超兵器磯辺2号

幻の超兵器2号。。。
磯辺氏の文才を惜しむ声に応えてコンパクトに再登場。
ウルトラな日々がまたここに綴られる。

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箱根・西伊豆のプチ旅行

2017-02-13 21:43:55 | 旅行お出かけ
家族4人の箱根、母との伊豆と、プチお出掛けが続いたので、サザエさんのオープニング風にいくつか訪れた場所を紹介しておこうと思う。まずは箱根神社である。箱根随一のパワースポットと言われ、そのご利益は交通安全、開運招福、心眼成就、勝負運、縁結び、良縁、子宝、浄化と多岐にわたるようだ。(というよりは何でもあり?)不思議なことにこれだけ観光資源豊富なところでありながら、有名とされる神社仏閣は箱根神社と少し先にある九頭竜神社だけだ。箱根神社は関東の総鎮守として多くの武将が訪れ、古くは平安時代に蝦夷討伐で活躍した征夷大将軍である坂上田村麻呂や源頼朝、義経、そして徳川家康と多くの名だたる武将が必勝祈願や心願成就を祈願してきたらしい。このことから特に勝負に勝つ、心願成就のご利益があるとされているそうだ。入り口正面に坂上田村麻呂が東北鎮撫のために箱根を通りかかった時に矢を献じて武運長久を祈ったという「矢立杉」がある。

  

入り口の鳥居をくぐると右手に手水舎がある。本殿に上る途中にある小さな祠は仇討ちで有名な曽我兄弟を祀ったもので、反対側に武道場がある。本殿右手にある御神木である「安産杉」は根元部分が二股に分かれており、これを健全な母胎のように見たて子孫繁栄や安産を祈願するようになっている。かの北条政子もこのご神木に祈願して源頼朝との間に二人の子供を授かったとある。しかしその子供は悲惨な最期を遂げたから、繁栄かというと中々微妙である。境内はかなり壮大で宝物殿には曽我兄弟の仇討ちの際に止めを刺した「赤木柄短刀」も展示されている。確かに歴史上有名な武将の寄進状や掟書などが残っているようだ。正月が過ぎて1ヶ月足らずたっていたがたくさんの観光客が訪れており、おなじみコレクションの御朱印も順番待ちが結構あるらしく、整理札をもらって先に参拝してくるスタイルだた。(の割りにはイマイチしょぼいんだが・・・)

        

もう一つ訪れた観光名所が「大涌谷」である。火山活動が活発になり噴火警戒レベルになってしまってから、ロープウェイなどは1年以上運行停止していたんじゃないだろうか。さすがに地元県の名所ということもあり、これまでかの地には家族旅行、小学校の遠足、学生時代の旅行など数回を数えるが、一番最近は甘辛が幼い15年前くらいに遡る。当時はハイキングコースなどを歩き、実際にガスの噴出口近くまで行ったり、出来上がった黒たまご専用のロープウェイなどが近くで見えたのだが、今は残念ながら立入禁止区域となってしまっている。山の上だから道路の凍結が心配されたが晴れていたこともあり、チェックアウトして真っ直ぐに駐車場に向かった。朝からマイカーでの観光客はかなり多く、入り口まで30分くらい用してしまった。しかし反対側には雄大な富士山が見え、立ち入り禁止のガス噴出場所からは轟轟とすごい音が聞こえ、以前よりもずいぶん活発化しているのがよく分かった。

      

「確か黒たまごを食べると寿命が何年か延びるって言われたよな」「昔は50年と言ってたような気がするけどねえ」今年●1になる母が首を傾げたが「(んなわけねえだろ?ギネスを20年も更新するつもりか?!)」お店で看板を見ると、正解は7年だったようだ。たまごを温泉で茹でると鉄分が殻表面の小さな気孔に付着し硫化水素と反応して真っ黒な硫化鉄になるそうである。一袋かって皆で一つずつ食べたが、普通の茹で卵よりも旨味が強いように思えた。(これで私は107歳まで生きる計算になる)それにしても箱根で浸かった温泉は強力な臭いが身に沁み付いた。「何か手の先が臭うな」甘辛が妙な顔をしていたが、この臭いは時間とともに自分の嗅覚の疲労から感じなくなるが、他人にするとずーっと残っているようである。いつかグンマで入った万座温泉はおよそ一月近くも自分の身体に沁み付いているのを感じた。衣服など普通に洗濯してもその強力な硫黄臭は取れなかった。自分では気が付かなくなっても、電車などでは「あ、この人温泉入ってきたな」と一発で分かってしまうのが苦笑ものだ。

    

サザエさんOP風伊豆シリーズは土肥金山である。金山と言えばグンマ勤務時代にひょんなことから訪れた佐渡島が有名だが、この金山も足利時代から開山され、江戸時代に本格的に採掘が確立して、佐渡に次ぐ産出量を誇ったそうだ。佐渡の場合は全山に縦横無尽に立坑が巡っていたが、こちらは割と平面的でこじんまりしている。また入口周辺はちょっとした庭園風になっており、土肥桜という伊豆で一番早咲きの桜が見頃を迎えていた。小規模な代わりに金鉱石を採掘して純金を取り出すまでの過程が随所で細かく説明されていた。金を含む鉱石を石臼で細かく砕き、流しそうめんのようにゆっくり水に流すと、金を含む破片は重いので沈殿し軽石部分は浮き上がる。これを繰り返し、鉛と結合させて金だけを集め最後に鉛を取り除くといった風である。徳川家康も金山開発に力を注ぎ、大久保長安という歴史上にも登場する人物も登場してくる。(確か彼は金の算出量を画期的に向上したがその死後、私的に着服したとされ一族は滅ぼされた)

