こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

夏は去りぬ

2017年08月15日 08時58分56秒 | Weblog
今年の夏祭りも、
無事に終わった。
お祭りのイベントのひとつ
『おばけ屋敷』に参加して五年目。
半端じゃない真夏の暑さが、
体に呵責もない負担を高じさせる。


「老人会代表です」
初参加での自己紹介。
おばけ屋敷を実施するのは青年連絡会で、
周囲は孫と同世代の若者ばかり。
自然と口をついて出る。
それから五年
「老人会代表」である。

定年退職してゴロゴロ状態のときに
おばけ屋敷市民ボランティアの募集を知った。
まさか若者ばかりだとは考えもせず、
応募した。

一日目は会場の準備で、
窓を黒ビニールで覆い
養生テープで目貼りする。
若い女の子と組んで手際よく進めるが、
大変な作業だった。

本番当日は、
おばけになる。
メークと衣装選びで
てんてこ舞いの最中、
血糊をつけまわって
はしゃぎ回るのに仲間入りして騒いだ。

開場すると、
おばけはお客さんを脅かす。
これまた若者とコンビを組んで
タイミングよく
「おばけ~~!」とやってのける。
四時間に渡るおばけ仕事で
もう汗まみれ、
足は棒になった。
叫びすぎた喉は
ガラガラに枯れた。

「○○さん、さすがやんか。
おばけの熱演、迫力凄いさかい、
ぼくら勝てへんわ」

ため口で成功を喜び合う。
若者と高齢者の垣根は、
ものの見事になくなっていた。

「また来年も、
おばけっぷりお願いします!」

若者たちと約束を交わして
解散である。

どよ~んと体が重い。
来年、
老人会代表はまた年を取る。
考えれば、
見通しは些か暗い。
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平和と混乱

2017年08月15日 02時06分23秒 | Weblog
手塚治虫が描く漫画世界は、
とにかく幅も底も広かった。
時代性をうまくとらえたテーマが、
無限に広がり、
子供たちの心をつかんだ。
この漫画は、
ガリバー旅行記と、
ナチスヒットラーの生物化学兵器の
遺産を巡る騒動をミックスさせた観がある。
人間の体を大きくさせる薬が
主役といっていいのかも。
薬を手にしたものが善か悪かで、
帰趨が決まってしまうから大変だ。
あ?
どこか鉄人28号を彷彿させるぞ。

いやあ、漫画は実に面白い。
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