ピットブルのハヤコ

ハヤコとかあさん

記憶

2018-02-19 | かあさん

既に知られているとおりだと思うが、島根県と鳥取県の県境にある橋、いつしかCMで一躍知られることとなった、通称「ベタ踏み坂」。

正式名称「江島大橋」。

週末、久しぶりにとうさんとハヤコと旅に出た。

前にも書いたことがあるが、私は山陰が好きだ、穏やかな空気が、とても好きだ。

だから、旅先は山陰、出雲から米子を、島根半島に沿って車を走らせた。

 

山とか海とか川とか、自然メインに出かけない場合の旅は、ほとんどといっていいほど、移動時間と人間しか入れない施設での時間となる、一緒に連れているハヤコにとっては、待ってばかりである。

仕方ない面はあるのだが、まあ、旅にハヤコを連れているのだ、少しは一緒に歩こうではないかと、思う訳である。

で、「ベタ踏み坂」。

「江島大橋」を、歩いて往復、約4キロほど、一時間ちょっとの散歩。

ハヤコは、往路もそんなに楽しそうでなかった、その理由を考えるに、私ととうさんは意見が一致する。

「ひたすら歩くだけ」という、一方向だけで面白くないのだ、この先に誰かがいそうでもないし、何かがありそうでもないし、どこまで続くかわからないし、「この先に楽しそうなことがないから行きたくない」という訳だと。

 

それに気づきはしたが、まあ、それはそれ、「ハヤ、行くよ。」と声をかけ進む。

橋を渡り切ったら、復路。

まーた、橋を歩く。

復路は、かあさんと。

先の大根島を目にしながら、通称「ベタ踏み坂」を歩いた。

 

旅先、普段知らないところを、ただハヤコと歩くだけ、それだけが、結構、記憶の破片になると、思う。

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えらい目

2018-02-14 | かあさん

ハヤコは、とうさんと散歩に行くのが好きだが、たまに、えらい目にあうことがある。

「えらい目」というのは、どこでも通じる言葉なのかよくわからぬが、「酷い目」といったところだ。

 

今日はとうさんはお休み、夕方、いつもならハヤコと一緒に私の職場まで歩いて迎えにきてくれるところを、私が寄り道する場所があるから迎えにこなくていいと伝えていた。

 

私が寄り道を終えて帰宅すると、とうさんとハヤコは散歩に出かけていなかった。

それから、なかなか帰ってこない。いつものご飯の時間は過ぎているのに、帰ってこない。

ご飯が食べれないじゃないかと思っていたところが、時間が経つにつれて、心配になってくる、何かあったのか?

心配していると、やっと帰ってきた。

とうさんは帰ってきたよと手を挙げる、ハヤコは、心配する私の声は聞こえているのか聞こえていないのか、なんか変な顔をしていた。

犬に眉毛があるのかよくわからぬが、人間に例えると、眉尻が下がって困ったような表情を見せる。

 

とうさんに事情を聞く。

それによると、長い散歩コースに出かけたのだと、そして、その途中、私が寄り道する場所へ更にコースを延ばしたのだと、ハヤコには「かあさんいるかもね」と言ったそう。

しかし、そこには私はいなかった、そして、いつも寄るスーパーにも寄ったがいなかったと。

結局、たくさん歩いて家に帰ってきたと。

 

どーりで。

ハヤコが、安堵の表情と不服の態度を取ったはずだ。

 

「かあさんがいた」と、「かあさんなんでおうちにいるん?」といったとこか。

 

ハヤコは、今日はとうさんに、えらい目にあわされたんだ。

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伏せ

2018-02-11 | かあさん

ハヤコには、あんまり「伏せ」を教えていない。

そのせいで、7歳を過ぎている今、オヤツをねだるとき「伏せ」を命じると、ハヤコは困惑しながら仕方なくオヤツをもらえるアイテムとして認識して伏せてみせる。

 

私がナゼ、今になって「伏せ」をハヤコに言うのか。

ただ、ハヤコがマトモに「伏せ」を知らないからだ。ハヤコに教えていなかった私の罪だ。

 

だから、「伏せ」を3回繰り返すと、ハヤコは大きな鼻息を漏らす。

不満が鼻息となって私に伝わるのだ。

 

それは、私が「命じている」からだと、私自身も感じている、ハヤコもだろう。

だから、鼻息が漏れてからは、しつこく命じない、私が嫌われる。

 

ハヤコは、「伏せ」に意味を見出していない。

 

だのに、なぜ、私はハヤコに今になって「伏せ」を命じる?

