まずは残念なニュースから。
羽生善治二冠が、先日10月11日の「王座戦 五番勝負」で中村太地六段に
1勝3敗で破れ失冠。
自身13年ぶりに「棋聖」のみの一冠となりました。残念!!!
しかし、羽生善治棋聖も既に47歳となっており、現在のタイトルホルダーの
平均年齢は34歳で、もちろん最年長ですので難しい年齢に入ってきている
とは思います。
ただ、先月の竜王戦挑戦者決定戦三番勝負で勝利を収め10月20日からの
竜王戦七番勝負が始まります。
長ければ年末までの長丁場ですが、もし「竜王」を獲得すれば5期目となり永世竜王となり、
史上初の「永世七冠」達成となります。
捲土重来を期し、是非頑張ってもらいたいです。
次は藤井聡太四段の話題です。
公式戦デビュー29連勝の快挙から早三ヶ月、世間の一時の熱気は冷めましたが
将棋ファンの間ではその後も注目度ナンバーワンでした。
藤井四段の対戦はネットではほぼ中継がありますので楽しみにしております。
30戦目で初の敗戦のあとは、二連勝、負け、三連勝、負け、四連勝、二連敗
勝ち、負けと続き、現在、10月12日の順位戦C級2組5回戦に勝ち、七連勝
となっております。
負けも二連敗が最高なので、あれだけ日本中の注目を集め精神的にも疲れたと
思いますが、とても中学三年生とは思えないですね。
また、連勝記録を伸ばしてもらいたいと思います。
現在52戦中46勝6敗で勝率0.884です。過去最高勝率の記録が50年前で
0.8545ですから、いかに凄いかわかると思います。
最年少タイトル奪取に向けてこちらも頑張ってほしいですね。
別府店 カマフチ