懐かしの「マイエンジェル魔美ちゃん」

 1月も後半に入って、公私ともに忙しい。藤子関係でも色々動きがあったが、CD「怪物くん全曲集」はまだ買っていないし、「ぼく、ドラえもん」23号も、近所の書店が20号から入れなくなったせいで未読。あと3号なのに、こんな所で足踏みか。そして、当ブログもご覧の通りなかなか更新できない。3月までこんな状態が続くと思われるが、どうかご容赦いただきたい。
 さて、本日はテレ朝チャンネルが「エスパー魔美」特集で、レギュラー放送では飛ばされた特番用エピソード「マイエンジェル魔美ちゃん」を、ようやく観る事ができた。この話、はたして本放送時に観たかどうか記憶が定かでなかったのだが、実際に観てみると、はっきりと記憶に残っている話で、懐かしかった。おそらく名古屋テレビの再放送でも飛ばされたはずなので、1988年末の本放送以来16年ぶりに観たわけか。
 この話、内容はよかったのだが、サブタイトルの付け方はあまり上手くない。まったく内容を知らない人が「マイエンジェル魔美ちゃん」と言うタイトルだけを聞いても、ブラジル人青年が日本にそばの修業に来る話とは想像できないだろう。もう少し、何とかならなかったのだろうか。まあ、原作でも「生きがい」など、内容が想像できないサブタイトルはあるのだが。また、後期エピソードではよくある事だが、超能力無しでも成立する話だった事がちょっと気になった。ゲストキャラ・サントスの心を読むために導体テレパシーは使っているが、他の形で処理してしまう事も可能だろう。とは言え、魔美というキャラでなくては成立しない話であるのは確かであり、悪くはなかったと思う。
 そう言えば、放映前はOP・EDがどうなるのか気になっていたのだが、OPは原作者「藤子不二雄F」名義で、おそらく放映当時のオリジナルのもの。テレ朝チャンネルでは、28話以降はクレジットを入れ直した汎用OPだったので、思わぬ所で本来のOPを観る事ができて嬉しかった。謎なのがEDで、明らかにレギュラー話数とはフォントが異なる。あるばたいんさんによると、本放送時は特番内で再放送された「雪の降る街を」と両方のスタッフ・キャストが表示されたEDだったそうなので、今回放映されたのは明らかに別物だが、制作当時に30分番組として放送するためにスペシャル用EDとは別に作っていたのか、それとも今回の放送のためにスタッフ・キャスト情報を元に新たに作ったEDなのだろうか。シンエイアニメシアターでよく見る汎用OP・EDとはフォントが違うので、おそらく前者だと思うのだが、だとすると「魔美」以外の藤子アニメ特番用エピソードも、同様に単独放送用のOP・EDが存在するのだろうか。もしあるのなら、他の作品も特集日を設けて放送して欲しいものだ。とりあえず、次は「チンプイ」をお願いしたい。もちろん、OPは本来付いていたはずの前期版で。
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