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複製 日本陸軍 作業衣【第一種】 訂正

2016-12-10 06:36:27 | 日本陸軍 軍衣(冬衣)/夏衣/袴/襦袢/作業衣
修士研究の中間発表を何とかクリアしました。緊張が解けたのか、ここ数日はたるみ気味です。
就活中に研究室へ来なかった懲罰(?)として、毎日12時間作業を強いられていましたが緩和されました。
油断しないようにコツコツと続けていくつもりです。

さて、久々の軍装品関係の更新です。特に書くこともないので簡単にまとめます。
複製品の作業衣(第一種)になります。
下士官兵に支給されるもので、昭和5年頃~13年頃に改正されたモデルを再現しています。
軍衣の上から着用する場合や単体で着用する場合もあります。
マニアの間では白色作業衣などとも呼ばれています。今回は上衣のみの紹介です。
映画「指導物語」で主人公が着用している姿が印象的です。




*作業衣の変遷(大正以降)

■大正7年のモデル
まず、以下の仕様書と図は大正7年に制定されたものです。
標題「冬(夏)作業衣袴の制式に関する件」より引用しました。
このころはまだ茶褐色だったのでしょうか。









■昭和5・6年の資料
昭和5年 標題「被服、装具の制式規定の件」より引用しました。
字がつぶれていますが、材料は白綿布と読めます。
制式では胸ポケットは左右二つとありますが、図では片方にしか描かれていません。
この図は昭和6年に訂正されます。





昭和6年 標題「陸軍服制第5条に依る服制並装具の制式中改正の件」陸達第二十六号により引用しました。
制式と同じく、図も胸ポケットが左右になりました。



が、同資料中には改正の理由が以下のように示されています。
この書き方だと、昭和5年「被服、装具の制式規定の件」の制式と図の全てが矛盾しているように感じます(汗)
形状「概ネ」図ノ如シという書き方が気になりますす。




■昭和13年の資料
昭和13年 標題「陸軍服制第5條に依る服制並装具の制式中改正の件」より引用しました。
図を見る限りでは、形状はほぼ昭和5年頃のモデルと同じようにみえます。
同資料中で釦に関する表記を「釦 白角釦」から「釦 白角ノ類」に改めるとあります。




★映画「指導物語」
キネマ写真館に詳しい解説があります。
昭和16年10月に公開されたギリギリ戦前のプロパガンダ映画です。
作業衣(第一種)を着た主人公が機関車を運転する姿がとても印象的です。
鉄道が好きな人も楽しめる作品となっており、蒸気機関車のパワフルさと機能美を堪能できます。
本編もネット上で視聴できますので探してみてください。

http://kinema-shashinkan.jp/cinema/detail/-/1_1049?PHPSESSID=6ddnd96lfc8f1elvdulnbhgsu2



以上で紹介を終わります。
また改めて資料を追加していきたいと思います。
ではでは。


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-12-10 05:02:59
昭和五年「被服、装具ノ制式規定ノ件」の作業衣(第一種)の図は間違いです。胸物入は表に書かれている通り、左右に一つですのでこの時点で両方に付いています。(付図は昭和六年陸達第二十六号で改められています。)
Unknown (ういろう)
2016-12-10 06:39:39
ありがとうございます。
修正しましたので、ご確認よろしくお願いします。

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