アニメつれづれ(at 2007.10.21)

 先週に続いて、土曜日は鶴舞中央図書館で調べ物を続けた。

 今回は、主に1970年代のアニメ放映状況をチェックしたのだが、昔のテレビ欄は色々と興味深くて、つい見入ってしまう。大山ドラが始まった1979年に、東海テレビで「ゲゲゲの鬼太郎」第1作を再放送していたのを発見して、この時期まで白黒アニメの再放送があったのかと驚いたが、よく見ると同時期にCBCで「鉄腕アトム」を早朝に放送しており、白黒であっても人気作はまだまだ再放送の機会があったようだ。
 また、1974年に中京テレビで旧ドラ=日本テレビ版ドラえもん(最近はこう書かないと、大山ドラを旧ドラと呼ぶ人もいる)の再放送があった事を今更ながら発見した。本放送時より記載スペースが広いので、ある程度気になっていた事がチェックできた。これは思いがけない拾い物だ。

 目当ての調査は概ね済んだのだが、これをまとめるのに結構な時間がかかりそうだ。来週末は用事があるので、今月中の公開は無理かも知れない。
 とりあえず、今日は「東海地方アニメデータ集」の「全国ネットからの枠移動事情」に、たまたま見つけた「ゴワッパー5 ゴーダム」の記述を追加しておいた。ローカル枠へ移動した一番古い例となるが、この頃はアニメ雑誌も創刊されていないので、関東と東海以外の地区の放映状況が確認できないのは、ちょっと困る。
 まあ、原作付きアニメなら原作の掲載誌に、オリジナル物でも子供向けヒーロー雑誌に放映局一覧等が掲載されていただろうから、その気になればある程度は調べられる。「ゴーダム」は「雑誌連載:たのしい幼稚園、おともだち、冒険王」なので、いずれこれらの雑誌をチェックしてみよう。


 さて、話は変わるが、三重テレビで放映中止になってしまった「こどものじかん」第1話をネット配信で観た。
 思った通り、かなり多くの規制がかけられており、どうやら地上波放送版と同じ内容のようだ。中には、数秒にわたって画面全体が隠されてしまう場面もあり、「規制あり」の予備知識無しで観たら放送事故と勘違いしてしまいそうだ。
 とりあえず、内容的に地上波で問題のありそうな部分はほぼ全て観られなくなっており、これを中止にしたテレビ埼玉と三重テレビは、ちょっと過敏に考えすぎだ。とは言え、こんな「不完全版」を見せられてもイライラしてしまう。気軽に観られる地上波ならともかく、わざわざ手間をかけて画質のよくないネット配信で観るほどの物ではない。
 作品の出来は結構いいので、DVDが出るのを待って完全版を観た方がよさそうだ。近所のレンタル店に入るといいのだが。

 また、喜多村英梨繋がりで、先週AT-Xで放送された「こはるびより」も、ようやく観た。
 実に頭の悪いアニメ(ほめ言葉)で、何も考えずに楽しめる作品だった。キタエリの歌うOP主題歌もなかなかの電波ソングでいい感じ。AT-Xはこれを放送できる局なのだから、年齢視聴制限の件でもめたとは言え「こどものじかん」が放送できないのは不思議に思えてしまう。地上波版そのままなら視聴年齢制限は要らないだろう。


 と、最近は前述のように単発OVAを視聴する時間的余裕も出来ている。10月から、毎週視聴する新作アニメを減らしたからだ。今までなら「これはそのうち面白くなるかも」と、少々無理して視聴継続していたレベルの作品を、今期から思い切って1話で観るのを止めるようにしたら、かなり楽になった。
 過去作品を観る余裕も出来て、「ゲゲゲの鬼太郎」第1作も、ようやく視聴済み話数が3分の2を越した。来月の第4作DVD-BOX発売までに、全話観てしまいたい。
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