思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

福山ラーメンと糸崎駅と227系

2015-08-13 22:47:05 | 2015年の旅行記
井原から乗ったのは16時23分発神辺行き。最初はがらがらだったのが高屋で女ばっかりの団体が乗って来た。これから飲み会のようだが感じが大声で「最初の一杯目は生、ナマ?」などと聞き歩いている。そんなもの着いてからでよかろう。



神辺からは再び青春18きっぷの出番です。



16時45分発福山行きは105系。好きな車両ではありませんが227系が増備されているのでいつまで使うやら。いや、常磐線快速用103系から改造した車両では無いオリジナルなのと西日本のことだから10年以上は使うか(笑)。



15分ほどで福山着。



あまり降りた記憶が無いんですが、綺麗に改装されてしまっています。駅前には地場の百貨店があったりしていかにも地方都市という感じ。金券ショップでは岡山までの「お試し回数券」のバラ売りが一番の売れ筋なのか絶賛販売中!でもね、福山って広島県なんだよなあ。経済的にも完全に岡山に向いてしまっているけど仕方ない、岡山まで60キロほどだが広島まで100キロ以上となるし。中国地方はこういう実態にそぐわない街が多すぎます。岩国が山口県なのもしっくりこない。



駅にはそば屋がありまして、さっきカツサンド食べたばかりですがもう少し何か食べたいなと。こういう時はソバをささっとたぐるに限るんですが、店先には「新名物 福山ラーメン」という幟旗も見えます。本来なら天ぷらそばでいいんですが、折角なら地元の名物?を食べようかと。でも「尾道ラーメン」は聞いたことがあるが「福山ラーメン」とは?

店内は立ち食いでは無く椅子テーブル方式で店員はオバハン1人、食券を買って渡しまして待つこと3分ほど。出てきたラーメンはと言うと



濃い目の醤油ラーメンで、具は小葱と茹でたもやしとメンマ。そしてチャーシューが1枚。場所柄丼はプラスチックの軽い物。肝心の味なんですがこれの何が福山ラーメンなのでしょうか?そもそも福山ラーメンと言うジャンルがあるんでしょうか?たぶんね、場所柄私のような旅行者が頼むんじゃないかって思いましたね。スープには独創性は感じられず業務スープを湯でのばしただけだし。

それよりもね、1人しかいない店員の愛想の悪さ。入った時に挨拶は無し(時間的に先客はゼロ)。私をじーっと見てるだけ、食券を渡しても返事がない。次に入ってきた客にも無言。食べ終えて帰る時にも挨拶なし。あまりに気味悪いからオバサンの顔じっと見てしまいました。こいつ障碍者かと。そしたら「何か?」と言ったので喋れるのは分かりましたが、私が何を言いたいかも察したんですかね。食べ終えた時に「有難うございました」と。私への唯一の言葉じゃなかったかと。正直言って変な店。

17時47分発三原行きに乗車。



しまなみ海道を見ていると「広島方面へのお乗り換えは終点三原でも可能ですが、糸崎で乗り換えが便利です。ご利用ください」とアナウンス。



という訳ではないが糸崎で下車。



かつては山陽線・呉線を走破したC62を擁した名門機関区・糸崎機関区が裏手にあり、今でも側線は多くて広島・岡山双方からの電車が折り返す基地には変わりありません。駅舎も大きくかつての偲ばせます。駅前に出てみれば営業しているかは知らんが(たぶん今は潰れているだろう)小さな飲み屋んども見え、国鉄職員で賑わったことだろう。かつての岩見沢に通じるものを感じますね。

18時33分発岩国行きを待っていたら「間もなく18時28分発呉線経由岩国行きが参ります」。糸崎~三原に限ればかなりの運転密度だ、首都圏にもひけをとらないほど。



なんとやって来たのは227系。まだ乗ったこと無い、というか初めて見た。



当初は呉線乗るつもりだったから、このまま乗ってもいいが広島着は21時05分。対して西条経由は19時50分着と1時間以上早い、結局三原まで1駅だけ乗って西条経由岩国行きに乗り換えました。