは非常によかったと思う。
過剰債務国が救済されてしまうと、それが前例となって今後も救済を期待して債務が過剰になる「モラルハザード」が生じる恐れがあったためである。
新協定が文字通り実践されれば、大変結構なことである。ギリシャのような国債の過剰債務に起因する金融危機は再発しないだろう。
各国の批准や憲法改正を伴うものなので、発効するには紆余曲折があるだろうが、仮に発効したとしたらこのような協定は実際に機能するのだろうか。
景気が悪くなったときでも均衡財政を堅持し、増税や歳出削減を行うというのは非常に難しいと思う。
景気の悪化で財政出動が必要と思われるときにさえも、均衡財政を義務付けた硬直的な協定を守るというコミットメントは難しいのではないだろうか。
今回のEU金融危機は、金融政策は共通だが財政政策はバラバラというEUの矛盾が顕在化したもののように思われる。
ユーロ圏を解体せずに危機を克服するには、各国が財政政策までもEUに移譲し、経済面ではすっかり連邦国家になるしかないのではないか。
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