        

立坑内部の見学を一通り終えるとそのまま展示物、土産店と進んでいくことになる。ここでいわゆる金の延べ棒と世界一の延べ棒に触れることができる。たぶん表面が加工されていて、爪で引っ掻いても削り取れないようにはできているだろうが、やはり他の金属などに比べてとんでもなく重く、手首の角度的にも持ち上げることはできない。また世界最大という金塊は重さ250kg、時価12億円ということだ。触るだけでパワーがつくような気もする。お土産店だとよくある千両箱を模した菓子とか、小判を俵型に重ね金粉をまぶした餅、日本刀の形をした長さ70cmの細いバームクーヘンなど(ちょっとどうなのよ・・・・)という金山ならではの俗っぽい品物が並んでいた。私は苦笑しながらスルーしていたが、知らないうちに母親は「世界一の金塊型」をしたチョコを持ってレジに向かっているではないか?!よりにもよって一番お下品っぽいお土産は孫の甘辛へのお土産だという。(この人はこういう所がある)ところが、家に帰ると・・・「えーっ、これオレにくれるの?やったー!オレ、クランキーチョコ大好きなんだよー」(何かこの母には勝てないような気がしてきた)

    

西伊豆方面、の後半は有名な恋人岬のすぐ近くにある土肥達磨寺である。最初駐車場を通り過ぎた時はドライブイン「だるま寺」かと思ったが、由緒ある達磨寺として名高い京都法輪寺の分院で、富士山の好展望地として知られる小下田の富士見台にある。本堂には不死身達磨大師と命名された高さ5m、重さ3トンの日本最大の達磨大使坐像が安置されている。門を入ると「ご見学の方ですか?」と係員らしい女性が愛想よく近づいてきて、まずは左側に立っている観音像に水をかけるように案内する。御朱印帳を取り出すと、「はいはい、御朱印ですね、お参りしている間にお預かりしておきますね」とどこに書くかも聞かずに持って行ってしまった。受付で拝観料を支払うと正面の本堂に入ると、確かに巨大な達磨様の像が見える。我々が入ると同時に案内の放送(テープの再生)が流れ、一通りの解説を聞くことができる。堂内は撮影自由、開運札に願い事を一つ書いて、達磨様に貼り付けて経文を唱えると願いが叶うという。

線香を焚いて百円、開運札一枚百円、おみくじも百円、「なんか商売っ気強すぎないか?」我々は苦笑いしながら、開運札を手に取った。願い事は一つ書いたが、そこに用意してあった判子(身体健全、家内安全、病気快癒・・・)などはそこら中に押しまくった。並んでいる達磨様は多くの人の開運札によってフサフサのロン毛のようになってしまっている。本堂の見学を終えて出口の扉を開けるとたくさんのダルマやお土産が並ぶショップとなっている。ダルマといえばグンマの高崎だが、ここにも大小様々な5色の鮮やかなダルマがあり、「やっぱり商売心旺盛だよな」と思った。会計で御朱印代を支払い、奥で薬膳効果があるというお茶を頂いてこの寺を後にした。天気に恵まれれば海の向こう側に富士山が展望できる高台なのだが、残念ながら晴天にも関わらず山のある方面だけ雲がかかっていた。

          

赤いライオン号はそこから10キロほど金山の方へ戻り、「松原公園」に向かった。ここにはピンク色の鮮やかな土肥桜が見事に咲いていた。土肥桜の特徴は早咲きで毎年各地で日本一早咲きと披露目されている桜が取り上げられている頃、 土肥桜も開花をしているそうだ。12月下旬からつぼみがほころびはじめ、1月上旬に開花、2月中旬まで 咲き続ける。河津桜よりも開花が早く花びらの色が濃いピンク、花びらの重なり方が異なります。 満開となると桜の木全体が華やかなピンクで彩られるのが特徴だそうだ。前週の金土日の3日間に「桜祭り」が開催されたというから、少しだけ見頃は過ぎてしまったかもしれないが、金山や恋人岬など色々なところで鮮やかなピンクを見つけることができた。この公園にもう一つ25年前にギネスに認定された「世界一の花時計」というのがある。直径31m、長針の長さ12.5m短針の長さ8.8mの花時計で、約5千本の花々で囲まれている。外周には、足つぼを刺激する石が並べられた健康歩道が設けられて、試しに靴を脱いで一周歩いてみたが、時折尖った石があって「足に穴が開くんじゃないか?!」と思うほど痛かった。

          

今回は2週続けて箱根・西伊豆方面へのお出掛けだった。幸い松岡○造さんが国内にあるのか、寒気が和らいだ(先週末からブエノスアイレスに旅立ったそうだが)ので、峠の道も安心して通行できた。今週は芦ノ湖畔のリゾートホテルに姉妹で泊まりに行くというから、母はこの1ヶ月で3回もこの方面に出かけることになる。家からは自家用車でも電車でもそう遠くないし、風光明媚、名所・史跡が山ほどある温泉地ということもあり、毎月訪れてもよい」という。どうも「出かけられるうちに行っておく」つもりらしい。特に西伊豆方面はまだまだ知らない地があるだろうから、少しずつ西方面に拡大していってまたレポートしたいと思う。


ジャンル:
温泉
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