葉山町インサイダー

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中村省司県議の「県政リポートは架空 不当利得だから県が返還請求をしないのは違法」東京高裁の判決・要旨。

2017年07月11日 | 注目の裁判

中村省司県議の県政リポートの印刷代は架空であり、政務活動費からの不当利得であるので返還すべきである、とする東京高裁の判決が出た。横浜地裁での判決をそのまま認めた。

高裁で証人尋問まで行った末での判決であり最高裁へ上告しても、棄却される内容である。

中村県議はおそらく辞職されるだろう。

これで辞職されないのであれば、年2000万円をもらう報酬等欲しさの居座りとして

強い非難を浴びることになる。

19ページに及ぶ判決は「印刷は架空であり、例え政務活動費を上回る経費がかかったから、その余剰分を充当してくれという県の主張は政務活動費の透明性の確保の観点から到底許されるべきものではない、返還請求をしないのは違法である」

 

平成 29 7 10 判決言渡

平成 28 ( ) 325 神奈り|1 議会議員政務活動費不正受給確認請求控

訴事件 ( 審・横浜地方裁半J 平成 27 ( ) 25)

控訴人 神奈川県知事黒岩祐司。被控訴人鎌倉市〇〇

 

政務活動費支 出伝票 に添付 され てい る領収証 、県政 レポー ト 。

 ・実際に当該 県政 レポー トが, 11 にわた り枚数 1 5000 ない

3 5000 で印刷 されて配布 された ことを直接裏付 けるものではない。

・県政 レポー トについては,中村事務所 において, くの人手 を使 つて大量の県政 レポー トを配布す ることが必要 とな , の配布 に関す る何 らかの記録が残 され ることが多い にポステ ィングを行 つた とい うのであれ ,容易 にこれ を裏付 ける証拠 が存す とい うべ ところ,本件全証拠 によって , この点の的確 な記録 も残 されているとは認 めることができない。

・中澤克之の証言) び弁論の全趣 旨に照 らす ,県政 レポー トに係 る現実の発行・配布 の形跡 が乏 しいことか ,外観 上県政 レポー トを印刷 した形 を作出 したのではないか との疑念 を払拭す るこ とができない

, 村事務所 においては,県政 レポー トの現物 の授受 についての記録 が残 されていた , 覧用の実物がファイル されていた りす るのが通常であると考 られ るところ,本件全証拠 によって , の記録等 について的確 に残 され てい る事実は認 られ ない とい うべ きであって, 自然である。

・石井証言 においては,石井印刷 を通 さず に本件印刷を受注 した とが判 した とか ,石井印刷として修正 申告 した 旨の供述 をした。平成 28 3 11 及び同年 4 20 ,平成 23 8 31 までの事業年度,から平成26 8 31 までの各事業年度の修正申告をしていることが認 られ る。

しか ,本件監査請 の時点では,印刷及 印刷代金 の受領 を裏付 ける

資料 の提 出が ないだ けでな ,上記修正 申告 され てお らず ,本件訴訟提

の後 に初 めて修正 申告 され てい るもので あって,修正 申告 に至 った理

由についての 当審石井証言 はそれ 自体合理性 あるもの とい うことはでき

ない。そ して, 審石井証言 はそれ 自体信用性 の乏 しい。,石井 印刷 が修 申告 した事実 はあるものの,本件 印刷 が実際に行 われていた ことを裏付 ける的確 な証拠 はない とい うべ きである。

・なお, にお る証人森 ―の証言 内容 ,それ 自体曖昧な点が存す

ることは否定す るこ とがで きないので,本件 印刷 に係 る事実認 定に直接影

を与 えるものではない。

・中 村議員 が本件会派 に報告 した県政 レポー トの発行・印刷 は計 11 に及ぶが石井印刷 においては,会社の売上 げには計上せず,本件印刷代 につ , 品書,請求書及び領収証の控えがな ,印刷及び印刷代金 の受領 を裏付 ける資料が存在 しなかった ことが認 られ るこ とに照 らす ,上記県政 レポー トの印刷代の領収証  の作成経過 が不 自然かつ不合理である。

したがって,上記県政 レポー トの印刷代の領収証 ,客観 的裏付 けを欠 く架空の ものである。

 

政務活動費の対象とならない

政務活動費等に よる支出に係 る証拠書類等が虚偽であるな ,現実 の支 出を伴 わな架空の領収証 を添 えて収支報告書が提 出されてい る場合 においては, もそ ,政務活動費等の対象 と位置付 けることはできない。

