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中田製 日本陸軍腕時計

2015-05-24 06:00:40 | 日本陸軍 腕時計
本日ご紹介しますのは中田製 日本陸軍腕時計になります。
結構気に入ったので、予備を含めて二つ持っています。
日本陸軍将兵は基本的に私物という形で作戦行動中の時間を把握するために時計を所持していました。
昭和初期になると海外の安価な製品が市場に出回るようになり、一般兵の給料でも買えるようになります。
この複製品は昭和15年以降に精工舎が製造したモデルを模しているようです。



(1)文字盤
文字盤は大きくハッキリとしています。数字の書体が独特でいいですね。
陸軍軍人所持品をあらわす☆のマークがあります。海軍軍人向けの商品には錨のマークがあります。
秒針が独立したスモールセコンド(スモセコ)が特徴的です。当時の流行でした。
表面に保護テープが張ってあるのですが、まだはがしていません。
文字盤(本体)を保護する防塵ケースを装着すれば野戦的でもっといいですね。



(2)バンド
バンドにも各部特徴的な部分があって面白い構造をしています。
これは支那事変が激化して以降(昭和13年前後~)に市場に出回った量産品を模しているようです。





(3)使用例
昭和12~16年頃に撮影された写真を選んでみました。
マニアの間でよくみられる"汗取りバンド"はあまり用いられていないようにみえます。
やはり太平洋戦争期の南方戦線や、物資不足で粗悪な革バンドが出回って以降の実施でしょうか。



 



こちらは昭和13年に発行された雑誌に写る海軍陸戦隊隊員です。
腕には時計の革バンドを汗から保護するための布が巻かれています。
あくまでも一例ですのでお気を付けください。



まとめ
この時計はすでに色々な所で紹介しつくされていますので、これで終わります。
時計は将兵の必需品ですので、状況に応じて装備したいアイテムです。




オマケ
右がミリタリーウォッチコレクションに付属した陸軍時計のレプリカです。
特徴的な部分を集約したと言ってるのにスモセコが再現されてなくて少しガッカリ。







ではでは。


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