超兵器磯辺2号

幻の超兵器2号。。。
磯辺氏の文才を惜しむ声に応えてコンパクトに再登場。
ウルトラな日々がまたここに綴られる。

期間限定の半暴走

2016-10-16 12:28:26 | スポーツ・健康
年を重ねると少しずつ「新しいこと」を始めること自体が億劫になり、そういう機会があってもいつの間にか「やらない正当な理由」探しが始まってしまうものだ。私は比較的あれこれ色んなことに興味本位で手を出すことが多い方だと思うが、その分飽きっぽく、始めたことを継続するには「モチベーションを維持」するのに苦労する。そういう傾向が見えてきたときに、効果的なのは「期間限定のトライアル」というヤツである。30日コミットメントなどはまさしく期間限定の取組みであり「終わりが見えている」分、手抜きや自分へのごまかしなどはせずに続けられるものだと思う。そしてひとたび波動エンジンが接続・点火されてしまうと、容易に止めるのが困難になるほど、半暴走状態になっていまうことがたまにある。先般このサイトでも書いた今月に入って意気揚々と始めた「オクトーバーラン」というプログラムがそんな様相を示してきた。(恐らくそうなるだろうと自覚してはいた)

初日が土曜日ということもあって、いきなり弾み付けに周辺エリアのコースを5km余り走ってみた。我が街の青い鳥とよく出会う川沿いのランニングコースを北上し、箱根駅伝コースに曲がって湘南T-SITEを横目に西に向かい、再び曲がって海岸通りへ向かって走る。アップダウンもなく割と走りやすいコースを走ること約30分、帰宅してアプリによる計測結果を見てみると走った距離は5.6km、地図を見ると概ねアド街ック天国で紹介されたとあるエリアの外周を走っていることが分かった。前回も書いたが、「ただ走るだけ」という行為が何となく非生産的に感じてしまう私だが、1kmごとのラップタイムらペースの変化なども細かく計測されており、これを意識して身体にアドレナリンが充満し、最後の1kmなどはラストスパートのようなハイペースとなっているのが分かった。普段、もっと長く走ることがないので、距離は全然短いがこれも初期の「ランナーズハイ」というものなのだろう。

翌日曜日はコースを変え、いつも行くサーフポイントを横目にサーフビレッジを通過しサイクリングロード沿いに江ノ島に向かうことにした。午後から波乗りに来るつもりだったので、どこが良さそうなポイントか偵察も兼ねて走ることができたが、湘南海岸のポイントにそんな変化があるわけでもなく、結局似たり寄ったりで「いつものところかなー」と苦笑いすることとなる。「湘南国際マラソン(12/6開催)」が近いからか、やたらにジョギングしているランナーが多い。新江ノ島水族館を過ぎて、片瀬漁港に入り長い堤防の先端まで行くと釣りゾーンがある。概してボウズの多い、「気楽さと景色のよさ」の割には釣果の貧しいこの釣り場で今、何が釣れているのか偵察したかったので、ここだけ歩いて釣り客のバケツをのぞいて回り、やはり大したモノが釣れていないのを確認して再び走り始めた。同じコースを戻って帰宅し計測結果を見ると今度は7km。海風が気持ちよく散歩するならよいが、その分景色の変化がなくて思ったよりも走っていて楽しいコースではなかった。

このプログラムを始めてわずか2日間で12kmあまり、平日は中々そうはいかぬだろうが、この調子なら50kmは何とかいけそうだ。でも目標の100kmを達成するには(ちょっと無理があるような気がしていたが)平日にいくらかでも貯金していかないといけないことがよく分かった。以前なら出社前の朝暗いうちにボードを抱えて1時間ほど海に入るということもしたのだが、やはりジョギングというのはエネルギーの消耗が激しく仕事に支障があると困る(たぶんないけど)。仕事帰りに「夜の部」がなければスポーツクラブでスタジオプラグラムをこなし汗を流すのだが、帰宅してから走ってみようとしたら、やはり一旦休息モードに入ってしまうので無理なようだった。そこで私はいつもの癖で「あざとい」ことを考えだしたのである。私の勤務するオフィスやよく行く外出先は最寄の駅からはそこそこ距離があり、「アプリを起動しておけば歩いても距離を稼げるのではなかろうか?」と思ったのだ。実際行ってみると、大体駅からの距離は7〜800メートルくらいある。外出してオフィスに戻る予定があれば3kmくらいは貯金できることになるのである。「ラン」ではないが、そこは「早歩きもOKとする」という免責事項を設け、100円玉貯金のようにコツコツと貯め始めたのだった。むろんジムが休館の日はいつもの5kmコースを走ることにした。

翌3連休、初日はいきなりぶっ放していつもの周回コースと海沿いコースを組み合わせ、1時間かけて10kmあまりを走破した。この1週間ですっかりエンジンが始動してしまい、「とにかく暇さえあれば走り回る」ジョギング症候群に入ってしまったようである。しかしこれまでグンマ他、色々な大会で10kmを走るレースに出たことはあるが、1時間走り続けるというのは身体に普段とは異なるダメージを与えるものだった。翌日の朝は股関節や膝がきしみ、腰と背中に妙な引っ掛かり感があって歩くのも辛い状態に陥った。しかし両舷全速モードに入ってしまった私は、翌日もいつもの周回コースを果敢に走り続けたのだった。最初のうちはとにかく痛いし辛かったが、そのうち「ハイ状態」がやってきて初めて連日で5kmジョギングを重ねたのである。ところが帰宅してスマホを取り出し、計測結果を見たら愕然とすることになった。「同期エラー」とやらでアプリが停止してしいまっていたのである。実測値はわずか56メートル・・・?!

