goo

岩手地震とCBC深夜アニメ

 本日未明に、岩手県で震度6の地震が発生した。
 またしても東北地方での地震が起きるとは、どうなっているのだろう。阪神大震災の時は「実は関西の方が危なかったのか」と言われていたが、新潟県中越地震以降は、大地震は東日本で頻発している印象がある。もう、日本中、地震に関して安全な場所などないと考えた方がいいのだろう。

 今回、地震に遭われた方は実に災難だが、日本列島に住み続ける限り「明日は我が身」と対策をしておく必要はある。
 特に、何十年も前から「そろそろ地震が起こる」と言われ続けている東海地区では、今のところ大した地震は起きておらず、それがかえって不気味だ。これまでためこんだエネルギーを一気に吐き出したら、一体どんな凄まじい地震になるのか、考えただけで恐ろしい。


 さて、今回の地震は発生時刻が0時26分と日付が変わった直後だったため、その後の深夜番組は各局が報道特番に差しかえて、元々放映予定だった番組の多くが休止になった。深夜アニメも例外ではなく、各地の影響の詳細は、DeepParanoiaブログ出張所の「岩手の大地震により各地で深夜アニメ大混乱」で、まとめられている。

 この「DeepParanoiaブログ出張所」でも取り上げられているが、今回の地震特番で深夜アニメが最も影響を受けたのは、東海地区で間違いないだろう。なにしろ、水曜深夜は在名5局合わせて9本の深夜アニメが放映されている(岐阜放送を入れると10本)。
 そんな中で、テレビ愛知のみは、アニメ放映にほぼ影響はなかった。「スレイヤーズ Revolution」Aパート冒頭に被害状況のテロップがしばらく出ていたが、地震関係の報道はそれで終わり、続いて放映された「ワールド・デストラクション 世界撲滅の六人」「我が家のお稲荷さま。」は通常通りの放映だった。
 考えてみれば、東北地方にテレビ東京系列局はないから、今回の地震についても積極的な取材・報道は行わなかったのかも知れない。もっとも、大事件でテレ東だけが何事もなかったかのようにレギュラー番組を流すのは「よくあること」なので、今回も特に驚くには値しないかも知れないが。


 逆に、最も混乱していたのはCBCで、「イタズラなKiss」の放映が、ひどい事になっていた。最終的には予定より13分遅れの放送に落ち着いたが、そこに至るまでが滅茶苦茶だった。その経緯はバッチリ録画に残っているので、紹介してみる。
 まず、本来放映開始時刻の25時52分には、まだ東京からの報道特番が流れていた。そして、25時54分に一瞬だけ「イタキス」が映ったかと思うと、次の瞬間には「代わって名古屋からお伝えします」と、CBCローカルの報道特番に切り替え。
 CBCローカル特番は25時56分に終わり、続いてCMタイム。番宣CMばかりが1分半にわたって流れたかと思うと、突如「イタキス」Aパート途中の映像に切り替わった。どうやら、予定通りの時間に放送をはじめていた場合に流れるべき場面が、いきなり流れてしまったようだ。
 それが3分15秒続き、またCMに切り替え。こちらも、番宣ばかりが2分近くも流れていた。と、そこへこの映像(↓)…と言うか、画像があらわれた。





 これは「イタキス」DVDのCMなのだが、なぜか動かずに静止画像のまま30秒間流れており、CBCからバカにされているような気分になった。その後は、なんの前触れもなく再びCBCローカル特番に切り替わった。
 2回目のローカル特番開始が26時03分頃で、その後3分弱ほど地震報道を流した後、やはり途中でいきなり「イタキス」アバンタイトルに切り替わり、ここからようやくまともに番組が始まった。これが26時05分40秒頃で、約13分遅れての放送となったわけだ。

 想像するに、CBCとしては他のアニメは中止にしても、自社製作の「イタキス」だけは放映したかったのだろう。しかし報道特番から切り替える段取りが上手く出来ず、こんな混乱した状況になったのではないだろうか。きちんと段取りが出来ていれば、前触れもなく番組をはじめる事はなかっただろうし、アナウンサーに「この後の番組は、予定を変更して○時○分からお送りします」くらい、言わせる事は出来たはずだ。