きまぐれといえばそうかもしれない、ハヤコが「伏せ」をできるかと。

 

だが、結構、これは遊び半分ではできない、ハヤコに嫌われるリスクがある。

私がそんな中途半端な気持ちの命令は、やるべきでないと、ハヤコの鼻息で恐々とされる。

 

命令は、いかんね、ハヤコとの関係に、命令は、向いていないんよ、そう、ハヤコが小さいときから漠然と感じていたことは、やっぱり、歳重ねてから、顕著に現れるね。

 

私には、それが、ハヤコの芯のある従順さが、とても愛おしいんだ。

 

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駄々

2018-02-05 | かあさん

ハヤコが酷かったんだ。

私がシゴトから車を運転して帰るのをいつものように待っていてくれていたんだ、ハヤコが時間になったらばあちゃんの部屋の窓際から凝視している坂下から、私はハヤコの姿を見る。

私の車を見つけた瞬間、体を持ち上げ、ばあちゃんに伝えたのだろう、ばあちゃんも一緒になって坂下を眺めている。

私が帰ってきたことは、ハヤコもばあちゃんも分かっている。

 

だのにっ、我が家の駐車場から家の玄関まで約50mの坂道を上っているあいだに、どうしてそうなるのかわからないことをばあちゃんとハヤコはやっていた。

 

ばあちゃん、ハヤコに「はあちゃんかあさん帰ってきたねー、はあちゃんご飯食べる?」って、ごはんを器に入れたらしい。

ハヤコは私が帰ってくることを知っているはずなのだが、坂を上っている間にごはんを食べていた、私が玄関をくぐるまではたった50mだ、ハヤコが急いでも食べ終えれる距離ではない、なんとなんと、玄関に迎えに出てくれなかったのだっ。

 

えええええええええ??さっき帰ってきたの喜んでたじゃん!!ええええええええええ??ごはん???ええええええええ???

 

私は、ハヤコに駄々を捏ねた。

なんで迎えに出てくれないのかと。

困った飼い主だ。

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復旧

2018-02-04 | かあさん

壊れたリアガラスの修理完了。

8万7千3百円也。

ピカピカすぎて、いつもの眼下の町と空がまぶしく映り込むぜ。

何もなかったかのように貼ってあるステッカーは2代目だ。

初代は、ハヤ号を購入して少しして貼り付けた、ハヤコが1歳ちょっとの時、それから6年ほど経ち劣化が現れていたものだから、数週間前に貼り換えようと2代目を買っていた。

まるで、ガラスが破損するから準備していたように。

 

ところで、ステッカー、初代そして2代目と書くだけあって、デザインは全く一緒。

誰がそうしたかって、私ととうさん。

ステッカーは注文して作ってもらうのだけど、基本の型を選んだあとに名前を入れることができる、6年前に若干失敗と思ったのはカタカタでの「ハヤコ」部分。「ハヤコ」だけがゴシック体となって、なんかアンバランスな強調のように感じていた。

若干失敗と思ったのだが、6年もその「ハヤコ」を背負って走ってたら、それはそれで愛着があって、変えることができなかった。

「これでいっか」って。

 

さ、ハヤ号、復旧完了。

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罪と罰

2018-01-29 | かあさん

週末、ハヤコを家に置いて、出かけなければいけない用事があった。

ハヤコには、言い聞かせてある、私は夜帰らない。

ハヤコには、一晩、頑張って、一犬で寝てもらおう、「かあさん帰れんけん、はあちゃんさ、ひとりで寝て、がんばって、たのむよ、かあさん帰ってこんけん。」

私が出かける時のハヤコ、クソおもしろくない顔して、玄関に座る。

「ごめんね、行ってくるよー、たのむねー。」私はハヤコに繰り返し言いながら、手を振り出かけた。

 

はて、これは、どうやら「罪」だったようだ。

 

このあと、「罰」が待っていた。

出かけた先の駐車場で、我が家のハヤ号、スズキエブリーワゴンの後ろのガラスが砕け落ちた。

大損害。

動揺した。

 

これは、ハヤコを置いて出かけた、一晩ハヤコを一犬にする、罰だ、きっと、そうだ。

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埋もれる雪

2018-01-16 | かあさん

先週は全国的に大雪に警戒するよう天気予報が言っていた。

沿岸部に住んでいる我が家が、ハヤコと雪遊びのためにわざわざ雪を目指して山へ向かうようになって数年。

少しばかりは賢くなっているつもりだ。

「大雪警報」の時は向かってはいけない、危険。

「大雪警報」とか積雪の直後は除雪がまだされていないので、ちょっとリスクあり。

「大雪警報」とか新たな積雪から2日くらいたった頃が、主要な道は除雪も入って沿岸部に暮らす私たちでも車の走行になんとかなる。

 

そんなわけで、週末、そのちょうどいい、「大雪警報」から2日ほど経ったあとだ、今シーズン初の、雪遊びへ、れっつごー。

いつもの山の中の公園では、埋もれるほどの積雪で、私ととうさんはスノーシューを履かないと進めない。

ハヤコは、もちろんスノーシューなど履くわけもなく生身のまま雪に埋もれる、そんなものだから、とうさんが通って少し歩きやすくなった後をたどって進む、えらいもんだ、よくわかっている。

雪の中を歩いて散歩しようとしていた私たちだが、この日は約100mで、ギブアップ、みんなで埋もれた。

 