「う、うっそぉ、マジ?」結果を見たとたんにその場にへたり込むところだった。なるほどこういう落とし穴があったのか?!痛みをこらえて走った苦労は何だったのか!ゴムチャックのカバーベルトにスマホを入れて、アプリを起動したまま背中側に巻いて走るスタイルなので、終わってみなければ結果を見ることができないのである。「ハア、ハアッ・・・こんなことをやってては身体がもたんよな」仕方がないので、シャワーを浴びて一休みしたら、超兵器203号を首にかけて川沿いを散歩歩きした。アプリを起動しておいて途中でスマホを取り出し、止まっていないことを確認したらそれまでの距離は2.63km、ちょうど折り返して帰れば走った距離に近くなる。その日は青い鳥に出会うことはできなかったが、川沿いの景色を楽しむ余裕もなく半ば足を引き摺りながら家に向かった。その日はスーパー銭湯で身体をほぐし、翌日のランに備えたのだった。

3連休最後の日は体育の日、朝から天気がよいはずだったが予報が外れたのか、イマイチ重苦しい雲が空を覆っていた。全部「ラン」ではないが、前2日間で20km以上走って(一部歩いて)おり、さすがに膝や腰の状態からして走るのは無理なように思われた。そこで私には再び「悪魔の囁き」があったのである。「昨日、川沿いを散歩した5kmは実際に自分の足で歩いたものである。平日の移動に関し、最寄駅までの徒歩をランとしてカウントしているのなら、あの散歩もランニングにカウントするのが筋である。とすると、前日に実際に走ったのにエラーとなってしまった5km分は別途、何らかの方法で記録に累積して然るべきである。」(こういうエラーがあった時だけね)と自分を言い含め、走行距離補正として「チャリを使ってささーっと」ロスしてしまった距離を走った。それから数日、「2のつく日はビールが半額」という海沿いの某シーフードレストランに家族で行くことになった。妻と息子甘辛は当然、自転車を走らせたのだが私はここでも「ラン実績」を重ねようと考えた。お店までは2kmちょっとあるはずだが、ランニングしたまま店に入るわけにもいかない。かと言って、自転車で走った距離を「ラン」と言うにのはいくらなんでも「ズル」過ぎる。「どうすんだよ、父ちゃんはよ」と腹を空かして苛立つ息子に、「オレはこれで行く」と物置からスケボーを引っ張り出してきたのである。実際に歩くよりはかなりハードな運動となり、店に入るころはかなり汗ばんでしまっていた。往復トータル5kmくらいを稼ぎ、「ちょっと本来のランニングプログラムからは離れてきたかなー」と反省したものだった。それでも一定以上歩いたり走ったりする時はマメに計測し、平日でも2日くらいは真面目にジョギングを重ねて、月半ばに至って総走行距離はなんと73km!このままいけば目標に達成するのは確実と思われた。

多少のズルを許容しても、予想通り半暴走気味に「距離を稼ぐことのみに明け暮れる」プログラムになってしまった。こうなるともう「オクトーバー」が終わるまでもう止まらない・・・しかしよくないのは何となく身体全体が「劣化」が進んでいくような気がするのである。本格的なランナーにしてみれば笑っちゃうような距離だが、やはり休息は大切なようである。(スイッチが入るとこの休息を取らなくなる)また昔ロッテの落合選手のようにシーズン後半の土日に「固め打ち」する場合、運動後のアルコールが必ず身体に悪さする。人間ドックの医師によれば「活性酸素」の影響がダメージを倍増させるので、運動後にアルコールを飲んではいけない、ということである。さらに(これは良いことかもしれないが)ランニングした日の晩は必ずと言ってよいほど血圧が上がる。(これは仕方がないらしい)健康のためのプログラムということだが、人によってはかなり注意が必要ということだ。後半戦、どこまでイケるか分からぬが1回に走れる距離を少しずつ伸ばして来たるべき「10マイルマラソン」に備えたいと思う。
それにしても走りながらスマホ写真を撮るのはものすごく疲れるものだ。

             

  
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2 コメント

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Unknown (小夏)
2016-10-20 17:57:23
そうそう、写真を撮ろうとしている時はいいのですが、何かやっている時に挟み込む写真撮影は自分との闘いのようです(笑)
そのおかげで湘南T-SITEの雰囲気見られテンションアップ~最近お出かけは西向きばかりでしたから最近連絡入ったT-SITEの素敵な市にため息ついたところですもの。
それにこの通り、車の中から『虫捕り網をつけて走る自転車のおじさん』をみて、「この辺の住人は老いも若きも自分らしい趣味を持ち生き生き暮らしていらっしゃるんだなぁ~」と思ったところです。但し、73キロ/半月の師匠のこの追い込みは全くの想像外です

アプリ停止とは凍りつきますねー
は思わずクスッと笑っちゃいました^^
Unknown (磯辺太郎)
2016-10-22 07:17:24
小夏さま

やはり写真撮影はお散歩のときがいいようです。走りながら撮るととにかくペースが乱れます。。。
T-SITEもしばらく行ってませんが、客足も落ち着いてきたようです。色々と催しをしているようですね。
虫捕り網?!そういう人はどこでも貴重だと思いますよ。釣り竿つけて走るおじさんは山ほどいます(笑)。(ボクもその一人)

へへへー。実はもうすぐ100km突破!もう50kmイケるかどうかが微妙なところです。
一応ズルはしていないのですよ。アプリが停止した時は同じ距離を自転車で走って計測し直します。駅伝走者のスピードくらいになっちゃいますけど。

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