ぴちぴちピッチとその後継者たち?

 名古屋では、毎週水曜日はぴちぴちピッチの日。毎週再放送を観ているので、どうもピッチは、終わった作品という感じがしない。更に、それに加えてピッチ的な楽しみ方が出来る新作アニメがあれば、それはそれで喜んで観てしまう。

 10月スタートのアニメで、ピッチっぽい作品と言えば、何と言っても「銀盤カレイドスコープ」だろう。特に、AT-Xで本日放送された第3話は脚本/高橋ナツコ、絵コンテ/藤本義孝、作画監督/飯飼一幸とピッチスタッフが勢揃いした、ある意味強力な布陣だった。微妙な作画に超展開の脚本が、なかなかいい感じだ。
 ただ、せっかく牧内ももこがキャラクターデザイン・総作画監督を担当しているのに、3話まで観た限りでは、牧内絵が動いていると言い難いのが残念だ。第1話はDVDでは牧内ももこ作画監督で全面リテイクするそうだが、なぜ最初からそうできなかったのか。テレビ放送版でも、一回くらいはOP・ED以外でまともな牧内絵を観たいものだ。

 そして、また気になる新作アニメが一つ。来年1月スタートの「タクティカルロア」なのだが、海や海上都市が舞台で中原麻衣や植田佳奈が出演すると知って「光と水のダフネ」の2番煎じかと思ったら、監督がふじもとよしたかでアニメーション制作がアクタスと、スタッフ・制作会社からはピッチ臭が漂う。ダフネもピッチも好きなアニメだけに、両作品のテイストが絡み合ってどんな作品になるのか、今から色々な意味で楽しみだ。新井里美も出るし。
 ちなみに、この「タクティカルロア」は、東海地方ではテレビ愛知で放映予定。更に、テレビ愛知では今年4~6月に「こいこい7」も放映しており、ピッチ以降もふじもとよしたか監督作品との縁が、ずっと続いている。他の局では真似が出来ないだろう。まあ、関東や関西では独立U局で放映されるので、ピッチを放映した他のTX系列局は、真似したくても出来ないだけの事なのだが。

 さて、話をピッチに戻すと、いよいよ伝説の第32話の放映が迫ってきた。このまま休止無しなら11月30日に放映されるはずだ。はたして本放送が流れるのか、問題の場面はどうなるのか、今から楽しみだ。本放送が終わっても、これだけ楽しめるアニメもあまりないだろう。ピッチのおかげではじめて、名古屋に住んでテレビ愛知が見られる事に感謝した。これからもテレビ愛知には楽しいアニメを作って欲しい…と思ったら、来年の新番組は特撮になるようで、ちょっと残念だ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ぴかコミ「パ... 11/4 ドラえも... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。