使途 の透 明性 の確保 とい う趣 旨に著 しく反 ,政務活動費等 としての実体がない金員 の取得 に対 して ,政務活動費等 の形式 を用い ることで,上記 の政務活動費等の制度 が全 く予定 しない金員 の取得 に正 当な理 由を与えることとな りかねない ものである。

,政務活動費等の対象 とな り得 ない ものについて, の形式 を濫用 して,理由な金員 を取得す る違法 な行為 といわ ざるを得 ない ものである。

現実 にない支 出分 に対応す る金員 ,架空の領収証 を添 えるな どして,表見的に,政務活動費等 として取得す ることがで きる理 由はない。

本件各支出分は 当利得 して返還 され るべ きである        

 

政務活動費等の使途 の透明性 の確保 の趣 旨に照らす ,本件各支 出の事実が認 られ ない以上,本件会派 においては交付

を受 けた政務活動費等 を使途基準以外 の使途 に充てて違法 に支 してい とい うべ きであるか ,同支 出相 当分 の金額 である 518 8050 ついて,本件会派 には法律上 の原因のない利得 が生 じてお ,他方 , に伴い県には同額 の損失が発生 してい るもの とい うべ きで ある。

結論

以上の次第で, ,本件会派 に対 ,上記 518 8050 の不当利得返還請求権 を有す るもの と認 られ るか ,控訴 人が本件会派 に対 して, 求権の行使 を怠 る事実は違法 とい うべ きである

朝日新聞7月11日

 

 

中村省司・神奈川県議の政活費、2審も「支出は架空」

産経ニューース

元県議会議長の中村省司県議(72)が「県政レポート」発行に約518万円を支出したとして政務活動費を受け取ったことをめぐり、実際に支出したかが争われた住民訴訟の控訴審判決で、東京高裁は10日、「支出は架空だった」と違法性を認め、1審横浜地裁判決に続き県側に返還請求するよう命じた。

 判決などによると、中村県議は自民党県議団に所属していた平成23~25年の11回、県政レポートを1万5千~3万5千枚印刷したとして印刷会社の領収証を提出したが、印刷会社には納品書や請求書が残されていなかった。中村県議は27年12月に離党した。

 河野清孝裁判長は「多くの人手を使って大量の県政レポートを配布する必要があるが、戸別配布をしたような記録もない」と指摘。領収証は架空で支出の事実はなかったと認定した。

 訴訟は鎌倉市の男性が、返還請求権を行使しないのは違法だとして、黒岩祐治知事を相手に起こし、県側が控訴していた。判決を受け、黒岩知事は「判決内容をよく確認し、対応を検討したい」、佐藤光県議会議長は「政務活動費は県民からの貴重な税金が財源。使命、役割を十分に果たし、県政課題の解決に努めたい」とコメントした

中村省県議の政務活動費 不正受給 2審も認定 神奈川新聞

http://www.kanaloco.jp/article/263533

 

 

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6 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-07-11 08:57:42
中村県議を頼っていた山本ともひろや森は哀れ
Unknown (Unknown)
2017-07-11 12:04:07
頑張れ中村省司。辞めたらダメだ。最後まで県議の椅子にしがみついて、我々を楽しませてくれ。
Unknown (Unknown)
2017-07-11 12:22:04
高笑い、浅尾議員。
Unknown (Unknown)
2017-07-11 19:16:05
とことん相手を追い詰め、屠らなければ気が済まないバルカン政治家の行末は?
今まで何人屠ったのか、知っている方は教えて下さい。
もう一人の初当選以来約20年間野党暮らしが続く(今仮与党)バルカン政治家の行末も気になるが次回当選して野党暮らしになってしまう恐れもあると思うと
〇えない。この方は同志までも屠。衆議員神奈川県第4区が欧州バルカン半島の政治状況になったと揶揄されてしまった。
Unknown (Unknown)
2017-07-23 22:12:29
統一教会と山本ともひろ
山本朋広 朋和会には統一教会が大量動員
韓国にも通う山本ともひろ

http://dailycult.blogspot.jp/2017/06/blog-post_28.html?m=1
Unknown (Unknown)
2017-07-24 21:23:03
歴史を学ばない愚か者の為、船帆の向きは変わってしまった。似て非なるものであるがコスタリカ共和国でないので、両船共、洗礼が遅くなればなるほど、近づき衝突して沈没して消えて仕舞うでしょう、早ければ今年12月までか?、遅くても2018年12月までには間違いありません! 一つ船は兵糧が底尽いているので友船から兵糧を譲り受けている。
一方、後から衝突を見守るもう一つの船は東京風が吹き間隙を抜けて港に無事に着くでしょう。

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