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実物拵(模造刀身) 昭和13年改正 将校准士官刀

2017-02-04 18:59:15 | 日本陸軍 昭和13年改正 将校准士官刀
先日、修士論文を無事に提出しました。
まだやることがあるので明日も研究室に行きます。

本年初となる軍装品関係の更新です。実物拵 昭和13年改正 将校准士官刀です。
3月の九州合宿に向けて、例の「伝説の骨董屋」にて購入しました。
今年の1月からチマチマ集めていた「見習士官たる甲種幹部候補生」も、ようやく様になってきました。
イメージとしては昭和18年初夏といった感じでしょうか。刀緒(尉官)は別で用意する予定です。
刀帯(尉官)は実物ですが、釣革のみ中田製から移植しました。藍色がアクセントになっていい感じです。
中田製の鉤釦(フック)はボテっとしてダサかったので実物に交換しました。
帽は将校略帽の着用例が多いようですが、服制に従い官給品にしておきます。
(昭和18年10月12日 勅令第七百七十四号に従うなら、軍帽と略帽の頤紐及び頤紐釦は将校に同じ)



「座金」はペニヤンJr.に譲ってもらった実物です。星のエッジが以前紹介しました複製品とはシャープさが違います。
曹長襟章及び士官勤務者用臂章は中島君に作ってもらいました。




前置きが長くなりましたが、ここから細部を紹介いたします。

(1)全体
鉄鞘です。残念ながら先端部分に一部凹みがあり、責金が失われています。



(2)刀緒(尉官)、鍔、駐爪
尉官刀緒は実物です。実物の刀緒はすぐに崩壊してしまうので、いずれ複製品に交換します。
鍔にはややグラつきがあるので、今後少しづつ調整していくつもりです。
駐爪の有無は個体差があるようです。個人的にはある方が好きです。







(3)佩鐶
堅牢な仕上がりです。このような細かい部分にも細かな装飾が施されています。
独特の色合と繊細な彫刻は、いわゆる旧式軍刀の煌きとは異なる趣が素晴らしいです。
旧式軍刀が秀吉の目指した「雅(みやび)」であるなら、昭和9年及び13年の新式軍刀は利休の愛した「佗(わび)」でしょうか。



(4)石突
見えない部分も抜かりなく装飾が施されています。







簡潔ですが以上で紹介を終わります。大切に使っていきたいと思います。
なお、昭和19年には見習士官の刀は九五式軍刀(刀帯含む)を用いてよいとなります。
この場合、刀緒は尉官に同じです。
(昭和19年8月26日 標題「陸軍軍人軍属の服制並に服装に関する特例左の通り定む」)


■H29 3月31日追記
ジャストサイズの責金が手に入ったので再生しました。
以下は野戦装備の見習士官の一例です。いずれ鞘覆を調達する予定です。
左側:図嚢、水筒、拳銃一式(二十六年式)、胴締
右側:双眼鏡(九三式)、防毒面携帯袋、手袋




ではでは。


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