高速道路を2時間ほど走り、雪遊びに来たのだ、山の公園を下りて、少し、積雪の少ない公園へ向かう。

そこは、たしかに積雪は少なくなってはいたが、やっぱりほどほどに埋まってしまった。

それにしても、雪って、綺麗だなぁと、思ってしまう。

冷たいからちょっとの間だけど、雪に寝転んでグレイがかった空眺めると、溜めてるつもりのない澱のようなものが、体の中で動くのが分かる。

 

雪って冷たいんだけどね、埋もれると大変だし、歩くのに体力奪われるし、だけど、綺麗だなぁと、やっぱり思ってしまう。

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家族旅行

2018-01-09 | かあさん

正月休み、家族が集い、船に乗って四国に渡った。

愛媛県松山市、道後温泉へと。

 

道後温泉へは、ばあちゃんがちょっと狂う前に遊びに行くことを計画していたジジババと私の姉たち。

その計画には私は乗っからない予定だった、ジジババたちとは別行動の正月のつもりだった、しかし、ばあちゃんが狂っちゃったものだから、「こりゃ、家族で揃って旅行に行けるのは最後かもしれない」と思い、乗っかることにした。

 

それにしても。

家族が集って道後を楽しむつもりなのだが、我が家はジジイを筆頭に、皆、自分勝手なものだから、なかなか全員が揃わない、あちこちバラバラと違う方向へと向かう。

それでも、松山城、ハヤコととうさんと一緒に登ったのは。

図々しい犬、姉の家の、アミである。

 

さて、道後温泉、調べると、小型犬ならOKの宿はあるが、ハヤコサイズは宿がない。

そのため、私ととうさんとハヤコは、道後温泉からは少し離れた南道後にあるハヤコも泊まれる宿へ、姉からアミを預かり。私たち皆が初めての体験でもあった。

 

ハヤコとアミの仲は、ひどく悪くないが、ひどく良いこともない。

贔屓目に聞こえるかもしれないが、アミの図々しさにハヤコが遠慮するというのか、何かの拍子に唸るのは決まってアミだ。

そんな図々しくたくましいアミも、飼い主である姉がいない宿では、オロオロオロオロしたかというと、そうでもなく、私の横にズンと身を寄せて、さみしさを紛らしていた、ハヤコに遠慮するそぶりなぞ、全くない。

遠慮というのか、つまらない思いをしているのは、ハヤコだ。

この日、ハヤコは、どんどんどんどん、拗ねてゆき、大変だった。

家族旅行なのだが、ハヤコにとっては、部外者がいる気持ちになっていたのかもしれない。

 

だけどね、2日の朝にはアミは姉の元へと帰り、その途端にハヤコの機嫌は直る、夜には、皆がハヤコの泊まっている宿に泊まることになっていて、それこそ皆が一部屋に集まってワイワイ遊んでいたら、ハヤコ、とても楽しそうだった。

そして、アミも、うれしい気持ちになったのだろう、興奮して跳ね飛んでたよ。

家族旅行、皆それぞれ自分勝手だけど、一緒に行けれてよかったよ、それだけは、思うわ。

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新しい年も

2018-01-01 | かあさん

ハヤコの笑顔を、まだまだ見ていたい、そう、心の片隅でどこか切なく思う、年を重ねるハヤコ、私も歳を重ねるが、老いる時間の距離が違う、私を追い越し始めているハヤコ、きっと、ハヤコはもっと加速して、私をすっかり置いていく。

 

だけど、ただただ、今年も、ハヤコと、一緒に暮らしたい、できるだけ、一緒にいたい、もう、病的なほど、新しい年も、ハヤコと、時間を、楽しもう!!

 

HAPPY NEW YEAR HAPPY NEW YEAR HAPPY NEW YEAR

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私とハヤコ

2017-12-31 | かあさん

すこし、私の感情。

 

ハヤコは、私のことが、好きだ、なぜかは、私はわからない、私は、ハヤコになんでかあさんのことがそんなに好きなのか、どこでそう決めたのか、教えてもらいたい。

それが分かったら、私は、「ああ、そうなの?」と、笑ってばかりなのに。

そう、ずっと思っているほど、ハヤコは、小さいときから、私のことが「いちばん」だ。

 

私が笑えばハヤコも笑う、私が怒ればハヤコは震える、私が沈んでいればハヤコは静かに近くに、私がイラついているときには黙って遠くに、私の隙を見てはオヤツをねだり、私の起床に合わせて起床し、寝るのは先に寝てるけど、もしかしたら、人によってはウザイほど、私を見つめ、ハヤコ自身の成り立ちそのものは私ではないかと、錯覚するほど、ハヤコは私を好きでいてくれる。

きっと、それは、「犬」の性質が大きく働いているところが多いのだとは思うが、その「犬」の性質を存分に浴びせ続けてくれているハヤコは、私の宝犬である。

 

そう、思う、大晦日。

 

 

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