 結局、テレビ愛知以外で予定されていたアニメは、この「イタズラなKiss」を除いて、すべて休止になった。
 「イタキス」にしても、中途半端に13分遅れになったせいで後半が観られなかった人もいるだろう。私は、次の「鉄腕バーディー DECODE」も録画予約していたので、観る事が出来たのだが。
 そう言えば、「イタキス」は、後提供でスポンサーのクレジットが出ておらず、最後まで混乱した中での放送だった事が伺える。また、「イタキス」終了後はやはり前触れなしで報道特番(TBSからのネット)に切り替わり、「レギュラー番組は、報道特別番組の後お送りします」とテロップが出ていたので、この時点では残りのアニメ2作品も何とか放送したかったようだ。


 私自身は、昨日は地震が起きる前に寝てしまったので、岩手の地震自体を知ったのが朝起きてからだし、深夜アニメにも影響が出た事を知ったのは、仕事が終わって帰宅してからだった。もし、昨夜の深夜2時、3時と起きていたら、アニメの放映予定変更情報に翻弄されて眠れなかったかも知れない。その意味では、昨日はさっさと寝ていてよかった。

 災害時の緊急報道は必要なものだと思うので、それ自体に文句を付ける気は全くないが、これによって影響を受ける番組に対しては、しっかりしたフォローをしていただきたい。
 その点では、テレビ愛知のように完全にいつも通りか、または名古屋テレビ・中京テレビのようにきっぱりと完全休止にしてしまったほうが、下手に時間を変えるよりはいいと思う。今回、CBCはケチを付けてしまった感じだ。



(追記)

 私の地上波視聴環境はまだアナログなので、今回のCBCの混乱も全てアナログでの状況を書いたのだが、「いなかものGのきまぐれ日記」を読むと、デジタルでは少し様子が違っていたようだ。少なくとも、アナログではOP後の提供やCMには問題はなかった。同じ番組を放送していても、デジタルとアナログは別物なのだとよくわかる。
 今後の対応については公式サイトに告知が出たが、結局「イタキス」第16話は翌週に通常放送の時間帯で再放送されるので、CBCの水曜深夜アニメは3本とも一週分遅れる事になる。
 他局では、名古屋テレビ「セキレイ」も順送り、中京テレビの2本は今のところ不明。もし「乃木坂春香の秘密」が順送りなら、AT-Xの方が早くなってしまう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 1 )
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« 「ゲゲゲの鬼太郎... 2008年夏のアニメ... »
 
コメント
 
 
 
国内最大の地震 (火炎太鼓)
2011-03-11 20:15:29
くどくなってしまいますが、
今日の地震は、国内最大になってしまいましたから、
アニメのことはしばらく我慢して、状況に対応していくより他ないですね。


 
 
 
震災後 (おおはた)
2011-03-21 16:17:42
 震災から一週間以上が過ぎて、ようやくアニメに限らずテレビも通常時に近い状態に戻りましたね。
 「ドラえもん」も3/11放映予定だった分は3/25にやるようです。入学式をネタにしているだけにあまり遅れると放送しづらかったのでしょうけど、お蔵入りにならなくてよかったです。
 もちろん、今後も被災地や余震などの情報は逐次テレビで流れるでしょうし、そのためにテロップやL字画面にもなるでしょうけど、これはやむを得ないですね。
 すぐには無理でしょうけど、地震がおさまり被災地も復興して、こうした地震特別報道が必要なくなることを祈っております。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
規約に同意の上 コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁
 
この記事のトラックバック Ping-URL
 


ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません
 
・30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております
・送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
 
 
2008/07/25金曜 (アニ鳴館 運営日誌 [Powered by)
24日未明の岩手県沿岸北部の地震に伴う報道特別番組の関係で、アニメ番組(本放映)では『イタズラなKiss』『魔法遣いに 大切なこと 〜夏のソラ〜』の編成に影響が出ました。中でも、中部日本放送の『イタズラなKiss』はかなり混乱した状態での放映だったようで、いなか...